メインメモリーのレジスタードとアンバッファードの違い
最終更新日
2024年04月13日
メインメモリーのレジスタードとアンバッファードの違いとは
基礎
メインメモリーのレジスタードとアンバッファードの違いとは、レジスタードは入出力にバッファーを持つ種類、アンバッファードは持たない種類です。バッファー
バッファーとは、メインメモリー外にあるメモリーコントローラー、メインメモリー内にあるメモリーチップ、両者の間でデータ信号のタイミングのずれ等を調整するメモリーです。レジスターと呼ぶ場合もあります。メインメモリー内にバッファーがあります。メインメモリーに複数個のメモリーチップがあります。バッファーがない場合、メモリーコントローラーが多くのメモリーチップに対しデータ送受信を行うことになり、メモリーチップの個数が多いとデータ信号のタイミングのずれ等が問題になってきます。バッファーがある場合、メモリーコントローラーが1個のバッファーに対しデータ送受信を行うことになり、バッファーがデータ信号のタイミングのずれ等を調整するため、この問題が解決します。
レジスタードはサーバーやワークステーション向け
レジスタードはメモリーチップの個数が多いメインメモリーを搭載する場合が多いサーバーやワークステーション向けです。サーバーやワークステーションでもアンバッファードを使用する場合もあります。アンバッファードはパソコン向け
パソコンではバッファーがなくても問題がないので、アンバッファードはパソコン向けです。レジスタードを使用するパソコンが非常に少ないです。アンバッファードで問題なくてもレジスタードを使用する方がよさそうですが、レジスタードはアンバッファードよりもコストが高いため、レジスタードの必要がなければコストが安いアンバッファードが妥当です。コンピューターの対応
コンピューターではレジスタードとアンバッファードどちらかのみに対応の場合が多いです。両者に対応している場合もあります。コラム
バッファードからレジスタード
当初の呼び方がレジスタードではなくバッファードでした。後にバッファードからレジスタードに変わりました。変わった理由が不明ですが、バッファードとアンバッファードでは両者の呼び方が似ており間違えやすいため、バッファードをレジスタードに変えた可能性があります。出典
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