インターフェースのmSATA

最終更新日 2023年09月07日

基礎

インターフェースのmSATAとはmini Serial Advanced Technology Attachmentの略で、主にSSDが使用するインターフェースの規格です。エムエスエーティーエーと読みます。エムサタと読む場合もあります。mini SATA、mini Serial ATAと呼ぶ場合もあります。

SATA Revision 3.0からSSDに対応する機能を追加しましたが、mSATAを追加したリビジョンがSATA Revision 3.1です。

SATAを小型化しており、接続にケーブルを使用せずカードを差し込み接続します。主にサイズが小さいノートパソコンがmSATAを採用しています。mSATAではコネクターの形状に限らず、コネクターに差し込むカードの形状も定めています。

mSATAのコネクターとPCI Express Mini Cardのコネクターの形状は同じですが、信号線の割り当ては違います。そのため、mSATAのコネクターにPCI Express Mini Cardのカードを差し込めても動作しません。PCI Express Mini CardのコネクターにmSATAのカードを差し込めても動作しません。mSATAのカードとPCI Express Mini Cardのカードの両者に対応しているコネクターもあり、このようなコネクターでは差し込まれたカードの種類に応じて動作します。

出典
・SSDが登場し、SATAの高速化が続く（2ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2020/03/26公開記事)

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