Ryzen使用ならメインメモリーはデュアルチャンネルが良い?

最終更新日 2019年10月11日

Ryzen を使うならメインメモリーはシングルチャンネルではなくデュアルチャンネルの方が良いのか

はじめに結論を書くと、GPU が内蔵されている Ryzen を使い、かつその CPU 内蔵 GPU を使いグラフィックス性能を引き出したいなら、メインメモリーはデータ転送速度が速い方が良いので、シングルチャンネルではなくデュアルチャンネルの方が良いです。

例えば GPU が内蔵されていない Ryzen を使う等、他の場合では基本的にデュアルチャンネルの必要性は低くなりますが、メインメモリーのデータ転送速度の速さが必要になってくるなら話は別です。

Ryzen を使うならメインメモリーはデュアルチャンネル必須なのか

「Ryzen 5 2400G」ではメモリ性能がゲーミング性能にどれくらい影響を与えるのかを検証 - GIGAZINE では、Ryzen 5 2400G に内蔵されている GPU のグラフィックス性能が、メインメモリーがシングルチャンネルかデュアルチャンネルかで大きく変わってくるのか検証した結果を紹介しています。(この記事の公開年月日は2018年2月27日)

メモリークロックや CAS レイテンシの違いも Ryzen 5 2400G 内蔵 GPU のグラフィックス性能に影響するのか検証されており、検証結果を短くまとめるのは難しいですが、PC ゲームの「Civilization VI」や「The Witcher 3: Wild Hunt」にて平均フレームレートが、シングルチャンネルからデュアルチャンネルにすることにより約1.5倍〜2倍くらい向上しています。

この検証結果を見て、同記事の筆者は以下のとおりまとめています。
以上の通り、ベンチマーク結果からRyzen APU(Ryzen 5 2400G・Ryzen 3 2200G)では、シングルチャンネルではほとんど性能を引き出すことはできず、デュアルチャンネルは必須と言えます。
Ryzen 5 2400G に限らず Ryzen の内蔵 GPU のグラフィックス性能を引き出したいなら、メインメモリーをデュアルチャンネルにすることは必須と考えられます。

Ryzen を使うならメインメモリーはデュアルチャンネルにすると良いのか

【Hothotレビュー】Ryzen PRO Mobile搭載の14型モバイルノート「ThinkPad A485」を検証 - PC Watch には、レノボのノートパソコン「ThinkPad A485」のレビューが掲載されています。(この記事の公開年月日は2018年11月22日)

搭載されている CPU は Ryzen 7 Pro 2700U、CPU 内蔵 GPU は Radeon Vega 10 Graphics です。

同記事では、メインメモリーがシングルチャンネルかデュアルチャンネルかの違いで、各種ベンチマークに性能差が見られるか検証した結果を掲載しており、3DMark や幾つかの PC ゲームにて大きな性能差が見られます。

PC ゲームのベンチマーク結果を見てみると、以下のとおり書かれています。

  シングルチャンネル デュアルチャンネル
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1,920×1,080ドット
標準品質(ノートPC)
2,372(普通評価) 4,110(快適評価)
1,280×720ドット
高品質(ノートPC)
2,627(やや快適評価) 5,187(とても快適評価)
1,280×720ドット
標準品質(ノートPC)
4,023(快適評価) 6,265(とても快適評価)
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト
1,920×1,080ドット
最高品質
4,599(普通評価) 7,339(とても快適評価)
1,920×1,080ドット
標準品質
5,923(快適評価) 8,496(とても快適評価)
MHFベンチマーク【大討伐】
1,920×1,080ドット 2,659 4,536
1,280×720ドット 5,145 8,201

Ryzen 7 Pro 2700U に内蔵されている GPU は、CPU 内蔵 GPU の割にはグラフィックス性能が高く、その性能を引き出すにはメインメモリーはシングルチャンネルではなくデュアルチャンネルにする方が良いようです。

Ryzen を使うならメインメモリーはデュアルチャンネル推奨なのか

メモリーはデュアルチャンネルを推奨 - 日経トレンディネット には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年2月22日)
それは、AMD製CPUが、メモリーをシングルチャンネルにすると性能が落ちる性質を持っているからだ。下のテスト結果のとおり、シングルチャンネルにするとCPUの演算性能も内蔵グラフィックス性能も落ちてしまう。特にグラフィックス性能の落ち込みが激しいので、性能重視の人はメモリーをオプションでデュアルチャンネル構成にすることをお薦めする。
同記事では、Ryzen 5 2400G を使ってシングルチャンネルとデュアルチャンネルでどれくらいの性能差が出るのかベンチマークソフトウェアを利用して検証した結果を掲載しています。

  シングルチャンネル
(8GB×1)
デュアルチャンネル
(4GB×2)
CINEBENCH R15
シングルコア
152 156
CINEBENCH R15
マルチコア
792 803
3DMARK
Sky Diver
7274 10833

CINEBENCH R15 を見ると CPU の演算性能に関しては、シングルチャンネルとデュアルチャンネルの間でほとんど性能差はありませんが、3DMARK を見るとグラフィックス性能に関しては性能差が大きいです。

Ryzen 5 2400G 等に統合されている GPU を使い、かつグラフィックス性能を重視するなら、メインメモリーはシングルチャンネルではなくデュアルチャンネルにしておく方が良さそうです。


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