M.2 SSDのKey B,Key M,Key B+Mの意味とは?

最終更新日 2019年05月20日

M.2 SSD の Key B,Key M,Key B+M の意味とは何か

M.2 SSD の仕様や商品情報等を見ると、Key B,Key M,Key B+M という表記が見られます。これらは何を意味しているのでしょうか?

M 2 SSD - よくある質問 | Kingston によると、M.2 SSD に見られる Key B,Key M,Key B+M は Key ID を示すそうです。

インターフェース規格の M.2 には Key ID が複数定義されており、各 Key ID ではピンの位置、対応しているインターフェースが異なります。

Key ID には A から M まであり、M.2 SSD では B と M が利用されますが、同記事によると Key B と Key M のピンの位置、対応インターフェースは以下のとおりです。

Key ID ピンの位置 インターフェース
Key B 12-19 PCIe x2/SATA/USB 2.0/USB 3.0/HSIC/SSIC/Audio/UIM/12C
Key M 59-66 PCIe x4/SATA

インターフェースにはよく知られた PCIe、SATA、USB 等がありますが、とりあえず M.2 は端子形状等の物理的な仕様について策定したインターフェース規格、Key ID が対応しているインターフェースはデータ転送するための信号に関わる仕様について策定したインターフェース規格とでも思っておけば良いと思います。(正確ではありません)

M.2 SSD では PCIe か SATA どちらかを利用します。PCIe の x2 や x4 はレーン数であり、レーン数が大きいほどデータ転送速度が速いです。

M.2 SSD が Key B であれば、PCIe x2 か SATA どちらかに対応可能であることがわかります。M.2 SSD が Key M であれば、PCIe x4 か SATA どちらかに対応可能であることがわかります。

M.2 SSD が Key B+M であれば、PCIe x2 か SATA どちらかに対応可能であることがわかります。PCIe x4 か SATA どちらかに対応できそうですが、Key B+M だとレーン数は最大2までなので、すなわち PCIe x4 に対応できません。

M.2 SSD が PCIe に対応する場合、レーン数は最大レーン数まで対応するとは限りません。M.2 SSD が Key M であり、PCIe に対応しているとしても PCIe x4 とは限らない、すなわち対応レーン数は4とは限りません。

ピンの位置についてですが、同記事に掲載されている以下の画像を見てみます。

Key B,Key M,Key B+M
Key B,Key M,Key B+M

マザーボードにある M.2 スロットの図と、Key B と Key M それぞれのピンの位置を見ると、右上から左下にかけて1から76まで各ピンに番号が付けられていることが推測できます。

Key B では右上のピンから見てピンがない黒い部分まで1から12までのピンがあり、黒い部分を過ぎたら19から75までピンがあると思われます。

Key M では右上のピンから見てピンがない黒い部分まで1から59までのピンがあり、黒い部分を過ぎたら66から75までピンがあると思われます。

M.2 SSD のコネクターの図を見るとピンがない位置が一致しており、M.2 スロットの Key と一致しないと挿入できないことがわかります。M.2 SSD が Key B+M だと、どちらに対しても挿入できることがわかります。

以上をまとめると以下のとおりです。

M.SSDのKey ID Key B Key M Key B+M
挿入可能な
M.2スロット
Key BのM.2スロット Key MのM.2スロット Key BのM.2スロット
Key MのM.2スロット
対応可能
インターフェース
PCIe x2またはSATA PCIe x4またはSATA PCIe x2またはSATA

・M.2 SSD の Key B,Key M,Key B+M は M.2 の Key ID を示し、Key ID からピンの位置や対応可能インターフェースがわかる
・M.2 スロットの Key ID と一致していれば M.2 SSD を挿入可能だが、Key B+M なら Key B の M.2スロットと Key M の M.2スロットどちらに対しても挿入可能
・Key ID によって対応可能なインターフェース(SATA,PCIe x2,PCIe x4)が異なるが、実際に M.2 SSD が対応しているインターフェースは仕様等を見て確認する必要がある


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