SSDは空き容量が少なくなると速度が遅くなる?

最終更新日 2023年09月07日

SSDは空き容量が少なくなると速度が遅くなるのか

SSDの性能低下とTrimの効き具合を大検証! | SSDパーフェクトガイド | DOS/V POWER REPORT には、以下のとおり書かれています。(この記事は2010年5月号の記事)
空き容量が少なくなると必然的に消去を伴なった書き込みが増加する。消去を伴なう書き込みは、よぶんな書き込みを招く可能性が高くなり、記録速度の低下を引き起こすというわけだ。
同記事のさらなる解説によると、Trimと呼ぶ機能を利用すると速度低下が抑制されると期待できるそうです。

SSDの基本を理解して性能の違いや製品の傾向を見きわめる | SSDに次の波がやってきた!! | DOS/V POWER REPORT には、以下のとおり書かれています。(この記事は2010年11月号の記事)
 SSDは、長期間使用して空き領域が少なくなると速度低下することが知られている。空き領域にそのままデータを記録するより、過去にデータが存在し不要になった領域を物理消去してから記録するほうが時間がかかるからだ。
「過去にデータが存在し不要になった領域を〜」と書かれていますので、「長期間使用して」とはデータの書き込みや削除を繰り返し、総データ書き込み量が大きくなっていることを意味すると考えられます。

SSDを長期間使用しても総データ書き込み量が小さいと、空き容量が少なくなってもあまり速度低下しないと考えられます。

同記事のさらなる解説によると、Trimと呼ぶ機能により速度低下の問題を解決できるそうです。

(2)空き領域が少ないと遅い!? SSDの仕組み(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2014/08/04)
アプリケーションをインストールしたりデータを保存したりして空き容量が減ると、未使用ページが減少するだけでなく、「未使用ではないが無効」のページを集めて未使用ページにする消去の処理の発生頻度も上がる。つまり、読み書き速度が低下しやすくなる。
なぜ速度が低下しやすくなるのか、同記事ではその理由がわかりやすいように詳しく解説していますので参考にしてみると良いです。

同記事のさらなる解説によると、SSDの速度低下を抑える機能にガーベジコレクションという機能やTrimという機能があるそうです。


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