無線LANのアドホックモードではW53とW56を利用不可?

最終更新日 2020年05月25日

無線LANのアドホックモードではW53とW56を利用できないのか

元麻布春男の週刊PCホットライン IEEE 802.11aの標準仕様に準拠した「WER-AMG54/P」を試す - PC Watch には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2005/05/27)
 またW53をサポートするアクセスポイントは、気象レーダーとの干渉を検出し、回避するDFS(Dynamic Frequency Selection)と呼ばれる機能を実装する必要がある。クライアントについてはDFSの実装は求められていないが、それゆえW53を(アクセスポイントを用いない)アドホックモードで利用することはできない。
国際標準へと変更になったIEEE 802.11aの影響(1/2) - @IT には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2005/10/29)
 DFSの装備が求められるのは、無線通信のイニシアティブを持つアクセス・ポイント(親機)のみとなる。W53をサポートするクライアント(子機)は装備する必要がないが、それゆえ子機同士の通信となるアドホック・モードでは、W53を利用することができない。
W53 | 日経クロステック(xTECH) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2005/10/31)
また,W53は,アクセス・ポイントを利用せずに端末同士が直接無線LANで通信する「アドホック・モード」では使えないようになっている。これも,気象レーダーとの干渉を抑えるためである。
第10回:40Mz幅の組み合わせは10パターン | 日経クロステック(xTECH) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2007/09/14)
これらの機構を実装するために,W53とW56で利用する無線LANシステムは,端末同士が直接通信するアドホック・モードでの利用が禁止されており,APが通信を制御するインフラストラクチャー・モードでしか運用できない。
「これらの機構」とは、DFS(dynamic frequency selection)と呼ぶ機能によりレーダーの電波を感知すると空いているチャンネルに移動して通信を行う、TPC(transmitter power control)と呼ぶ機能により電波状況に応じで無線LAN機器の送信電力を下げる、以上の仕組みのことです。

以上いろいろな記事を見てきましたが、無線LANのアドホックモードでは5GHz帯のW53とW56を利用できないようです。W56は2007年1月に追加された規格であり、W56が追加される前はW53を利用できないと言えました。

5GHz帯のW53とW56はレーダーも利用する周波数帯であり、レーダーと電波干渉しないようにDFSやTPCを実装することが必須となっていますが、無線LANのクライアント(子機)では必須になっていないので、クライアント同士の接続となるアドホックモードでは5GHz帯のW53とW56を利用できないようです。


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無線LANのアドホックモード



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