SolidWorksではGeForceとQuadroどちらが良い?
最終更新日
2023年09月07日
SolidWorks では GeForce よりも Quadro の方が強く推奨なのか
Why you should use a Quadro video card in Solidworks 2016
では、SolidWorks を利用するために GPU を選ぶなら Quadro や FirePro を選ぶことを強く推奨しています。(この記事の公開年月日は2015年12月22日)
SolidWorks を学ぶために利用する等、Quadro の代わりに GeForce を使うのもありですが、GeForce だと SolidWorks で問題が発生した場合にサポートを受けられない可能性がありますので、業務で SolidWorks を利用するために GeForce を選ぶのは良くないそうです。サポートを受けられない事態になっても良いなら、GeForce を選んでも良いそうです。Quadro ではなく GeForce だと、RealView が無効になることにも注意が必要のようです。
同記事では GeForce と Quadro それぞれ様々な製品を使用し、SolidWorks で発揮するパフォーマンスを検証した結果を掲載していますが、その結果を見ると GeForce よりも Quadro を選ぶ方が良いと思えてきます。サポートは不要、RealView は無効で構わないとしてでもです。
検証に使われた GeForce と Quadro は、以下のとおりです。
GFLOPS は CUDA コア数やクロック周波数等から求めたと思われますが、GFLOPS が同じくらいなら仕様上ではパフォーマンスが同等の GPU と見なせると考えられます。
例えば、GeForce GTX 960 と Quadro M4000、GeForce GTX 950 2GB と Quadro K2200 は、それぞれ仕様上では同じくらいのパフォーマンスです。
同記事に掲載されている検証結果を見ると、解像度が 1080p という条件では GeForce GTX Titan X よりも Quadro K620 を選ぶ方が良いと思えるくらい、Quadro は GeForce よりも高いパフォーマンスを発揮しています。
ただし、Quadro K620 の VRAM 容量は 2GB であり、解像度が 4K では VRAM 容量が不足しパフォーマンスが大きく落ちますので Quadro K620 を選ばない方が良いようです。Quadro K2200 なら大丈夫です。
Quadro が GeForce よりも高いパフォーマンスを発揮する理由には、Quadro のファームウェアとドライバの最適化にあるそうです。
CAD ソフトウェアでは Quadro ではなく GeForce を選ぶとコストパフォーマンス高くなるメリットがありますが、SolidWorks ではそのメリットは小さいようです。
検証に使われた SolidWorks の製品は SolidWorks 2016 ですが、SolidWorks 2016 より後に発売される製品にも当てはまり続けるかどうかはわかりません。
SolidWorks を学ぶために利用する等、Quadro の代わりに GeForce を使うのもありですが、GeForce だと SolidWorks で問題が発生した場合にサポートを受けられない可能性がありますので、業務で SolidWorks を利用するために GeForce を選ぶのは良くないそうです。サポートを受けられない事態になっても良いなら、GeForce を選んでも良いそうです。Quadro ではなく GeForce だと、RealView が無効になることにも注意が必要のようです。
同記事では GeForce と Quadro それぞれ様々な製品を使用し、SolidWorks で発揮するパフォーマンスを検証した結果を掲載していますが、その結果を見ると GeForce よりも Quadro を選ぶ方が良いと思えてきます。サポートは不要、RealView は無効で構わないとしてでもです。
検証に使われた GeForce と Quadro は、以下のとおりです。
GeForce GTX Titan X 12GB (~$970 - 6144 GFLOPS)
GeForce GTX 980 Ti 6GB (~$650 - 5632 GFLOPS)
GeForce GTX 980 4GB (~$520 - 4616 GFLOPS)
GeForce GTX 970 4GB (~$350 - 3494 GFLOPS)
GeForce GTX 960 4GB (~$240 - 2308 GFLOPS)
GeForce GTX 950 2GB (~$160 - 1573 GFLOPS)
PNY Quadro M4000 8GB (~$740 - 2573 GFLOPS)
PNY Quadro K2200 4GB (~$600 - 1339 GFLOPS)
PNY Quadro K620 2GB (~$200 - 812.5 GFLOPS)
GFLOPS は CUDA コア数やクロック周波数等から求めたと思われますが、GFLOPS が同じくらいなら仕様上ではパフォーマンスが同等の GPU と見なせると考えられます。
例えば、GeForce GTX 960 と Quadro M4000、GeForce GTX 950 2GB と Quadro K2200 は、それぞれ仕様上では同じくらいのパフォーマンスです。
同記事に掲載されている検証結果を見ると、解像度が 1080p という条件では GeForce GTX Titan X よりも Quadro K620 を選ぶ方が良いと思えるくらい、Quadro は GeForce よりも高いパフォーマンスを発揮しています。
ただし、Quadro K620 の VRAM 容量は 2GB であり、解像度が 4K では VRAM 容量が不足しパフォーマンスが大きく落ちますので Quadro K620 を選ばない方が良いようです。Quadro K2200 なら大丈夫です。
Quadro が GeForce よりも高いパフォーマンスを発揮する理由には、Quadro のファームウェアとドライバの最適化にあるそうです。
CAD ソフトウェアでは Quadro ではなく GeForce を選ぶとコストパフォーマンス高くなるメリットがありますが、SolidWorks ではそのメリットは小さいようです。
検証に使われた SolidWorks の製品は SolidWorks 2016 ですが、SolidWorks 2016 より後に発売される製品にも当てはまり続けるかどうかはわかりません。
SolidWorks では GeForce でも RealView を有効にできるのか
【Solidworksを快適に使おう】GeforceでもRealVeiwを有効にする方法 – Keio Robotics Association
によると、Quadro でも RealView を有効にする方法があるそうです。(この記事の公開年月日は2017年12月12日)
同記事では、実際に SolidWorks 2016 にて RealView を有効にする方法を紹介していますが、SolidWorks 2016 以外の製品でも可能かどうかは不明です。
RealView を利用したいためだけに GeForce ではなく Quadro を選ぶ場合、この方法を採用すれば GeForce を選ぶのもありとなりますが、GeForce 全ての製品で可能という保証はなく、RealView 有効にできたとしても、それによる問題が何も発生しない保証もありません。
同記事では、実際に SolidWorks 2016 にて RealView を有効にする方法を紹介していますが、SolidWorks 2016 以外の製品でも可能かどうかは不明です。
RealView を利用したいためだけに GeForce ではなく Quadro を選ぶ場合、この方法を採用すれば GeForce を選ぶのもありとなりますが、GeForce 全ての製品で可能という保証はなく、RealView 有効にできたとしても、それによる問題が何も発生しない保証もありません。
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