CPUはコア数が多ければ良いってもんじゃない

最終更新日 2019年10月11日

コア数が多いと性能が高すぎて持て余す

基本的に CPU はコア数が多いほど性能が高いので、できるだけコア数が多い CPU が搭載されたパソコンを選ぶ方が良いです。

しかし、コア数が多くなってくると性能が高すぎるようになってしまい、コア数の違いで性能が変わってくることを体感できなくなってきます。

もちろん幾ら性能が高くても足りないほどの用途にパソコンを使うなら、コア数が多くなってきてもコア数の違いによる性能差を体感できるでしょうが、ある程度のコア数があれば多くの人は十分なはずです。

今のところ 2〜4コアの CPU が主流です。(2017年10月29日時点)1コアから2コアはもちろんですが2コアから4コアになると多くの人が性能差を体感できると思います。

しかし、2コアから4コアになってもあまり性能差を体感できない人も多いかもしれません。そう推測できるくらいコア数は2つでも十分な性能を持ちます。

4コアから6コアになると、あまり性能差を体感できない人が多くなってくると思われます。6コアから8コア、8コアから10コアと増えていくごとにあまり性能差を体感できない人が増えていくでしょう。

どのくらいのコア数があれば十分なのかは人それぞれであり、どのくらいまでコア数が増えても性能差を体感できるのかも人それぞれですが、性能の高さを重視するとしても4コアの CPU を選択の目安にすると良いです。

4コアの CPU では性能が足りないと判断できるなら、6コアの CPU 等さらにコア数が多い CPU を選ぶと良いです。

ただし、CPU はコア数だけでは性能が決まりませんので、他の仕様も確認して選ぶ必要があります。特にコアがビッグコアかスモールコアかの違いは重要であり、コアがスモールコアだと4コアの CPU でも性能が低いです。

コア数が増えても処理時間が変わらないどころか延びることもある

あるソフトウェアで何らかの処理を行うと、基本的にはコア数が多いほど処理時間が短くなりますが一概に当てはまりません。

複数のコアを活かさないで処理するソフトウェアはもちろんですが、複数のコアを活かすソフトウェアであってもコア数が増えても処理時間が変わらないどころか延びることもあります。

1つのコアを人間1人に例えます。何らかの作業を一人にやってもらうよりは複数の人に分担してやってもらう方が早く終わりますが、分担できない作業もあります。分担できないので1人で作業をやってもらうなら、その人の作業スピード次第で作業が終わるまでの時間が決まってきます。

分担できる作業であっても何人まで分担できるのかは作業によって異なり、例えば4人までは分担できても5人以上には分担できない作業もあります。

かなりの数の人に分担できる作業であっても、分担しすぎて人数が増えすぎてしまうと逆に効率が悪くなり作業が終わるまでの時間が延びることがあります。

ソフトウェアの処理でも同様です。1つのコアのみで行うので複数のコアがあっても処理時間が変わらない処理があり、このような処理であれば処理時間を短くするためにはコア数ではなくクロック周波数の高さが重要です。

複数のコアを活用する処理でも特定のコア数までしか活用しない、例えば4つのコアまでは活用するが、それを超えるコア数は活用しない処理もあります。

多数のコアを活用する処理でもコア数が多すぎると、処理時間が伸びてしまう処理もあります。

パソコンで利用するソフトウェアは人それぞれであり、最適なコア数も人それぞれですが、できるだけ性能が高いパソコンを求めるとしても、ほどほどのコア数の CPU を選ぶのが無難です。

CPU のコア数は増えていく傾向が見られ、個人向けの家庭用 CPU に限っても最大18コアの CPU も選択肢に入ります。(2017年10月29日時点)

推測ですが、18コアの CPU を使っても処理時間が短くなることは極一部の用途でしかなく、ほとんどの用途で処理時間が変わらず、処理時間が延びてしまう用途も結構出てくることになる人が多いと思われます。

どのくらいのコア数まで恩恵を受けられるのかは人それぞれですが、性能の高さを重視するとしても18コアの半分にも満たない8コアの CPU や 6コアの CPU、4コアの CPU で十分です。コストパフォーマンスも考慮すると、コア数を抑えて選ぶ方が良いです。

コア数が多くなるほどソフトウェアが正常に動作しないトラブルが発生しやすい

コア数が多い CPU が搭載されているパソコンでは、正常に動作しないソフトウェアが出てくることがあります。

マルチコア CPU に対応していない古いソフトウェアだと正常に動作しないトラブルが発生することが多いですが、マルチコア CPU に対応している新しいソフトウェアでも発生することがあります。

このようなトラブルが発生する可能性は低く、発生したとしてもソフトウェアが使うコア数を指定すれば正常に動作しないトラブルを回避できますので、トラブルを気にしてコア数が少ない CPU を選ぶ必要はありません。

コア数が多い CPU 搭載パソコンを選び使う時は、このようなトラブルが発生しうることがあり発生しても回避方法があることを頭の片隅に入れておくと良いです。

今よりもコア数が重要になる時代が来るかもしれない

ハードウェアもソフトウェアも進歩し、将来は10コアや20コア等のマルチコア CPU を選ぶのが多くの人にとって良いと言える時代が来るかもしれません。

例えば、現状では CPU は AI に向いていませんが、CPU が AI に向くようになり、さらに AI がパソコンに搭載されることでパソコンの使い方の幅が広がって普及し、AI ができるだけコア数が多い CPU を必要とするなら、10コアや20コアさらにコア数が多いマルチコア CPU を選ぶ方が良いと言える時代が来るかもしれません。

そのような時代が来るまでは、CPU のコア数はほどほどにして選ぶと良いです。


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