エアコンの冷房をつけっぱなしで寝るとだるい、体調が悪い理由

最終更新日 2023年09月07日

なぜエアコンの冷房をつけっぱなしで寝るとだるくなる、体調が悪くなるのか

暑い日にエアコンの冷房をつけっぱなしで寝ようとすると、暑くてなかなか寝られなかったり暑くて目が覚める可能性が低くなると思います。

エアコンの冷房をつけっぱなしにすることにより快適な環境となっている場所で寝れば、よく寝られることにより体に問題が発生することはなさそうですが、朝に目覚めると体がだるい、体調が悪いと感じる人は少なくないと思います。

エアコンをつけたまま寝ると朝だるい理由 熱帯夜対策を再考する(西多昌規) - 個人 - Yahoo!ニュース によると、エアコンの冷房をつけっぱなしで寝ると翌朝だるくなるメカニズムを実証した研究はありませんが、以下の可能性があると考えられるそうです。
睡眠中は、深部の体温が放熱する傾向にあるため、体温が冷えやすくなる。睡眠中に汗をかいていれば、汗の蒸発によりますます体温が奪われる。起きていればタンスから上着を探すのであろうが、睡眠中は行動も制限されている。薄着のままいやおうなしに冷気に晒され体温が下がってしまうことが、だるさの要因として考えられる。

また夜明け頃は、深部体温はもっとも低下し、皮膚の体表温度は深部からの熱の発散で上昇している。朝の覚醒は、深部体温と体表温度の差が小さいほど、スッキリと起きることができる。朝方にあまりに涼しいと、体表温度が下がってしまい、覚醒度も低下する。これも、だるさの一因である可能性がある。

ほかにも睡眠中に冷気にさらされると、心拍数変動が大きくなるなど、自律神経系の異常が見られるという知見もある。要は、睡眠中、特に目覚める前の明け方に冷えすぎてしまうのが、朝のだるさの原因と考えられる。
熱帯夜の困りごとと解決法|空気の困りごとラボ|ダイキン工業株式会社 でも、同様な考えが掲載されています。
体調が悪くなったり、体のだるさを感じるのは、体が冷えたからだと考えられます。エアコンにより室温が低下しすぎたり、冷たい吹き出し風が寝具で覆われていない、薄着で露出した体にあたったりし、体全体や、体の一部が冷えてしまったのです。
両者の考えによると、体温低下がどのようにだるさや体調不良を引き起こすかは不明ですが、室温の下げすぎと冷気が要因となっている可能性が高いです。

最適な温度設定は人それぞれ違うでしょうが、例えば高めの28度設定にし、冷気が身体に直接当たらないようにするだけではなく、室内の低い位置で寝るなら扇風機やサーキュレーターで冷気が下に集まらないようにすることで、だるさや体調不良がなくなると考えられます。

電気代がもったいないですが、春や秋で使う掛け布団で寝てもちょうどいいくらいまで室温を下げれば、掛け布団により体温低下を抑えられ冷気にさらされにくくなる方法も考えられます。しかし、屋外はもちろん屋内でも別の部屋との温度差が大きくなり、温度差が体調不良を招く恐れがあります。

他に肌の露出が多ければ寝巻きを見直すのも効果が出る可能性があると思います。


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