VRAM(Video Random Access Memory)(ビデオメモリー)
最終更新日
2023年09月07日
VRAMとは
VRAMとはVideo Random Access Memoryの略であり、グラフィックス関連のデータを一時的に保存するところです。
ビデオメモリー、グラフィックスメモリー等、他にも呼び方があります。
ビデオメモリー、グラフィックスメモリー等、他にも呼び方があります。
VRAM容量
ビデオカード搭載VRAMが大容量の理由
ビデオカードが搭載するVRAMの容量は、数GB以上あり大容量です。ビデオカードが搭載するGPUの性能が高いほど、搭載するVRAM容量が大きい傾向があります。2D(2次元)グラフィックス表示であれば数GBも不要で、FHD(1,920×1,080)でも数十MBで十分です。3D(3次元)グラフィックス表示で数GB以上必要になる場合が多いため大容量です。ゲーム、動画・画像編集等で3Dグラフィックスを表示するとVRAM使用量が大きくなります。
VRAM容量不足
VRAM容量が不足すると、GPUが本来の性能を発揮できません。例えばゲームをプレイ中にVRAM容量が不足すると快適にプレイできなくなったり、最悪の場合は正常にプレイできなくなります。VRAMの低価格化と大容量化が進み、昔と比べて今ではVRAMの容量不足が起きる可能性が低いです。VRAMの規格
VRAMには規格があります。
GDDRは、Graphics Double Data Rateの略です。
規格が新しいほどデータ転送速度が速いですが、メモリーインターフェースの値等にも左右されるため、実際には規格のデータ転送速度が出るわけではありません。
規格 | データ転送速度 |
---|---|
GDDR3 | 2.4GB/s |
GDDR4 | 3.2GB/s |
GDDR5 | 12.8GB/s |
GDDRは、Graphics Double Data Rateの略です。
規格が新しいほどデータ転送速度が速いですが、メモリーインターフェースの値等にも左右されるため、実際には規格のデータ転送速度が出るわけではありません。
VRAMのメモリーインターフェース(メモリーバス幅)
VRAMのメモリーインターフェース(メモリーバス幅)とは、VRAMが他のハードウェアとデータをやり取りするデータ量の大きさです。
メモリーインターフェースの数値の単位にはbit(ビット)を利用しており、数値が大きいほど性能が高いです。
メモリーインターフェースの数値の単位にはbit(ビット)を利用しており、数値が大きいほど性能が高いです。
VRAMのメモリークロック
VRAMのメモリークロックとは、VRAMの動作クロック周波数です。
動作クロック周波数とは、1秒間における処理回数です。
メモリークロックが高いほど、データ転送等の処理速度が速く性能が高いです。
動作クロック周波数とは、1秒間における処理回数です。
メモリークロックが高いほど、データ転送等の処理速度が速く性能が高いです。
VRAMとメインメモリー共有(共用)
パソコンの仕様等にてグラフィックス関連のところを見ると、メインメモリー共有やメインメモリー共用と記載されていることがあります。
メインメモリー共有(共用)とは、メインメモリーの一部の容量をVRAMとしてGPUが利用することです。
GPUは出力する映像データ等をVRAMへ一時的に保存しますが、代わりにメインメモリーへ一時的に保存する仕組みになっている場合があり、そのような場合はメインメモリー共有(共用)に当てはまります。
GPUはVRAMだけではなくメインメモリーの一部の容量も使用することもありますが、この場合もメインメモリー共有(共用)に当てはまります。
以降ではVRAMを持たないことを前提とします。
メインメモリー共有(共用)にすることでVRAMを実装する必要がなくなりコストダウンできますが、CPUが利用可能なメインメモリーの容量が減りますので、メインメモリーの容量不足によりパフォーマンスが低下する可能性が高まります。
昔と違って今ではメインメモリーの大容量化が進み、メインメモリの容量が不足することはなくなってきましたので、あまり気にする必要はありません。
メインメモリー共有(共用)よりはVRAMを利用する方がGPUのパフォーマンスが向上しますが、性能が低いGPUを搭載するパソコンにてメインメモリー共有(共用)となっており、そのようなパソコンではGPUの性能を気にするものではありません。
GPUの性能が高いパソコンでは、VRAMの容量が十分あります。
メインメモリー共有(共用)とは、メインメモリーの一部の容量をVRAMとしてGPUが利用することです。
GPUは出力する映像データ等をVRAMへ一時的に保存しますが、代わりにメインメモリーへ一時的に保存する仕組みになっている場合があり、そのような場合はメインメモリー共有(共用)に当てはまります。
GPUはVRAMだけではなくメインメモリーの一部の容量も使用することもありますが、この場合もメインメモリー共有(共用)に当てはまります。
以降ではVRAMを持たないことを前提とします。
メインメモリー共有(共用)にすることでVRAMを実装する必要がなくなりコストダウンできますが、CPUが利用可能なメインメモリーの容量が減りますので、メインメモリーの容量不足によりパフォーマンスが低下する可能性が高まります。
昔と違って今ではメインメモリーの大容量化が進み、メインメモリの容量が不足することはなくなってきましたので、あまり気にする必要はありません。
メインメモリー共有(共用)よりはVRAMを利用する方がGPUのパフォーマンスが向上しますが、性能が低いGPUを搭載するパソコンにてメインメモリー共有(共用)となっており、そのようなパソコンではGPUの性能を気にするものではありません。
GPUの性能が高いパソコンでは、VRAMの容量が十分あります。
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