PC ケースの選び方
最終更新日
2008年10月15日
PC ケースとは
PC ケースとは、マザーボードなど、各 PC パーツを収納し、一つにまとめるために使用する PC パーツです。PC ケースがなくても、パソコンは使用できますが、PC ケースがないと、各 PC パーツの整理が難しく、各 PC パーツがむき出し状態になりホコリをかぶりやすいため、PC ケース無しでパソコンを使用する事は、望ましくありません。
PC ケースのサイズ
PC ケースを選ぶときは、まずはその形状やサイズに注目します。それらの違いによって、PC ケースには名称が付けられており、主要な PC ケースの名称をあげると、以下のようになります。
ただし、ミドルタワーは、サイズが大きいため、もう少しコンパクトなパソコンにしたければ、ミニタワーかマイクロタワーがおすすめです。ミニタワーやマイクロタワーでも、十分内部に搭載可能な PC パーツの種類が多く、ケース内部のスペースも十分広いです。
省スペースやキューブは、サイズが小さくコンパクト性に優れますが、ケース内部のスペースが狭いため、搭載可能な PC パーツの種類が限られます。また、内部スペースが狭い事により、冷却性が低いので、発熱が多い高性能な PC パーツを搭載するのは避けるのが無難です。
- フルタワー
- 主にサーパー用に使われる大きなサイズの PC ケースであり、個人向けのパソコンではあまり使われません。ATX のマザーボードに対応し、たいてい Micro ATX のマザーボードにも対応しています。
- ミドルタワー
- 性能の高いモデルによく見られ、個人向けのタワー型パソコンではよく見られる PC ケースです。ATX のマザーボードに対応し、たいてい Micro ATX のマザーボードにも対応しています。
- ミニタワー
- 性能を抑えたモデル、または若干コンパクトさを重視した PC ケースであり、個人向けパソコンでよく見られるタイプです。ミドルタワーよりも一回り小さくなっています。Micro ATX のマザーボードに対応しており、少ないですが、ATX のマザーボードにも対応している PC ケースもあります。
- マイクロタワー
- ミニタワーよりもサイズが小さい PC ケースが、マイクロタワーですが、実際はミニタワーとマイクロタワーが区別されて使用されている事が少なく、ミドルタワーよりも小さいタワーを、ミニタワー、またはマイクロタワーと呼ぶ事が多いです。Micro ATX のマザーボードに対応しています。少ないですが、ATX のマザーボードにも対応している PC ケースもあります。
- 省スペース
- スリムとも呼ばれ、設置場所が少ない事もあり、個人向けパソコンで見られる PC ケースです。Micro ATX のマザーボードに対応しています。少ないですが、ATX のマザーボードにも対応している PC ケースもあります。
- キューブ
- 立方体に近い形状をした PC ケースで、あまり普及はしていませんが、自作パソコンにもよく使われ、人気が高いです。Micro ATX のマザーボードに対応しています。少ないですが、ATX のマザーボードにも対応している PC ケースもあります。
ただし、ミドルタワーは、サイズが大きいため、もう少しコンパクトなパソコンにしたければ、ミニタワーかマイクロタワーがおすすめです。ミニタワーやマイクロタワーでも、十分内部に搭載可能な PC パーツの種類が多く、ケース内部のスペースも十分広いです。
省スペースやキューブは、サイズが小さくコンパクト性に優れますが、ケース内部のスペースが狭いため、搭載可能な PC パーツの種類が限られます。また、内部スペースが狭い事により、冷却性が低いので、発熱が多い高性能な PC パーツを搭載するのは避けるのが無難です。
PC ケースの規格
PC ケースは、サイズや内部構造等の違いより、幾つかの規格に分かれています。PC ケースの規格は、基本的に搭載可能なマザーボードの規格や電源ユニットの規格と一緒になっており、PC ケースの規格によって、搭載可能なマザーボードや電源の規格が決まってきます。ただし、PC ケースの規格とは、別の規格のマザーボードや電源ユニットを搭載可能な PC ケースもあります。以下は主な PC ケースの規格です。
- ATX
- 最もよく見られる規格であり、フルタワーやミドルタワーは、たいていこの ATX 規格となています。
- Micro ATX
- ATX に続いてよく見られる規格であり、ミニタワーやマイクロタワー、省スペース、キューブは、たいていこの Micro ATX 規格となっています。
- Mini-ITX
- キューブ型など、小型サイズの PC ケースで見られる規格です。
- BTX
- ATX の後継となる規格で、放熱性等に優れるとして普及していくと見られましたが、今では普及していく動きは見られず、実質この BTX に対応した PC ケースは、皆無に等しいと言ってもいいくらいです。仮に BTX の PC ケースがあったとしても、BTX に対応したマザーボード等の PC パーツは少ないので、選ぶメリットはあまりありません。
PC ケースに搭載可能な電源ユニット
PC ケースには、標準で電源ユニットが付属する事が多いですが、中には電源ユニットが付属しない PC ケースもあります。その電源ユニットですが、サイズ等の違いより規格名が付けられており、PC ケースによって対応している電源ユニットの規格が異なります。よって、自分が使用したい電源ユニットある場合は、その規格に対応している PC ケースを選ぶ必要があります。
以下は、主要な電源ユニットの規格です。PC ケースの仕様等には、対応している電源ユニットの規格が書かれているので、別途で用意した電源ユニットを使用したい場合は、その電源ユニットの規格に対応した PC ケースを選ぶ必要があります。
以下は、主要な電源ユニットの規格です。PC ケースの仕様等には、対応している電源ユニットの規格が書かれているので、別途で用意した電源ユニットを使用したい場合は、その電源ユニットの規格に対応した PC ケースを選ぶ必要があります。
- ATX
- 以下の ATX 12V が登場する前に主流だったデスクトップパソコン用電源ユニット規格です。ATX 規格の PC ケースによく搭載されています。
- ATX 12V
- 最もよく見られるデスクトップパソコン用電源ユニットの規格です。ATX 規格の PC ケースによく搭載されています。
- EPS 12V
- ATX 12V と同じくらいよく見られる電源ユニットの規格です。最近の電源ユニットは、この EPS 12V と ATX 12V の両者に対応した製品が多いです。ATX 規格の PC ケースによく搭載されています。
- SFX
- Micro ATX 用電源とも言われ、Micro ATX 規格の PC ケースによく搭載されています。
- Flex ATX
- ATX より小型化した規格で、Micro ATX 規格の省スペースケースによく搭載されています。
PC ケースに搭載可能なマザーボード
PC ケースに搭載可能なマザーボードの規格は決まっています。もし、別途で用意したマザーボードを搭載したい場合は、そのマザーボードの規格に対応した PC ケースを選ぶ必要があります。
PC ケースのドライブベイの種類と数
PC ケースには、光学ドライブやハードディスクを搭載するために利用するドライブベイがあり、その種類や数は、PC ケースのサイズで大体決まってきます。サイズの大きい PC ケースの方が、ドライブベイの種類や数が豊富なので、複数の光学ドライブや HDD を搭載予定の方は、ドライブベイの種類と数が豊富な PC ケースを選ぶ必要があります。
以下は主要なドライブベイの種類です。どの PC ケースもたいていこれら3種類のドライブベイが備わっています。
以下は主要なドライブベイの種類です。どの PC ケースもたいていこれら3種類のドライブベイが備わっています。
- 5インチベイ
- DVD スーパーマルチドライブ等の光学ドライブを搭載するためのドライブベイです。タワー系の PC ケースであれば、少なくても2つ以上はあります。省スペースやキューブだと、1〜2つである事が多いです。
- 3.5インチベイ
- カードリーダーや FDD を搭載するためのドライブベイです。あまり利用されない事もあり、多くの PC ケースが1つとなっています。
- 3.5インチシャドウベイ
- HDD を搭載するためのドライブベイです。タワー系の PC ケースであれば、4つ以上はあります。省スペースやキューブだと、1〜2つである事が多いです。多くの内蔵 HDD を搭載予定の方は、このドライブベイの数が多い PC ケースを選ぶのが望ましいです。
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