解像度の1080pと720pの違い

最終更新日 2024年06月27日

基礎

解像度の1080pと720pの違いとは、垂直方向の解像度が1080pは1080、720pは720です。

1080pは1920×1080、720pは1280×720

解像度の1080pと720pの違いを、1080pは1920×1080、720pは1280×720とする場合があります。アスペクト比が16：9とするなら妥当です。1080pや720pのアスペクト比が16：9と決まっているわけではなく、水平方向の解像度が不定です。

1080pのp、720pのp

1080pのp、720pのpがprogressiveの頭文字です。プログレッシブ方式に対応することを示します。

プログレッシブ方式

プログレッシブ方式とは、画面上の全ての走査線を1回で走査する方式です。

走査線

走査線とは、画面上で光を発する水平方向の線です。

走査

走査とは、電子線がCRTディスプレイの蛍光面に当たりながら動くことです。液晶ディスプレイの場合では、入力された電気信号から、画面に表示する画像を組み立てることです。

インターレース方式

インターレース方式とは、奇数番目の線を走査する、偶数番目の線を走査する、これらを繰り返し画像を表示する方式です。インターレース方式に対応する解像度の表記では、1080i等のようにiを付けます。iがinterlaceの頭文字です。

画像表示の違い

画面には走査線、すなわち水平方向の線が何本もあり、1080pなら1080本あります。プログレッシブ方式では、全ての走査線で画像を表示します。インターレース方式では、1本おきに画像を表示します。1080本あるなら540本で表示します。次に表示する画像では、前に表示しなかった走査線で表示し、前に表示した走査線では表示しません。

・ノートパソコンやディスプレイ製品が画面サイズで分類される理由（2ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2022/09/06公開記事)

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