Windowsの32ビット版と64ビット版の違い、選び方

最終更新日 2018年03月28日

Windows の32ビット版と64ビット版の違い

メインメモリー容量

32ビット版 Windows では、パソコンに 4GB を超える容量のメインメモリーが搭載されていても容量 4GB までしか使えませんが、64ビット版 Windows なら 4GB を超える容量を使えます。

メインメモリーの低価格化と大容量化が進み、OS やソフトウェアのメインメモリー使用量が増えましたが、4GB を超える容量のメインメモリーを使いたいなら、64ビット版 Windows が必要です。

・32ビット版 Windows はメインメモリー容量は4GBまで使える
・64ビット版 Windows は4GBを超えるメインメモリー容量を使える

起動ディスク容量

Windows 等の OS がインストールされている HDD や SSD 等を起動ディスクと呼びます。OS がインストールされていない HDD や SSD 等をデータディスクと呼びます。

32ビット版 Windows ではパソコンに容量 2TB を超える起動ディスクが搭載されていても容量 2TB までしか使えませんが、64ビット版 Windows なら使えます。

データディスクでは、32ビット版 Windows でも64ビット版 Windows でも 2TB を超える容量を使えます。

ただし、起動ディスクで 2TB を超える容量を使えるようになったのは、Windows Vista(Service Pack 1 以降)の64ビット版からです。また、Windows XP の32ビット版では、データディスクでも容量 2TB までしか使えません。

    起動ディスク データディスク
Windows XP 32ビット版 × ×
64ビット版 ×
Windows Vista 32ビット版 ×
64ビット版 ○(※1)(※2)
Windows 7
Windows 8
Windows 8.1
Windows 10
32ビット版 ×
64ビット版 ○(※2)
○:2TB を超える容量を使える、×:容量 2TB まで使える
(※1)Service Pack 1 以降
(※2)UEFI マザーボードが必要、BIOS マザーボードなら容量 2TB まで使える

・32ビット版 Windows は起動ディスク容量は2TBまで使える
・64ビット版 Windows は2TBを超える起動ディスク容量を使える

デバイスドライバ、ソフトウェア

OS 上で動作するデバイスドライバやソフトウェアにも32ビット版と64ビット版があります。32ビット版と64ビット版の両者がそろっているなら、32ビット版 Windows と64ビット版 Windows 両者に対応しています。デバイスドライバやソフトウェアに32ビット版しかなければ32ビット版 Windows のみに対応しており、64ビット版に関しても同様です。

32ビット版 Windows のみ対応しているデバイスドライバは、64ビット版 Windows では動作しません。64ビット版 Windows のみ対応しているデバイスドライバは、32ビット版 Windows では動作しません。

32ビット版 Windows のみ対応しているソフトウェアは、64ビット版 Windows でも動作しますが、一部のソフトウェアは動作しないことがあります。64ビット版 Windows のみ対応しているソフトウェアは、32ビット版 Windows では動作しません。

  32ビット版 Windows 64ビット版 Windows
32ビット版
デバイスドライバ
×
64ビット版
デバイスドライバ
×
32ビット版
ソフトウェア
○(※)
64ビット版
ソフトウェア
×
○:動作する、×動作しない
(※)一部のソフトウェアは動作しない

32ビットと64ビット両者に対応しているソフトウェアを64ビット版 Windows で使うなら、基本的にどちらでも動作しますが、64ビット対応の方を64ビット版 Windows 上で動作させる方が処理速度が向上します。

実現する処理速度の向上は、劇的に速くなるわけではありませんが、少しでも処理時間の短縮が必要になってくる専門的な作業等に使用する場合は64ビット対応ソフトウェアを使う方が良いです。

・32ビット版 Windows は、64ビット版のデバイスドライバやソフトウェアを使えない
・64ビット版 Windows は、32ビット版のデバイスドライバを使えない

Windows の32ビット版と64ビット版どちらを選ぶ方が良いのか

Microsoft 社の OS である Windows には、32ビット版と64ビット版が存在します。64ビット版が登場してから、しばらくは32ビット版の Windows が標準的であり続け、販売されているパソコンにインストールされている Windows や、OS 単体で販売されている Windows は32ビット版が主流でした。

今では64ビット版が主流になっており、BTO カスタマイズで32ビット版への変更はできない64ビット版インストール済みパソコンを販売するパソコンメーカーが増えてきました。

まだ32ビット版インストール済みパソコンや、BTO カスタマイズで32ビット版へ変更できるパソコンが見られますが、Windows インストール済みパソコンを選ぶなら、32ビット版と64ビット版どちらを選ぶのか決める必要があります。

64ビット版は Windows XP から登場しましたが、Windows XP、その後継の Windows Vista では、32ビット版を選ぶのが無難でした。Windows XP では、64ビット版 Windows が動作するために必要な64ビット対応の CPU とマザーボードが十分普及しておらず、32ビット版しか選べないパソコンが多かったです。

Windows Vista の後継 Windows 7 からは、32ビット版を選ぶのが無難ではなくなり、32ビット版が必要となる明確な理由が無い限り、64ビット版を選ぶ方が良いと言えるようになりました。

Windows 7 の後継 Windows 8 では、64ビット版インストール済みパソコンが標準的となり、64ビット版を選ばざるを得ない状況になってきました。

・Windows Vista までは32ビット版を選ぶ方が良かった
・Windows 7 から64ビット版を選ぶ方が良くなった

なぜ Windows XP や Windows Vista では32ビット版を選ぶ方が良かったのか

Windows XP や Windows Vista では、32ビット版を選ぶ方が良かったですが、それは64ビット版だと動かないデバイスドライバやソフトウェアが出てきやすかったからです。

32ビット版の Windows と64ビット版 Windows の違いは、あまりないような印象を受けるかもしれませんが、実際は全くの別物と言ってもいいくらい両者は異なります。

その結果、従来の32ビット版の Windows で動いていたデバイスドライバやソフトウェアは、64ビット版 Windows に対応していないと動かず、使用したいのに使用できなくなってしまいます。

64ビット版 Windows に対応していないと、必ずしも動かないわけではありません。たいていのソフトウェアなら正常に動作しますが、一部のソフトウェアはインストールできない、インストールできても動かない等の何らかのトラブルが起きます。

デバイスドライバでは、64ビット版 Windows に対応していないと、まず正常に動作しません。そのため、デバイスドライバが制御する PC パーツや周辺機器が使えなくなります。

Windows 7 が発売された頃になると、64ビット版 Windows でも動くデバイスドライバやソフトウェアが増えてきたため、64ビット版を選択しても問題が起きる可能性は低くなりました。

製品名 発売年  
Windows XP 2001年 ・サーバー用 OS の Windows Server を除けば Windows XP で初の64ビット版が登場したが、64ビット対応の CPU とマザーボードが普及しておらず、64ビットに対応していないソフトウェアとデバイスドライバが多かったため64ビット版は普及しなかった
Windows Vista 2007年 ・64ビット対応の CPU とマザーボードが普及してきてたが、64ビットに対応していないソフトウェアとデバイスドライバが少なくなく、徐々に64ビット版は普及していったが主流は32ビット版だった
Windows 7 2009年 ・64ビット対応のソフトウェアとデバイスドライバが普及し、64ビット版の普及率が増加し主流へ
Windows 8 2012年 ・新しい Windows が発売するごとに64ビット版の普及率は増加へ
Windows 8.1 2013年
Windows 10 2015年

・Windows XP や Windows Vista の頃は64ビット版だと動作しないデバイスドライバやソフトウェアが多かった

64ビット版 Windows を選んでも困ることはないのか

64ビット版 Windows のデメリットは、32ビット版の Windows にしか対応していないデバイスドライバやソフトウェアを使えないことです。ソフトウェアなら一部を除き使えますが、デバイスドライバは32ビット版 Windows にしか対応していなければ、64ビット版 Windows では動作しません。

古いデバイスドライバやソフトウェアでなければ、32ビット版 Windows と64ビット版 Windows の両者に対応、または64ビット版 Windows のみに対応していますので、新しいデバイスドライバやソフトウェアを使用するなら、気にするようなデメリットではありません。

当初は32ビット版 Windows にしか対応していなかった古いデバイスドライバやソフトウェアでも、メーカーによって64ビット版 Windows にも対応してもらえれば、64ビット版の Windows で使用できます。

32ビット版 Windows にしか対応していない古いデバイスドライバやソフトウェアを使用したいので、32ビット版 Windows を選べば問題ないかと言うと、そうでもありません。

Windows は製品が異なれば仕様が変わるため、デバイスドライバやソフトウェアによっては Windows 製品そのものに対応していないため使えない場合があります。

例えば、32ビット版 Windows に対応しているソフトウェアは、Windows 7 32ビット版では正常に動作していたが、Windows 8 32ビット版では正常に動作しないということが起こりえます。

今も32ビット版 Windows のみに対応しているデバイスドライバやソフトウェアは、新しい Windows 製品に対応することはないでしょうから、そのようなデバイスドライバやソフトウェアを無理に使い続けようとせず、代替として使え64ビット版 Windows で動作する新しいデバイスドライバやソフトウェアを使うようにしていく方が良いです。

・32ビット版デバイスドライバやソフトウェアを使えなくて困る可能性があるが、時代遅れと見なして使うのをやめると良い


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