Pentium D

最終更新日 2024年01月30日

Pentium Dとは

基礎

Pentium Dとは、インテルのCPUのブランドの一種です。ペンティアム・ディーと読みます。Pentium 4の後継です。パッケージに1コアがあるダイを2つ収めたデュアルコアです。デスクトップパソコン向けです。

Pentium Dは32ビットCPUとする場合がありますが、64ビットCPUです。Pentium DはEM64T(インテル64)に対応からも64ビットCPUであるとわかります。

発売年

2005年にPentium Dの発売が始まりました。

マイクロアーキテクチャー

Pentium DのマイクロアーキテクチャーはNetBurstです。

プロセスルール

Pentium Dのプロセスルールは90nm、65nmです。

CPUソケット

Pentium DのCPUソケットはLGA 775です。

Pentium Dのコア

MCMでデュアルコア

Pentium Dは1個のコアがあるダイ2個を1個のパッケージに収めたデュアルコアです。MCMに該当します。MCMとはMulti-Chip Moduleの略で、1つの基板に複数のチップを搭載したモジュールです。1個のダイに2個のコアを実現しなかったので、急造で開発したように見えます。その理由は、Pentium Dの先代のPentium 4はクロック周波数の向上が難しくなり、AMDのCPUとの性能競争で苦戦しており、急いでクロック周波数以外で性能を高くする必要があったためです。

Pentium Dの後継では非MCMでデュアルコア

Pentium Dの後継のCore 2 Duoでは、1個のダイに2個のコアを実現したデュアルコアです。

出典

Pentium D - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
PentiumからCore iまで、基本設計の変遷をたどる(4ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2020/03/26公開記事)


キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター
・春のパソコンセール
最大70,000円OFF!!
(4月24日迄)
DELL
・今週のおすすめ製品
対象製品が最大20%OFF
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・WEB開催!スプリングセール
ゲーミング・クリエイター向けパソコンなどをご用意
(4月23日迄)