USB Type-AとUSB Type-BとUSB Type-Cの違い

最終更新日 2025年05月26日

USB Type-AとUSB Type-BとUSB Type-Cの違いとは

基礎

USB Type-AとUSB Type-BとUSB Type-Cの違いとは、搭載されるUSB機器の種類、サイズ、機能、以上が主な違いです。

搭載されるUSB機器の種類の違い

USB Type-Aはパソコン等のホストに搭載されます。USB Type-Bは周辺機器等のデバイスに搭載されます。USB Type-Cはホストにもデバイスにも搭載されます。

スマートフォンのようにホストにもデバイスにもなれるUSB機器が存在します。このUSB機器が搭載するコネクターは、USB Type-C登場前はUSB Type-Bを小型化したUSB Micro-B搭載が多く、USB Type-C登場後はUSB Type-C搭載が多いです。

サイズの違い

各コネクターのサイズを比較すると、USB Type-Aは大きい、USB Type-Bは大きい、USB Type-Cは小さいです。USB Type-Aを小型化したUSB Mini-AやUSB Micro-A、USB Type-Bを小型化したUSB Mini-BやUSB Micro-Bがあります。しかし、USB Type-Cと比べて対応できる機能が少ないため、これらに代わってUSB Type-Cの普及が進んでいます。

機能

USB Type-Cは、Alternate ModeやUSB PDに対応できます。USB Type-AとUSB Type-Bは、これらの機能に対応できません。Alternate Modeとは、USB Type-CでUSB以外の信号を流す機能です。例えば、USB Type-CでDisplayPortやThunderboltの信号を流せます。USB PDとは、USB Type-Cで大電力を供給する機能です。

特徴の一覧

下表は、USB Type-AとUSB Type-BとUSB Type-C、それぞれの特徴です。

コネクター 特徴
USB Type-A ・パソコン等のホストが搭載
・正式名称がUSB Standard A
・小型化したUSB Mini-A、さらに小型化したUSB Micro-Aがある
USB Type-B ・周辺機器等のデバイスが搭載
・正式名称がUSB Standard-B
・小型化したUSB Mini-B、さらに小型化したUSB Micro-Bがある
USB Type-C ・ホストとデバイスが搭載
・小型化済み
・Alternate ModeやUSB PDに対応可能

コラム

USB Type-C登場後、USB Type-AやUSB Type-Bという呼称が登場

USB Standard AやUSB Standard Bが登場後しばらくは、USB Type-AやUSB Type-Bと呼ぶ場合がありませんでした。USB Type-Cが登場してから、USB Type-AやUSB Type-Bと呼ぶ場合が出てきました。

出典

多機能USB Type-Cは便利だけどややこしい、インタフェース規格最新事情 | 日経クロステック(xTECH)(2022/01/11公開記事)


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