PCIe SSDとSATA SSDの違い

最終更新日 2025年01月16日

基礎

PCIe SSDと SATA SSD の違いとは、 読み書き速度 です。PCIe SSDの読み書き速度がSATA SSDより速いです。どちらも読み書き速度が製品によって異なりますが、PCIe SSDの方が遅いことはまずありません。

PCIe SSDの方が速い理由

SSDのインターフェースの転送速度が速いほど、読み書き速度が速い傾向があります。PCIe SSDとSATA SSD、両者のインターフェースの転送速度に大きな差がありますが、読み書き速度にも大きな差があります。

PCIe SSDのインターフェースの規格がPCIeですが、リビジョンとレーン数によって転送速度が異なります。PCIe 3.0 x4が主流であり、転送速度が最大32Gbpsです(2017/11/07時点)。

SATA SSDのインターフェースの規格がSATAですが、リビジョンによって転送速度が異なります。SATA 3が主流であり、転送速度が最大6Gbpsです(2017/11/07時点)。

SATA SSDでも十分速い

PCIe SSDの読み書き速度がSATA SSDより速く、大きな差がありますが、SATA SSDでも十分速いです。恐らくほとんどのユーザーがSATA SSDの読み書き速度でも十分と判断すると思います。

PCIe SSDのオーバーヘッド、レイテンシーがSATA SSDより低い

PCIe SSDは、SATA SSDと違ってSATAホストコントローラーを介さずにCPUと直接接続するため、SATA SSDと比べてオーバーヘッドが減り、レイテンシーが減るメリットがあります。これもPCIe SSDの性能がSATA SSDより高い要因です。

・PCIeネイティブ接続のSSDが登場（3ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2014/09/01公開記事)
・同じSSDでも速さはこんなに違う！2018年のPCストレージを理解（3ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2017/11/07公開記事)

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