パソコンのCPUとメモリーの違い
最終更新日
2024年04月04日
パソコンのCPUとメモリーの違いとは
基礎
パソコンのCPUとメモリーの違いとは、CPUはデータの演算を行うPCパーツ、メモリーはCPUが演算に使用するデータや演算結果のデータを一時的に保存するPCパーツです。CPUを手計算する人間に例えると、メモリーは手書きするために使用する紙です。ちなみに紙に書いた内容は残りますが、メモリーのデータは電力供給がなくなる、すなわちパソコンの電源が切れると消えます。そのため、パソコンではデータを保存するストレージも使用します。ストレージのデータは、パソコンの電源が切れても消えません。
メモリー
メモリーがメインメモリーを指す
上記のメモリーはメインメモリーを指します。CPUとメモリーを比較する話の場合、一般的にメモリーがメインメモリーを指します。メインメモリーとは、CPUが直接データ読み込みや書き込みを高速に行うために使用するPCパーツです。本来のメモリーの意味
本来はメモリーが指す対象が広く、半導体メモリーを使用する記憶媒体を指します。この場合、CPU内部にあるキャッシュメモリーもメモリーに該当します。キャッシュメモリーとは、CPUとメインメモリーの間でデータをやり取りする処理を高速化するためのメモリーです。SSD内部にあるフラッシュメモリーもメモリーです。ちなみにフラッシュメモリーのデータは、パソコンの電源が切れても消えません。このようにパソコンの電源が切れてもデータが消えないメモリーを、不揮発性メモリーと呼びます。逆にパソコンの電源が切れるとデータが消えるメモリーを、揮発性メモリーと呼びます。メインメモリーやキャッシュメモリーが揮発性メモリーに該当します。
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