CPUの3次キャッシュ

最終更新日 2023年12月12日

CPUの3次キャッシュとは

基礎

CPUの3次キャッシュとは、CPUを高速化するためのキャッシュメモリーの中でCPUのコアから最も遠いものです。サンジキャッシュと読みます。L3キャッシュ、レベルスリーキャッシュと呼ぶ場合もあります。

1〜3次キャッシュ、メインメモリー

使用頻度が最も高いデータは1次キャッシュ、その次に高いデータは2次キャッシュ、その次に高いデータは3次キャッシュ、その次に高いデータはメインメモリーに保存します。データ読み書き速度が速い順に並べると、1次キャッシュ、2次キャッシュ、3次キャッシュ、メインメモリーです。容量が大きい順に並べると、メインメモリー、3次キャッシュ、2次キャッシュ、1次キャッシュです。

モデルによっては3次キャッシュがない

CPUに様々なモデルがありますが、モデルによっては3次キャッシュがありません。

3次キャッシュでもヒットなしの場合、メインメモリーで探す

CPUが必要とするデータがキャッシュメモリーにあることをヒットすると言います。1次キャッシュでヒットしない場合、2次キャッシュで探します。2次キャッシュでもヒットしない場合、3次キャッシュで探します。3次キャッシュでもヒットしない場合、メインメモリーで探します。

キャッシュメモリーの大容量化は限度がある

ヒットしないとCPUが高速化しません。ヒットする確率を増やすためにキャッシュメモリーの容量を増やす方法がありますが、CPUのコストが増える等の理由によりメインメモリーのような大容量はできません。

出典

三次キャッシュ(さんじキャッシュ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
Part3 CPUを高速に動作させるための技術 | 日経クロステック(xTECH)(2007/08/28公開記事)


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