BEDO DRAM(Burst EDO DRAM)

最終更新日 2024年10月09日

BEDO DRAM(Burst EDO DRAM)とは

基礎

BEDO DRAMとはBurst Extended Data Out Dynamic Random Access Memoryの略で、バーストモードに対応のEDO DRAMです。ビーイーディーオーディーラムと読みます。他の呼び方に、Burst EDO DRAMがあります。

EDO DRAM

EDO DRAMとはExtended Data Out DRAMの略で、データ読み出しの効率を高めて、FPM DRAMよりも高速なアクセスを実現したDRAMです。

バーストモード

バーストモードとは、データを転送するとき最初にアドレスを指定し、その後はデータを連続して送信するデータ転送方式です。

メモリーとバーストモードの相性が良い理由

BEDO DRAMがバーストモードを利用してデータを読み出す際、最初に列アドレスを指定し、その後は列アドレスを指定せずにデータを連続して読み出します。列アドレスを指定する回数が減るため高速化します。列アドレスが不連続になるデータを読み出すならバーストモードを利用できませんが、このようなデータを読み出すことがまずありません。OSが仮想記憶と呼ぶ機能に対応しており、メモリーに対しページと呼ぶ単位でアクセスします。大雑把に言えば一定のメモリーセルの集まりごとにアクセスします。以上の理由により、最初に列アドレスを指定したら次から列アドレスを指定する必要がないため、メモリーとバーストモードの相性が良いです。

BEDO DRAMが普及しなかった理由

BEDO DRAMに限らずEDO DRAMもFPM DRAMほどには普及しませんでした。かなり性能が向上したFPM DRAMと比較すると、BEDO DRAMやEDO DRAMがそれほど性能が向上しなかったためです。次世代のSDRAMがすぐに登場したという理由もあります。

出典

BEDO DRAM - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
非同期アクセスで、メモリーはEDOまで発展した(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2020/03/26公開記事)


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