プロセッサー - スマートフォンの選び方
最終更新日
2023年09月07日
プロセッサーとは
スマートフォンには、高性能モデルから低性能モデルまでありますが、性能の高さを大きく左右するのがプロセッサーです。プロセッサーは、スマートフォンの頭脳的な存在です。
スマートフォンに求める性能の高さは人それぞれですが、高い性能を求めるなら高性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンを選ぶ必要があります。
スマートフォンに高い性能を求めず低い性能で十分であれば、プロセッサーを気にせずにスマートフォンを選んでも問題ありませんが、低性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンは価格が安い傾向があるため、低価格なスマートフォンを選びたい場合は、低性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンに注目して選ぶと良いです。
スマートフォンに求める性能の高さは人それぞれですが、高い性能を求めるなら高性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンを選ぶ必要があります。
スマートフォンに高い性能を求めず低い性能で十分であれば、プロセッサーを気にせずにスマートフォンを選んでも問題ありませんが、低性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンは価格が安い傾向があるため、低価格なスマートフォンを選びたい場合は、低性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンに注目して選ぶと良いです。
プロセッサーの性能の選び方
初めてスマートフォンを買う場合
初めてスマートフォンを買うなら、高性能スマートフォン、すなわち高性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンを選ぶのがおすすめです。特にスマートフォンの用途が明確に決まっておらず、スマートフォンを使いながら用途を見つけていきたいなら、高性能プロセッサー搭載スマートフォンを選んでおけば、あらゆる用途で性能不足に困る事がありませんので安心です。スマートフォンの用途が決まっており、その用途にとってどのくらいの性能があれば十分なのか判断できるなら、中性能プロセッサー、または低性能プロセッサーが搭載されたスマートフォンも選択肢に入れると良いです。
スマートフォンの用途が決まっていても、その用途にとって十分な性能の高さを判断するのが難しいなら、高性能プロセッサー搭載スマートフォンを選ぶのが無難です。
例えば通話やメールのみにスマートフォンを使用する等、用途がシンプルであれば必要な性能を判断するのは簡単ですが、そうでなければ用途が決まっていても必要な性能を判断するのは難しい場合が多く、同じ用途でも使用するアプリケーションの種類等の違いによって必要な性能の高さが異なります。
例えばゲームであればアプリケーションの種類、すなわちゲームタイトルによって必要な性能の高さが異なります。高性能プロセッサー搭載スマートフォンでなければ快適にプレイできないゲームタイトルもあれば、低性能プロセッサー搭載スマートフォンでも快適にプレイできるゲームタイトルもあります。
各用途で使用するアプリケーションを快適に使えるスマートフォンについてインターネットや書籍等で調べれば、このくらいの性能があれば良いと判断できますが、人によって快適と感じる基準は異なるため、結局は実際に自分で使ってみないと正確に判断できません。
また、アプリケーションの使い方や同時に使うアプリケーションの組み合わせによっても、必要な性能の高さが異なる事を考慮すると、必要な性能を見極めようとすると大変なため、高性能プロセッサー搭載スマートフォンを選ぶと決めるのが簡単でおすすめです。
スマートフォンを買い替える場合
今使っているスマートフォンの性能に不満を感じているなら、それよりも性能が高いスマートフォンを選ぶ必要があります。既に性能ではこれ以上ないスマートフォンを使っているなら、技術進歩によって性能が向上したプロセッサーが搭載されたスマートフォンが出てくるまで待つ必要があります。今使っているスマートフォンは自分にとって性能が高すぎるため、それよりも性能が低いスマートフォンを選ぼうと考えている場合、慎重に検討した方が良いです。
性能が落ちれば処理時間が長くなる、すなわち動作が遅くなりますが、あまりにも動作が遅くなると不満に感じてしまう可能性が高いです。
プロセッサーのメーカーの選び方
iPhone
iPhone のメーカー Apple は、基本的に自社開発のプロセッサーを搭載しており、iPhone を選ぶなら Apple のプロセッサーを選ぶ事になります。2016年1月14日時点では、今後も iPhone には Apple のプロセッサーが搭載される可能性が高いですが、Apple 以外のプロセッサーが搭載される可能性もあります。
もし iPhone の新しいモデルで Apple 以外のプロセッサーが搭載されても、新しいモデルで複数のプロセッサーメーカーの中から選べるようにラインナップを展開する可能性は無きに等しいです。
そのため、iPhone の新しいモデルを選ぶなら、プロセッサーのメーカーについては選択肢がありません。
Android
Android に搭載されるプロセッサーのメーカー数は多いですが、2016年1月14日時点では Qualcomm が圧倒的なシェアを獲得しています。そのため、Qualcomm のプロセッサーが圧倒的に優れているように見えるかもしれませんが、他メーカーのプロセッサーも優れており、数年後にはシェアがひっくり返る可能性があります。
つまり、圧倒的なシェアを獲得している Qualcomm ではなく、他メーカーのプロセッサーが搭載されているスマートフォンだと、何かプロセッサーに劣る点があるのかと心配する必要はありません。
各メーカーのプロセッサーを細かく比較すれば、メーカーによって優劣があるのが見えてきますが、プロセッサーは競合している他メーカーとの差別化が難しい状況であり、プロセッサーのメーカーについて気にせずに選んでも問題ないくらいです。
今のところ、日本国内に限らず海外でも Qualcomm のプロセッサー搭載 Android が多いですが、Qualcomm は高性能プロセッサーに強く、性能の高さを重視するなら Qualcomm のプロセッサー搭載 Android を選択の目安にすると良いです。
Samsung のプロセッサー搭載 Android は少ないですが、Samsung も高性能プロセッサーに強く、性能の高さを重視する方におすすめです。
HiSilicon のプロセッサー搭載 Android は少ないですが、HiSilicon も高性能プロセッサーに強く、性能の高さを重視するなら選択肢に入ってきます。
MediaTek は、低性能プロセッサーで価格の安さを武器にシェアを広げてきましたが、高性能プロセッサーにも力を入れ始め、性能が高い必要はなく低価格な Android を選びたい方だけでなく、高性能 Android を選びたい方にもおすすめできます。
パソコン向け CPU で有名な Intel は、スマートフォンでは出遅れており、Intel のプロセッサー搭載 Android は少ないですが、パソコン向け CPU で培ってきた技術を活かしてスマートフォン向けに高性能プロセッサーを出しており、性能の高さを重視する方向けです。
GPU で有名な NVIDIA は、高性能プロセッサーに強く、性能の高さを重視するなら選択肢に入ってきましたが、スマートフォンから撤退しており、新しい Android を選ぶなら選択肢に入りません。
iPhone 搭載プロセッサーの選び方
iPhone のメーカー Apple は、スマートフォンに限らずタブレットやパソコンでも高性能モデルをそろえています。古いモデルには古いプロセッサーが搭載されているため性能が低いですが、新しいモデルを選ぶなら新しい高性能プロセッサーが搭載されています。
そのため、iPhone では新しいモデルを選ぶなら高性能プロセッサーを選ぶ事になります。いずれはパソコンのように、スマートフォン搭載プロセッサーの性能が多くの人にとって不要なほど高くなれば、新しいモデルであっても性能が控えめのプロセッサーが搭載されるようになるかもしれません。
以下は、iPhone に搭載される比較的新しいプロセッサーの一覧です。
2016年1月14日時点では、iPhone 6s Plus と iPhone 6s が新しいモデルであり、これらのモデルを選ぶなら A9 プロセッサーを選ぶ事になります。
iPhone は高性能プロセッサーを搭載してきたため、多少古いモデルでも現役で使える性能を持っており、iPhone 6s Plus、iPhone 6s、iPhone 5s、すなわち A8 プロセッサー、A7 プロセッサーなら十分性能が高いです。
そのため、iPhone では新しいモデルを選ぶなら高性能プロセッサーを選ぶ事になります。いずれはパソコンのように、スマートフォン搭載プロセッサーの性能が多くの人にとって不要なほど高くなれば、新しいモデルであっても性能が控えめのプロセッサーが搭載されるようになるかもしれません。
以下は、iPhone に搭載される比較的新しいプロセッサーの一覧です。
プロセッサー名 | 搭載モデル |
---|---|
A9 | iPhone 6s Plus iPhone 6s |
A8 | iPhone 6 Plus iPhone 6 |
A7 | iPhone 5s |
A6 | iPhone 5 iPhone 5c |
A5 | iPhone 4S |
A4 | iPhone 4 |
2016年1月14日時点では、iPhone 6s Plus と iPhone 6s が新しいモデルであり、これらのモデルを選ぶなら A9 プロセッサーを選ぶ事になります。
iPhone は高性能プロセッサーを搭載してきたため、多少古いモデルでも現役で使える性能を持っており、iPhone 6s Plus、iPhone 6s、iPhone 5s、すなわち A8 プロセッサー、A7 プロセッサーなら十分性能が高いです。
Android 搭載プロセッサーの選び方
Android のメーカー数は多く、新しいモデルであっても高性能プロセッサー搭載モデルもあれば、低性能プロセッサー搭載モデルもあります。
そのため、Android では新しいモデルを選ぶ場合でも、搭載プロセッサーを確認して選ぶ必要があります。Android 本体価格とプロセッサーの性能は比例する傾向があり、低価格な Android には低性能プロセッサーが搭載されている可能性が高いです。
以下は、Android に搭載される比較的新しいプロセッサーの一覧です。プロセッサーのメーカーごとにプロセッサーを並べています。さらにサンプル出荷時期ごとに分け、大まかに性能の高さが分かるように並べています。
サンプル出荷時期とは、プロセッサーメーカーがスマートフォンメーカーに対してプロセッサーのサンプル品を出荷した時期です。スマートフォンメーカーは、プロセッサーのサンプル品の出荷を受けた後、そのプロセッサーが搭載されたスマートフォンの開発を進めて発売します。
サンプル出荷時期からプロセッサーの新しさが分かりますが、プロセッサーの技術進歩は早く、数年も経てば同じコア、同じクロック周波数でも性能差が大きく向上します。(コアとクロック周波数以外の仕様が同じであれば、コア数が多いほど、クロック周波数が高いほど高性能)
サンプル出荷時期の差が1年程度であれば、あまり性能差は出ませんが、差が2年あれば性能差は結構大きいです。さらに差が広がれば、古い高性能プロセッサーよりも新しい低性能プロセッサーの方が性能が高くなりますので、性能の高さを重視するならサンプル出荷時期が古いプロセッサーは選ばない方が良いです。
サンプル出荷時期2014年(一部2015年)
サンプル出荷時期2015年
サンプル出荷時期2014年
サンプル出荷時期2014年
サンプル出荷時期2015年
サンプル出荷時期2014年
サンプル出荷時期2014年(一部2015年)
なぜなら、スマートフォンには発熱を抑えるため、またはバッテリー駆動時間を延ばすために、プロセッサーの動作クロックを落としているモデルがあるからです。プロセッサーの動作クロックを落としていなくても、プロセッサーから発生した熱が逃げにくく温度が上昇し、発熱を抑えて温度を下げるために短時間で動作クロックが落ちてしまうモデルもあります。
プロセッサーは、性能が向上すると発熱量が大きくなりますが、プロセッサーの性能が大きく向上し、発熱問題が大きくなってきましたので、特に発熱による性能低下が発生するモデルが増えてきています。
基本的に同じプロセッサーが搭載されていれば、ほぼ同じ性能を発揮しますが、上記のようなモデルも存在します。プロセッサー本来の性能を発揮できるのか気になる場合は、搭載されているプロセッサーを確認するだけでなく、選ぼうとしているモデルのベンチマークや発熱による性能低下に関する情報がないかインターネットで調べてみると良いです。このような情報が見つからなければ、プロセッサー本来の性能を発揮できるモデルなのか実際に使ってみないとわかりません。
スマートフォンは、本体内部が狭く冷却効果を向上させるのが難しいため、ある程度の発熱による性能低下はやむを得ませんが、もしプロセッサー本来の性能を発揮できないモデルを選びたくないなら、他のモデルを選びなおす事を検討すると良いです。
そのため、Android では新しいモデルを選ぶ場合でも、搭載プロセッサーを確認して選ぶ必要があります。Android 本体価格とプロセッサーの性能は比例する傾向があり、低価格な Android には低性能プロセッサーが搭載されている可能性が高いです。
以下は、Android に搭載される比較的新しいプロセッサーの一覧です。プロセッサーのメーカーごとにプロセッサーを並べています。さらにサンプル出荷時期ごとに分け、大まかに性能の高さが分かるように並べています。
サンプル出荷時期とは、プロセッサーメーカーがスマートフォンメーカーに対してプロセッサーのサンプル品を出荷した時期です。スマートフォンメーカーは、プロセッサーのサンプル品の出荷を受けた後、そのプロセッサーが搭載されたスマートフォンの開発を進めて発売します。
サンプル出荷時期からプロセッサーの新しさが分かりますが、プロセッサーの技術進歩は早く、数年も経てば同じコア、同じクロック周波数でも性能差が大きく向上します。(コアとクロック周波数以外の仕様が同じであれば、コア数が多いほど、クロック周波数が高いほど高性能)
サンプル出荷時期の差が1年程度であれば、あまり性能差は出ませんが、差が2年あれば性能差は結構大きいです。さらに差が広がれば、古い高性能プロセッサーよりも新しい低性能プロセッサーの方が性能が高くなりますので、性能の高さを重視するならサンプル出荷時期が古いプロセッサーは選ばない方が良いです。
Qualcomm
サンプル出荷時期2015年性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Snapdragon 820 MSM8996 |
ハイエンド〜ミドルレンジ | Snapdragon 652 MSM8976 Snapdragon 650 MSM8956 |
サンプル出荷時期2014年(一部2015年)
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Snapdragon 810 MSM8994 Snapdragon 808 MSM8992 |
ハイエンド〜ミドルレンジ | Snapdragon 617 MSM8952 Snapdragon 616 MSM8939 Snapdragon 615 MSM8939 Snapdragon 610 MSM8936 |
ミドルレンジ〜ローエンド | Snapdragon 415 MSM8929 Snapdragon 412 MSM8916 Snapdragon 410 MSM8916 |
ローエンド | Snapdragon 212 MSM8909 Snapdragon 210 MSM8909 Snapdragon 208 MSM8208 |
Samsung
サンプル出荷時期2016年性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Exynos 8 Octa 8890 (Exynos 8890) |
サンプル出荷時期2015年
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Exynos 7 Octa 7420 |
ハイエンド〜ミドルレンジ | Exynos 7 Octa 7580 (Exynos 7580) |
ミドルレンジ | Exynos 3 Quad (Exynos 3475) |
サンプル出荷時期2014年
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Exynos 7 Octa
(Exynos 5433/7410) Exynos 5 Octa (Exynos 5430) Exynos 5 Octa (Exynos 5422) |
ハイエンド〜ミドルレンジ | Exynos 5 Hexa (Exynos 5260) |
ミドルレンジ | Exynos 3 Quad (Exynos 3470) |
HiSilicon
サンプル出荷時期2015年性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Kirin 950 |
ハイエンド〜ミドルレンジ | Kirin 935 Kirin 930 |
ミドルレンジ | Kirin 620 |
サンプル出荷時期2014年
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Kirin 925 Kirin 920 |
ミドルレンジ | Kirin 910T Kirin 910 |
MediaTek
サンプル出荷時期2016年性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Helio X12 MT6795X |
サンプル出荷時期2015年
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Helio X20 MT6797 Helio P10 MT6755 |
ハイエンド〜ミドルレンジ | MT6753 |
ミドルレンジ | MT6735 MT6735M MT6735P |
サンプル出荷時期2014年
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Helio X10 MT6795 |
ハイエンド〜ミドルレンジ | MT6752 MT6752M |
ミドルレンジ | MT6732 MT6732M MT6595 Turbo MT6595 MT6595M MT6591 MT6592M |
ミドルレンジ〜ローエンド | MT6582M |
ローエンド | MT6571 MT6572M |
Intel
サンプル出荷時期2015年性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ローエンド | Atom x3-C3445 Atom x3-C3440 Atom x3-C3405 Atom x3-C3230RK Atom x3-C3130 |
サンプル出荷時期2014年(一部2015年)
性能 | プロセッサー名 |
---|---|
ハイエンド | Atom Z3590 Atom Z3580 |
ミドルレンジ | Atom Z3570 |
ローエンド | Atom Z3560 Atom Z3530 Atom Z3480 Atom Z3460 |
同じプロセッサーなら発揮する性能が同じとは限らない
Android のメーカーは複数存在するため、同じプロセッサーが搭載されたモデルが複数見られますが、同じプロセッサーが搭載されていても同じ性能を発揮するとは限りません。なぜなら、スマートフォンには発熱を抑えるため、またはバッテリー駆動時間を延ばすために、プロセッサーの動作クロックを落としているモデルがあるからです。プロセッサーの動作クロックを落としていなくても、プロセッサーから発生した熱が逃げにくく温度が上昇し、発熱を抑えて温度を下げるために短時間で動作クロックが落ちてしまうモデルもあります。
プロセッサーは、性能が向上すると発熱量が大きくなりますが、プロセッサーの性能が大きく向上し、発熱問題が大きくなってきましたので、特に発熱による性能低下が発生するモデルが増えてきています。
基本的に同じプロセッサーが搭載されていれば、ほぼ同じ性能を発揮しますが、上記のようなモデルも存在します。プロセッサー本来の性能を発揮できるのか気になる場合は、搭載されているプロセッサーを確認するだけでなく、選ぼうとしているモデルのベンチマークや発熱による性能低下に関する情報がないかインターネットで調べてみると良いです。このような情報が見つからなければ、プロセッサー本来の性能を発揮できるモデルなのか実際に使ってみないとわかりません。
スマートフォンは、本体内部が狭く冷却効果を向上させるのが難しいため、ある程度の発熱による性能低下はやむを得ませんが、もしプロセッサー本来の性能を発揮できないモデルを選びたくないなら、他のモデルを選びなおす事を検討すると良いです。