M.2 SSDのデータ転送方式

最終更新日 2024年12月31日

M.2 SSDのデータ転送方式とは

基礎

M.2 SSD のデータ転送方式とは、M.2 SSDのインターフェースの M.2 を使用し、データの送受信を行う決まった方法です。データテンソウホウシキと読みます。

M.2 SSDのデータ転送方式の規格

規格の種類

M.2 SSD のデータ転送方式の規格に、Serial ATA、PCI Expressがあります。

Serial ATAからPCI Expressへ移行した理由

昔はM.2 SSDのデータ転送方式がSerial ATAでしたが、今ではPCI Expressへ移行しており主流です。Serial ATAの最大転送速度では、SSDにとって不足するためです。Serial ATAの最大転送速度が、最新リビジョンのSerial ATA 3でも6Gbpsです。これ以上の高速化がありません。M.2 SSDの読み書き速度が向上してきましたが、Serial ATAのままでは最大転送速度が足りず、読み書き速度が頭打ちとなり伸びなくなりました。

PCI Expressの最大転送速度がリビジョンやレーン数によって異なりますが、例えば、PCIe Gen 2 x2なら10Gbpsです。PCIe Gen 3 x2なら16Gbpsです。M.2 SSDがPCI Expressへ移行することで、最大転送速度が不足する問題が解消し、さらなる読み書き速度の向上が続いています。

マザーボードのM.2スロットはSATAとPCIe両対応の場合もある

M.2 SSDはSerial ATA、PCI Express、どちらか一方に対応です。マザーボードのM.2スロットは、Serial ATA、PCI Express、どちらか一方に対応する他に、両方に対応の場合もあります。両方に対応の場合、接続したM.2 SSDが対応するデータ転送方式を自動認識し、適切なデータ転送方式に自動で切り替えます。

出典

PCIeネイティブ接続のSSDが登場(4ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2014/09/01公開記事)


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