Windows のエディションの選び方
最終更新日
2019年10月11日
エディションが多すぎてわかりにくい Windows
Windows は、複数のエディションに分かれています。Windows インストール済みパソコンは、1つのエディションがインストールされた状態で販売されますので、自分に合ったエディションを選ぶ必要があります。
Windows 製品によってエディションの分かれ方は異なりますが、エディションが多すぎてわかりにくいという声が少なくありません。しかし、個人を対象に販売されているパソコンでは、一部のエディションの中から選ぶ事になりますので、約2〜3つのエディションの中から選ぶ事になります。
Windows のエディションは、家庭向けのエディションと企業向けのエディションに分ける事ができます。企業向けのエディションには、ボリュームライセンスで販売されるエディションがありますが、これは Windows を大量に購入する企業向けのエディションです。
そのため、個人を対象に販売されているパソコンでは、家庭向けエディションとボリュームライセンスでは販売されていない企業向けエディションの中から選ぶ事になります。企業向けエディションは、主に法人を対象に販売されているパソコンで見られますが、企業向けエディション特有の機能を必要とする個人もいますので、個人を対象に販売されているパソコンでも見られます。
企業向けエディションには、家庭向けエディションにもある機能に加えて、企業でパソコンを使用するなら必要性が高い機能が追加されています。そのような機能が必要であれば企業向けエディション、不要であれば家庭向けエディションを選ぶ事になります。
Windows 製品によってエディションの分かれ方は異なりますが、エディションが多すぎてわかりにくいという声が少なくありません。しかし、個人を対象に販売されているパソコンでは、一部のエディションの中から選ぶ事になりますので、約2〜3つのエディションの中から選ぶ事になります。
Windows のエディションは、家庭向けのエディションと企業向けのエディションに分ける事ができます。企業向けのエディションには、ボリュームライセンスで販売されるエディションがありますが、これは Windows を大量に購入する企業向けのエディションです。
そのため、個人を対象に販売されているパソコンでは、家庭向けエディションとボリュームライセンスでは販売されていない企業向けエディションの中から選ぶ事になります。企業向けエディションは、主に法人を対象に販売されているパソコンで見られますが、企業向けエディション特有の機能を必要とする個人もいますので、個人を対象に販売されているパソコンでも見られます。
企業向けエディションには、家庭向けエディションにもある機能に加えて、企業でパソコンを使用するなら必要性が高い機能が追加されています。そのような機能が必要であれば企業向けエディション、不要であれば家庭向けエディションを選ぶ事になります。
家庭向け エディション |
・個人を対象に販売されているパソコンでは主流のエディション ・家庭で使用するなら十分な機能がそろっている |
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企業向け エディション |
・法人を対象に販売されているパソコンでは主流のエディション ・企業で使用するなら必要性が高い機能が追加されている |
新しいパソコンに見られる Windows 製品
2015年8月1日時点では、販売されているパソコンにインストールされている Windows には以下の製品が見られます。
Windows 8.1 は、Windows 8 をベースとして改良された Windows 製品であり、Windows 8 を使い続けるメリットは特にないため、Windows 8 は見られなくなっています。そのため、Windows 製品は Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 の中から選ぶ事になります。
エディションを選ぶ前に、どの Windows 製品を選ぶか決めておく必要があります。以下では新しい Windows 製品のエディションの選び方について記載しています。
製品名 | 発売年 |
---|---|
Windows 7 | 2009年 |
Windows 8 | 2012年 |
Windows 8.1 | 2013年 |
Windows 10 | 2015年 |
Windows 8.1 は、Windows 8 をベースとして改良された Windows 製品であり、Windows 8 を使い続けるメリットは特にないため、Windows 8 は見られなくなっています。そのため、Windows 製品は Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 の中から選ぶ事になります。
エディションを選ぶ前に、どの Windows 製品を選ぶか決めておく必要があります。以下では新しい Windows 製品のエディションの選び方について記載しています。
Windows 10 のエディションの選び方
Windows 10 のエディション一覧
以下は、Windows 10 のエディション一覧です。家庭向けエディション | Windows 10 Home Windows 10 Mobile |
---|---|
企業向けエディション | Windows 10 Pro |
企業向けエディション (ボリュームライセンス) |
Windows 10 Enterprise Windows 10 Education(※) Windows 10 Mobile Enterprise |
その他 | Windows 10 IoT Core |
2015年8月1日時点では、Windows 10 Mobile は発売されていません。Windows 10 IoT Core は、昔と違いインターネットに接続されて使われるようになってきた機器(IoT(Internet of Things)と呼ばれる)にインストールされて使われるエディションです。
そのため、Windows 10 では Windows 10 Home と Windows 10 Pro どちらかのエディションを選ぶ事になります。以下は、Windows 10 Home にはなく、Windows 10 Pro にはある機能です。
- ドメイン参加
- ドメイン管理されたネットワークに参加できる
- グループポリシー管理
- ドメイン参加しているパソコンに対し、ドメイン管理者がポリシー(環境設定)を適用できる
- BitLocer、BitLocker To Go
- ストレージ全体を暗号化できる(BitLocer は内蔵ストレージ用機能、BitLocker To Go は外付けストレージ用機能)
- エンタープライズモード Internet Explorer (EMIE)
- 旧 Internet Explorer 向けに設計されたウェブサイトやイントラネットの互換性問題を回避できる
- Assigned Access 8.1
- パソコンを、1つの Windows ストアアプリのみを使うように設定できる
- リモートデスクトップ(ホスト)
- 同じネットワーク、またはインターネットに接続されている別のパソコンから、パソコンに接続できる
- Client Hyper-V
- 仮想マシンを使用して、同じパソコンで複数の OS を同時に実行できる
ドメイン参加、グループポリシー管理
複数のパソコンとサーバーを同じネットワークに設置し、サーバーからパソコンのセキュリティやアクセス許可等を制御する事をドメイン管理と呼びます。ドメイン管理されたネットワークに参加するためにはドメイン参加、ドメイン管理されたパソコンを制御するためにはグループポリシー管理という機能が必要です。家庭で複数のパソコンを使うとしても、たいていのユーザーはドメイン管理する必要はありません。もしドメイン管理したい場合は、Windows 10 Pro を選ぶ必要があります。
BitLocer、BitLocker To Go
BitLocer と BitLocker To Go があれば、パソコンに搭載されている内蔵ストレージや、パソコンに接続した外付けストレージ全体を暗号化できます。情報漏洩対策が不可欠な企業にとって重要な機能ですが、家庭でパソコンを使う場合でもパソコンや外付けストレージを盗難されたり紛失したりしても、情報漏洩するリスクを防ぐ事ができます。情報漏洩したら大問題になるデータを扱うなら、Windows 10 Pro を選び BitLocer や BitLocker To Go を利用すると良いです。
エンタープライズモード Internet Explorer (EMIE)
多くの企業では、古い社内用ウェブアプリケーションやウェブサービスを使い続けており、これらを新しい Internet Explorer で利用すると互換性の問題が発生し、正常に動作しない場合があります。そのような問題を解決できる機能が、エンタープライズモード Internet Explorer (EMIE) ですが、家庭でパソコンを使用するなら必要とならない機能です。Assigned Access 8.1
Assigned Access 8.1 を利用してパソコンを1つの Windows ストアアプリのみを使えるように動作させる事ができます。街中には様々な情報端末がありますが、パソコンを情報端末のように使わせたい場合に必要となる機能であり、家庭でパソコンを使用するなら必要とならない機能です。リモートデスクトップ(ホスト)
リモートデスクトップは、パソコンを遠隔操作するために必要となる機能です。遠隔操作される側のパソコンには、リモートデスクトップのホスト機能を持つ Windows 10 Pro がインストールされている必要があります。遠隔操作する側のパソコンは、Windows 10 Pro に限らず Windows 10 Home でも問題ありません。どちらのエディションにもリモートデスクトップのクライアント機能があるからです。パソコンを遠隔操作する必要がなければリモートデスクトップは不要ですが、例えば外出先のパソコンから自宅のパソコンを遠隔操作するといった使い方をしたい場合は、Windows 10 Pro を選ぶと良いです。
Client Hyper-V
Client Hyper-V は、1台のパソコンで Windows 10 以外に他の Windows 製品や Linux を同時に使うために必要となる機能です。ソフトウェアの開発のために複数の OS 環境が必要となる、または Windows 10 では動作しないが別の OS なら動作するソフトウェアを使うユーザー向けの機能です。1台のパソコンで複数の OS を同時実行させたい場合は、Windows 10 Pro を選ぶ必要があります。キャンペーン情報 |
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