メインメモリーのランク
最終更新日
2022年01月18日
メインメモリーのランクとは
基礎
メインメモリーのランクとは、メモリーモジュールのデータバス幅64ビット幅を構成するメモリーチップの集まりです。この集まりをブロックやグループと呼ぶ場合があります。この集まりがメモリーモジュールに1つあれば1ランク(シングルランク)、2つあれば2ランク(デュアルランク)です。メインメモリーはブロック(グループ)単位で動作し、その動作単位がランクと言えます。メインメモリーは板状のものですが、これをメモリーモジュール(DIMM、Dual Inline Memory Module)と呼びます。メモリーモジュールには黒い四角形のものが複数ありますが、これをメモリーチップ(DRAMチップ)と呼びます。
メモリーモジュールのデータバス幅が64ビットですが、データバス幅とはデータの通り道の広さのようなものです。メモリーモジュールはメモリーコントローラーと64ビット単位でデータ転送します。
データバス幅64ビットが1つのメモリーチップではなく複数のメモリーチップによって構成されます。例えばデータバス幅8ビットのメモリーチップが8つあれば、合わせてデータバス幅が64ビットです。
メモリーチップの片面実装、両面実装
メモリーチップが片面実装(シングルサイド)ならシングルランク(1ランク)、両面実装(デュアルサイド)ならデュアルランク(2ランク)の場合が多いですが、そうとは限りません。片面実装でもデュアルランクの場合があったり、両面実装でもシングルランクの場合があります。マザーボードのランク上限
メインメモリーを装着するマザーボードにはランクの上限があります。原則的にはマザーボードにあるチップセットによってランクの上限が決まるが、マザーボードのメーカーが独自に拡張しランクの上限が増えている場合があります。特に基板の配線によるノイズがランクの上限に影響するので、配線を工夫してノイズの問題を解決するとランクの上限を増やせます。
ランクの上限を超えるとメインメモリーを認識しません。例えばマザーボードのランクの上限が4とします。デュアルランクのメインメモリーを装着する場合、2枚でランクが4なので2枚まで認識します。シングルランクのメインメモリーを装着する場合、4枚でランクが4なので4枚まで認識します。
ランクの上限を超えるとメインメモリーを認識しません。例えばマザーボードのランクの上限が4とします。デュアルランクのメインメモリーを装着する場合、2枚でランクが4なので2枚まで認識します。シングルランクのメインメモリーを装着する場合、4枚でランクが4なので4枚まで認識します。
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