インテルCPU開発コードネームのDixon

最終更新日 2024年02月26日

インテルCPU開発コードネームのDixonとは

基礎

インテルCPU開発コードネームのDixonとは、2次キャッシュをオンダイにしたモバイルPentium IIの開発コードネームです。ディクソンと読みます。

発売年

1999年にDixonのCPUの発売が始まりました。

マイクロアーキテクチャー

DixonのマイクロアーキテクチャーがP6です。

プロセスルール

Dixonのプロセスルールが250nmです。厳密には220nmです。

ブランド

DixonのブランドにモバイルPentium IIがあります。

Dixonのキャッシュメモリー

2次キャッシュがオンダイ

Dixonでは2次キャッシュがオンダイです。Dixonは内部スペースが狭いノートパソコン向けであり、オンダイと比べて2次キャッシュの占有スペースが広くなるオフダイは不向きです。オンダイやオフダイでもなく2次キャッシュなしにする方法もありますが、これでは性能が低すぎて問題です。オンダイで2次キャッシュを搭載するしかありません。オンダイにすると歩留まりが低い問題がありましたが、Dixonではプロセスルールを220nmに縮小してダイのサイズを小さくし、歩留まりが低い問題を解決しました。

出典

ASCII.jp:半導体プロセスまるわかり 新技術導入で浮上した銅汚染問題 (1/3)(2014/02/23更新記事)


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