ACPIのグローバルシステムステート

最終更新日 2024年01月12日

ACPIのグローバルシステムステートとは

基礎

ACPIのグローバルシステムステートとは、ACPIが示すシステム全体の電力状態です。英語表記ではGlobal System Stateです。略してG-Stateと呼ぶ場合があります。以降ではG-Stateと書く場合があります。

G-Stateの種類

G-Stateの種類にはG0,G1,G2,G3があります。下記の表はそれぞれの特徴です。

G-State 名称 消費電力 OS
再起動
分解 システム自身が
G-State変更
G0 Working 大きい 不要 不可 可能
G1 Sleeping 小さい 不要 不可 可能
G2 Soft Off ほぼなし 必要 不可 可能
G3 Mechanical Off なし(※) 必要 不可能
(※)コンピューター内蔵時計機能のためにバッテリー動作する

G0ではシステムが電源オン状態で動作しておりプログラムを実行しています。G1ではシステムがスリープ状態です。

G2とG3ではシステムが電源オフ状態です。G2ではシステム自身がG2から別の電力状態に変更可能です。例えばシステムのハードウェアやソフトウェアにより自動的に電源オン状態に移行できます。G3では不可能です。

出典

ASCII.jp:Windows 10の電力管理を支えるACPIを見る (1/2)(2019/09/15更新記事)


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