水冷式パソコンの選び方 - 用途別パソコンの選び方

最終更新日 2015年10月18日

水冷式パソコンとは

静かで冷却効率が高い

パソコン内部にある PC パーツ(CPU 等)からは熱が発生しますが、たいていのパソコンではファンによる空冷式で熱を奪っています。一方、水、または特殊な液体で冷却する水冷式も存在します。

空冷式に使われるファンは低コストで簡単に組み込めるため、広く普及していますが、ファンの騒音が高いことや、冷却効率の悪さ等のデメリットが存在します。

一方、水冷式では、そのようなデメリットがなく、動作音を抑えた静音パソコンや、発熱量が多い PC パーツを搭載する高性能パソコンで、採用されたりします。中には、両者のメリットを取り入れ、空冷式と水冷式を組み合わせたパソコンもあります。

水冷式のメリット ・動作音が静か
・冷却効率が高い
水冷式のデメリット ・空冷に比べたらコストがかかるため、価格が高い
・水冷には、空間を占めるポンプ、ラジエーター等が必要となるため、PC 内部が狭くなりがち
・年数が経過し、冷却水が減ったら、補充する必要性がでてくる
・万一冷却水漏れが起きたら、PC 故障につながる

水冷式パソコンを選ぶ決め手

高性能で静かなパソコンが欲しい方におすすめ

水冷式パソコンのメリットは、動作音が静かであり、冷却効率が高い事です。どのパソコンもこのメリットを享受できますが、特に高性能なパソコンだと各 PC パーツの発熱を冷やすためにファンの数が多く、ファンの回転数が上がり、動作音が大きくなりがちですので、高性能な静音パソコンが欲しい方におすすめです。

ただ静音パソコンが欲しい方にもおすすめですが、よほど高性能パソコンでない限り、しっかりと冷却性能が高ければ空冷式でも十分静かですので、無理に水冷式を選ぶ必要はありません。

冷却性能のみを重視する場合は、無理に水冷式を選ぶ必要はない

高性能パソコンは、各 PC パーツから発せられる熱量が多いので、冷却性能は重要になってきます。冷却性能が悪いと、最悪熱で故障してしまいます。そのため、高性能パソコンを選ぶ場合は、冷却性能を意識して選ぶ必要がありますが、 今のところ高性能パソコンでも、空冷式で何とかなる状態です。水冷式にしないと厳しい訳ではありませんので、無理に水冷式を選ぶ必要はありません。

冷却性能が高いに加えて、できる限りパソコンが出る音を減らしたい場合に水冷式パソコンはおすすめです。

水冷式パソコンを選ぶ際の注意

出来が悪い水冷式パソコンに当たった場合のリスクが大きい

どのパソコンも出来が素晴らしい訳ではありません。パソコンに限った事ではありませんが、コストを抑えるため等で結果的に出来の悪いパソコンは存在します。出来の悪い水冷式パソコンだと、出来が良い空冷式パソコンよりも騒音が高く、冷却効率が悪くなります。そのため、水冷式パソコンを選ぶ時は注意が必要です。出来の良し悪しは実際に買って使ってみないと確実にわかりませんが、水冷式だからといって、必ずしも空冷式よりも静かになり、冷却効率が高くなる訳ではない事を認識し、そのリスクを承知で選ぶ必要があります。

出来が悪い場合の対処が難しい

たとえ出来が悪いパソコンに当たっても、まともに使えない事でもない限り、保証を使って修理してもらって改善してもらう事は厳しいです。動作音が大きく、PC パーツの温度が比較的高くても、パソコンとして正常に使えているのであれば、販売側で対処してもらうのは難しいです。

そのため、改善するには自分で何とかする必要がありますが水冷式となると、簡単には対処ができません。水冷式に限らず、空冷式でも出来の悪いパソコンに当たる場合はありますが、その場合は、可能であればファンを追加したり交換したりする事で対処ができます。これが水冷式となると、ファンのように簡単に追加したり交換ができません。別途で水冷キットを購入して交換したり、空冷式に変更するといった対処方法がありますが、どれも大掛かりな作業となります。

完成品を買うのがおすすめ

水冷式パソコンを入手するには、完成された水冷式パソコンを買うか、空冷式パソコンと水冷キットを購入する手があります。 完成された水冷式パソコンは、数は少ないですが販売しているメーカーやパソコンショップがありますので、そこで購入するのが無難です。水冷式にするキットも、パソコンショップ等で販売されていますので、自分で改造して水冷式パソコンにすることも可能ですが、パソコンのカスタム作業の中では難易度が高い方なので、パソコンの自作や改造作業に十分慣れた方でないと難しいです。

空冷式から水冷式へ移行する時代は来るのか

当分空冷式が主流となる可能性大

一時期、CPU の発熱量が非常に多くなり、冷却効率が高い水冷式が注目されたことがありますが、技術が進歩し、今のところ CPU 発熱量の問題は、それほど深刻ではありませんので、現在はあまり水冷式は注目されていません。

ファンの冷却効率が問題視されるほど、CPU も含めて PC パーツの発熱量の増大が問題になっていませんし、静かなパソコンが欲しい場合でも、十分に静音設計されていれば空冷式パソコンでも静かです。

よって、まだ水冷式に移行しようとして選ぶ必要性は低いですので、水冷式に強くこだわらなければ空冷式でも問題ありません。

今後は、ますます CPU 等の性能があがり、発熱量が増大し続ければ、水冷式が注目されるかもしれませんが、発熱量を下げるという技術も進化する可能性もありますので、水冷式の時代が来るかどうかわかりません。

最近は、CPU 等の各 PC パーツの性能が十分進化し、あまり性能を上げる必要性がありませんので、発熱量の増大が問題になって水冷式が注目される日が来るのは、遠いと見るのが妥当と思われます。

おすすめ水冷式パソコン販売ショップ

完成品として水冷式パソコンを選ぶ場合、まずどこで買うか決める必要がありますが、完成品として水冷式パソコンを売っているところは少ないです。まず販売しているところを絞り込む必要があります。

国内パソコンメーカーの中では、NEC が有名でしたが、今は取り扱っていません。昔は国内のメーカーの中で唯一水冷式パソコンの開発に力を入れており、年々さらなる改良が重ねられ進化していましたので、ノウハウは蓄積されているはずですので、また水冷式パソコンの復活はあるかもしれません。

他のメーカーやパソコンショップですが、水冷式パソコンを販売しているところは少ないです。販売していたとしても、ごく一部のモデルのみといった場合が多く、あまり選択の幅はありません。以下は、おすすめな水冷式パソコンを販売しているショップ一覧です。
Sycom
Sycom は、規模が小さいですが、顧客を重視した独自のサービスを展開し、ユーザーからの支持を集めているパソコンショップです。水冷 PC として Aqua-Master シリーズを販売しており、豊富な BTO カスタマイズに対応しているのが特長です。また、水冷式パソコンは主に高性能モデルに見られるため価格が高いですが、Sycom ではお手頃な価格から水冷式パソコンを購入できます。
(2014年11月1日時点)
HP Directplus icon
HP(Hewlett-Packard)は、日本国内生産を行いながらも非常に高い価格競争力を維持しているパソコンメーカーです。高い性能を持つゲーミング水冷ミニタワーパソコンを販売しており、日本国内の生産拠点である東京都昭島市の昭島工場で生産されたモデルとして「MADE IN TOKYO」というブランドが付いています。
(2014年11月1日時点)
Dell
デルは、徹底的なコスト削減で、性能の割りに価格が安い事で人気のパソコンメーカーです。PC ゲーム専用パソコンとして Alienware シリーズを販売しており、そのシリーズの Aurora、Area-51 と呼ばれるモデルが水冷式パソコンとなっています。どちらも価格は高いですが、ゲームパソコンに相応しいハイレベルなモデルです。
(2014年11月1日時点)


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