ファイルシステムのジャーナリング

最終更新日 2023年10月08日

ファイルシステムのジャーナリングとは

基礎

ファイルシステムのジャーナリングとは、ファイル処理中に障害が発生しても短時間で復旧できるようにログを残す機能です。

例えば、ファイルを書き換えている途中で停電が発生し障害が発生したとします。こうなるとファイルのデータを失う場合があります。ファイル、ファイルシステムの管理情報、両者の整合性を失う場合もあります。

ジャーナリングでは、ファイル処理を始める前に、ファイル処理の内容をログとして残します。もしファイル処理中に障害が発生しても、正常に終了したファイル処理、正常に終了していないファイル処理がログからわかります。そのため、ファイル、ファイルシステムの管理情報、両者の整合性を失っているところを探す必要がなく、すぐに復旧を開始できます。

ジャーナリングがない場合、ファイル、ファイルシステムの管理情報、両者の整合性を失っているところをストレージ全体から探す必要があるため、すぐに復旧を開始できず時間がかかります。また、ファイルを失う可能性が高いです。

出典
ジャーナリング | 日経クロステック(xTECH)(2006/10/16公開記事)


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