HDMIとDVIの違い

最終更新日 2024年07月28日

基礎

HDMIとDVIの違いとは、音声信号の伝送にHDMIは対応でDVIは非対応、アナログ信号の伝送にHDMIは非対応でDVIは対応、HDCPにHDMIはほぼ全モデルが対応でDVIは一部モデルが対応、HDMIのポートがDVIより小さい、以上です。

音声信号の伝送

HDMIは映像信号と音声信号の伝送に対応しているため、ケーブル1本で両者を伝送できます。DVIは映像信号の伝送に対応ですが、音声信号の伝送に非対応のため、映像信号伝送用のケーブルと音声信号伝送用のケーブルの合計2本が必要です。

アナログ信号の伝送

HDMIはデジタル信号の伝送に対応ですが、アナログ信号の伝送に非対応です。DVIはデジタル信号の伝送とアナログ信号の伝送の両者に対応です。ただし、モデルによって対応が違い、両者に対応とは限りません。モデルによってはデジタル信号の伝送のみ対応の場合や、アナログ信号の伝送のみ対応の場合があります。

HDCP

HDMIはAV機器向けに開発されたインターフェースの規格です。地上デジタルテレビ放送、DVDやブルーレイディスクのコンテンツ等を視聴する用途のために、HDMI搭載モデルのほぼ全てが著作権保護機能のHDCPに対応です。一部のモデルではHDCPが不要のため非対応です。

DVIはパソコン向けに開発されたインターフェースの規格です。DVI登場後しばらくは、パソコンで地上デジタルテレビ放送、DVDやブルーレイディスクのコンテンツ等を視聴する用途が一般的ではなく、HDCPが不要でした。後にパソコンでもこれらの用途が一般的になり、DVI搭載モデルの一部がHDCPに対応するようになりました。

ポート

HDMIはデジタル信号のみ対応のため、ポートのサイズを小さくできました。DVIはデジタル信号に限らずアナログ信号にも対応のため、ポートのサイズが大きくなりました。

・HDMIとDVIの違いは？ | 日経クロステック（xTECH）(2009/12/28公開記事)

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