USBメモリーをNTFSフォーマットすると安全な取り外しが必要?

最終更新日 2019年10月11日

USB メモリーを NTFS フォーマットすると遅延書き込みが行われるので安全な取り外しが必要なのか

USBフラッシュドライブ、またはメモリーカードへ4GB以上のファイルを転送する には、USB メモリーやメモリーカードについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
- NTFSへデバイスをフォーマットされた場合、デバイスを取り外される際は「ハードウェアの安全な取り外し」と行う必要がございます。
ここでは USB メモリーについて言いますが、USB メモリーを NTFS でフォーマットすると、パソコンから USB メモリーを取り外す際は Windows 通知領域にて安全な取り外しを利用する必要があるようです。なぜ必要なのか、その理由は書かれておらず不明です。

NTFSでフォーマットする方法 - エレコム には、以下のとおり書かれています。(この記事の更新年月日は2019年4月3日)
Windows7/Vista/XPでは、USBメモリをNTFSでフォーマットすることができます。
ただし、遅延書き込みが行われるため、必ず「安全な取り外し」を行う必要があるなど、
いくつかの制限があります。
USB メモリーを NTFS でフォーマットすると、遅延書き込みが行われるので安全な取り外しが必要となるようです。

USBメモリやUSB HDDを安心して取り外す - ITmedia エンタープライズ には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2007年10月3日)
 一般的には、「速度向上のためにデータをキャッシュして遅延書き込みを行うので、安全な取り外しが必要」だと言われることが多い。しかしWindows XP/Vistaでは、USBメモリや外付けHDDのデフォルトポリシーが「クイック削除のために最適化する」になっている。これはディスクとWindowsの書き込みキャッシュを無効にし、「安全な取り外し」アイコンを使わなくても切断できる──という設定だ。
遅延書き込みが行われないように設定されているなら、USB メモリーを NTFS でフォーマットしても安全な取り外しは不要のようです。

USBメモリーを NTFS フォーマットすると NTFS 互換性問題が発生するので安全な取り外しが必要なのか

Windows 8 から NTFS の仕様が新しくなり、高速スタートアップという機能が追加されましたが、これらは USB メモリーを取り外す際に安全な取り外しが必要となるのかどうかに関わってくるようです。

第135話:Windows 8/10がUSBメモリを破壊する噂 - #モリトーク - 窓の杜 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2016年7月5日)
 Windows 8以降ではNTFSの仕様が強化され、Windows 7以前でのそれとは互換性がなくなっている。その結果、新仕様のNTFSでフォーマットされたドライブはそのままだとWindows 7上で認識することができず、データを消失したかのように見えてしまう。もちろん、Windows 8/8.1/10にはNTFSの互換性を保つための仕組みが用意され、ほとんどの場合はそれを意識しなくてもよい。

 たとえば、外付けHDDやUSBメモリではデバイスのプロパティで“取り外しポリシー”を規定の“クイック削除”から“高パフォーマンス”へと変更しない限り、NTFSは基本的に旧仕様のまま。仮に外付けHDDの“取り外しポリシー”を変更して新NTFSへ切り替えても、タスクトレイアイコンなどからハードウェアの“安全な取り外し”を選択すれば、アンマウント時にNTFSの情報が旧仕様へと自動で書き換えられる。

 つまり、“取り外しポリシー”を意図的に変更した上で、USBプラグをいきなり抜き取るという、限定された条件で非互換性のトラブルが発生する。そもそも、“高パフォーマンス”設定では“安全な取り外し”が必須とされているので、面倒でも忘れないように心がけたい。
NTFS でフォーマットした USB メモリーを、Windows 8 以降の Windows が搭載されているパソコンと Windows 7 以前の Windows が搭載されているパソコンで共用するなら、安全な取り外しが必要となるようです。

ただし、USB メモリーの取り外しポリシーをクイック削除に設定しておくなら、安全な取り外しは不要のようです。

個人的に補足しますが、高速スタートアップ有効時に完全なシャットダウンではなく簡易なシャットダウンをすると、NTFS は旧仕様に戻らず新仕様のままとなります。

取り外しポリシーが高パフォーマンスである USB メモリーを簡易なシャットダウン後に取り外し、Windows 7 以前の Windows が搭載されているパソコンに接続すると、非互換性のトラブルが発生することがあります。

さらに個人的に補足しますが、USB メモリーを高パフォーマンスに設定すると NTFS は新仕様となるのか旧仕様のままとなるのかどうかは製品によって異なる可能性があります。

絶対に新仕様にならず旧仕様のままと確認できるなら話は別ですが、とりあえず USB メモリーを高パフォーマンスに設定すると NTFS は新仕様になると考えておくと良いです。

簡易なシャットダウン後に USB メモリーを他のパソコンで使って戻すのは良くないのか

先に紹介した #モリトーク - 窓の杜の記事より、高速スタートアップの注意点について引用し以下に掲載しますが、先の NTFS の互換性とは異なる問題のことです。
 次に“高速スタートアップ”の注意点。同機能が有効な状態でWindows 8/8.1/10マシンをシャットダウンさせると、USB機器の接続を維持した特殊な休止状態に移行する。この状態で外付けHDDやUSBメモリを抜き取り、他のパソコンで使用して戻すことはWindows 7以前の休止と同様に非推奨。データが正常に反映されない危険性もあるため、Windowsを起動した状態での“安全な取り外し”が最善だ。NTFSフォーマットに起因する非互換性の問題よりも身近な症例として覚えておこう。
高速スタートアップが有効時に簡易なシャットダウンをした後に、USB メモリーを取り外し他のパソコンに接続し、元のパソコンに再接続することは良くなく、必須ではないですがパソコン起動中に安全な取り外しを利用する方が良いようです。

個人的に補足しますが、「USB機器の接続を維持した特殊な休止状態」について詳細は不明です。USB メモリーを NTFS でフォーマットしているかどうか、取り外しポリシーはクイック削除なのか高パフォーマンスなのか、これらの条件がトラブルが発生するのかどうかに関わってくるのかも不明です。

「非推奨」とありますので必ずトラブルが発生するわけではなく、トラブルが発生する可能性はあると思いますが、USB メモリーに限らず外付け HDD に対しても引用した内容通りの作業を行っても今のところトラブルの発生を確認したことがありません。

あまり気にする必要がないかもしれませんが、それで何かトラブルが発生しても自己責任でお願いします。


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