SSDの余寿命

最終更新日 2023年09月07日

基礎

SSDの余寿命とは、SSDの総書き込み量に達するまでの残りの書き込み量です。ヨジュミョウと読みます。

総書き込み量とは、JEDECが策定したSSDの規格に従って評価されたSSDの耐久性です。大雑把に言うと、SSDが寿命を迎えるまで書き込めるデータ量です。総書き込み量までデータを書き込んでも寿命で故障するわけではありません。寿命に達すると、一定の故障率未満等の条件を満たせなくなる可能性が出てきます。

余寿命は総書き込み量の割合とし、単位に%(パーセント)を使用します。例えば総書き込み量が100TBとします。使用開始から70TB書き込みしたら、総書き込み量に達するまで残り30TBになり、余寿命が30TB÷100TB×100＝30%です。

SSDの余寿命は専用ユーティリティーソフトで確認可能

SSDの余寿命は、SSDのメーカーが配布している専用ユーティリティーソフトを使用すると確認できます。ただし、メーカーによっては配布していません。メーカーによっては配布していても余寿命の表示には非対応の場合があります。

専用ユーティリティーソフトではないソフトウェアでも確認できる場合があります。例えばCrystalDiskInfoです。ただし、モデルによっては余寿命の表示には非対応の場合があります。余寿命の表示に対応していてもモデルによっては間違っている場合があります。専用ユーティリティーソフトで余寿命を確認できるなら、専用ユーティリティーソフトを使用するとよいです。

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