なぜインターネットで犯罪自慢をしてしまうのか

最終更新日 2019年10月11日

犯罪だと自覚していないからインターネットで犯罪自慢をしてしまうのか

以下では犯罪自慢について扱いますが、犯罪には問われないが非常識で悪い行為であっても犯罪としてまとめて扱います。言い換えると、SNS やブログに公開すると炎上してしまうような非常識で悪い行為も犯罪に含めて一括りにします。

SNS やブログで犯罪自慢をする人が続出していますが、なぜ犯罪自慢をするのか疑問です。もちろん犯罪を行う時点で良くありませんが、普通は犯罪をしたら自分から公開するような真似はしないと思います。

自分が働いている宿泊施設等に有名人が来たら教えてしまう等、公開することが目的の犯罪自慢もありますが、例えばカンニング、飲酒運転、窃盗、暴行等、公開する必要性がなく隠しておく方が良いと思える犯罪でも自慢してしまい炎上してしまう事例が後を絶ちません

私の推測ですが、犯罪だと自覚していない、自覚しているとしても咎められるほどの犯罪だとは思っていないので犯罪自慢してしまうのではないかと思います。

例えば、飲酒運転に対して厳しくなりましたが、一部の地域では飲酒運転に寛容で皆やってるから自分も飲酒運転することがあると話す人がいます。

この人は飲酒運転は犯罪であると自覚していたとしても、咎められるほどの犯罪だとは思っていないので、もし SNS やブログを利用していたら、自ら飲酒運転について書き込んでしまう可能性があると思います。

インターネットで犯罪自慢をしてしまう4つの理由

「ネットで犯罪自慢」はバカだからで済むのか には、秒刊SUNDAYに掲載されていた犯罪自慢が絶えない4つの理由が以下のとおり紹介されていますが、犯罪という自覚がない以外の理由も確かにありそうだなと思います。
1.他の人が犯罪自慢をして問題になったということを知らない
2.自分のツイートが見られていると思っていない
3.そもそも犯罪だという自覚がない
4.ちょいワルな俺カッコイイ的な風潮

1.他の人が犯罪自慢をして問題になったということを知らない

インターネットにある情報は膨大であり、自分が知っている情報は誰でも知っていそうなほど広まっていても他人は知らないことは良くあります。過去に犯罪自慢が問題になったことを知らず犯罪自慢をしてしまった可能性は十分あると思います。

2.自分のツイートが見られていると思っていない

同記事にも書かれているとおり、見ず知らずの人達がいる屋外の場所で話すようなものと思って犯罪自慢している可能性も十分あると思います。例えば飲食店や電車の中で犯罪自慢をしても、誰かが咎めたりすることはそうそうありません。SNS やブログでも同じように特に何も起こらないだろうと判断して犯罪自慢してしまうのかもしれません。

3.そもそも犯罪だという自覚がない

犯罪という自覚がなければ、犯罪自慢をしてしまうのも無理はありません。誰しもが犯罪だと認識できるのに犯罪だと自覚していないなら救いようがないと思われてもやむを得ないレベルですが、犯罪だと自覚していないとしてもやむを得ない犯罪もあると思いますので、そういうところは家庭や学校、職場等で教育が必要だと思います。

例えば、自分が働いている職場に有名人がお忍びで来たら SNS やブログで公開してしまうと犯罪になってしまうことを知らない人は、少ないでしょうがいると思います。

4.ちょいワルな俺カッコイイ的な風潮

昔にちょい悪おやじという言葉をよく聞いた覚えがあります。私の記憶だと、実際に悪いことはしないが外見が悪いことをしていそうな意味だったと思います。

ちょい悪(ちょいわる)の意味 - goo国語辞書 では、ちょい悪の意味について以下のとおり書かれています。
俗に、トラッドやコンサバスタイルに、サングラスやレザージャケットなど不良を思わせる要素を取り入れて着崩したファッション。特に中年男性のスタイルにいう。「ちょい悪おやじ」

[補説]男性向けファッション誌のキャッチコピーとして用いられ、2000年代前半から流行した語。「ちょい不良」と当てて書くこともある。
記事に出てくる「ちょいワルな俺カッコイイ的な風潮」の意味とは、不良の俺はかっこいいと思い込んでると同じようなことだと思いますが、未成年の飲酒や喫煙について犯罪自慢してしまう人は、これに当てはまる可能性があると思います。

Twitter で犯罪自慢をしてしまう10大要素

何故Twitterで犯罪自慢をしてしまうか 「匿名だと思っている」「ITリテラシーの低い」 | ガジェット通信 GetNews では、ツイッターで犯罪自慢してしまう理由について考えられる要素を以下のとおり挙げています。
1.匿名だと思っている
2.Twitter上のツイートの行き先や公開範囲を理解していない
3.気軽に投稿できるから
4.ITリテラシーの低い人が利用(発信)しているから
5.自慢したい、自己主張したい
6.大勢が見ていないと思っている
7.逆に大勢が見ているからそれを知らせたかった
8.炎上要素のある話題に自ら首を突っ込む
9.犯罪だと思っていない
10.バカだから
同記事には、それぞれについて筆者の意見が述べられていますが、以下は私なりの意見です。

1.匿名だと思っている

犯罪自慢をし個人情報が特定された事例だと、犯罪自慢をした人は匿名だから自分の発言が広まっても大丈夫だろうという気持ちがあった可能性が考えられます。

自分自身は特定につながる個人情報を公開していないとしても、思わぬところから個人情報が特定される恐れがあります。

2.Twitter上のツイートの行き先や公開範囲を理解していない

誰からも見られると理解していない可能性は結構大きいかもしれません。このツイッターの仕組みを当たり前と思っている人でも、昔はいろいろ知らないことがあったと思います。

3.気軽に投稿できるから

実際に人の前で話す時は、これは言ってもいいのか慎重に考えるものだと思います。ツイッターだと気軽に投稿できるので、投稿したらどうなるか深く考えずに犯罪自慢をしてしまう可能性はあると思います。

発信内容が犯罪自慢ではなくても、不謹慎と見られ炎上してしまうこともありますので、ツイッターに限らず他の SNS やブログでも、投稿しても良い内容だろうかと自問自答してから投稿することを心がける必要が誰にでもあると思います。

4.ITリテラシーの低い人が利用(発信)しているから

一般人であっても炎上し個人が特定されると恐ろしいことになると知らない人は結構多いと思います。犯罪自慢をしたのかは知りませんが、過去に炎上し個人が特定された事例で唐澤貴洋氏という弁護士がインターネットでよく知られるようになりました。(唐澤貴洋氏が犯罪自慢とかしたわけではなく、炎上した本人が炎上の解決のために唐澤貴洋氏へ依頼した流れで騒動に巻き込まれた)

個人が特定され炎上した事例の中でかなり有名だと思いますが、それでもインターネット利用者の一割も知らない可能性があると思います。他にも数多くの炎上した事例をインターネットで知ることができますが、自ら知ろうとする人は少ないと思います。

犯罪自慢をしてしまうような人は、知っていたとしても犯罪自慢をしてしまう気もしますが、知っていたら犯罪自慢はしなかった可能性はあると思います。

5.自慢したい、自己主張したい

犯罪内容を自慢したい、自己主張したい人が世の中にはいることは理解できます。私だったら犯罪を行ったとしたら誰にも言わないと思いますので、自慢や自己主張することでどのような気持ちになるのかがわかりません。

例えば、仮に私が窃盗したらインターネットに公開するような真似はしません。窃盗した報告と窃盗した商品を公開することは、戦利品を自慢するようなものだと考えることはできますが、本当にそういう気持ちなのかわかりません。

6.大勢が見ていないと思っている

「2.Twitter上のツイートの行き先や公開範囲を理解していない」と同様であり、限られた人からしか見られていないと思っている可能性があると思います。

例えば、高校生が同級生たちと飲酒した様子をブログに画像付きで投稿し炎上したことがありましたが、同級生しか見ていないだろうと思っていた可能性があります。

7.逆に大勢が見ているからそれを知らせたかった

犯罪であることを知っていながらも自分のことを知ってほしい、誰かにかまって欲しい等、承認要求のために犯罪自慢をしてしまう人もいるかもしれません。

8.炎上要素のある話題に自ら首を突っ込む

炎上の原因を作った本人を擁護する等、炎上しているところへ自ら首を突っ込む人達が見られますが、ほとんどは愉快犯だと思います。炎上へ加わっている人達は愉快犯だと気づくせいか、愉快犯が炎上することはありませんが、炎上の原因を作った本人を本気で擁護してしまい一緒に炎上してしまう身内や仲間の人達も見られます。

炎上は理不尽と思えることもありますが、客観的に見て犯罪自慢であるなら身内や仲間だからと擁護したりせずに、インターネット上では自ら首を突っ込まない方が良いです。擁護ではなく代わりに謝罪する等しても、とにかく何でも良いから攻撃したい人に狙われる恐れがあります。

9.犯罪だと思っていない

客観的に見て犯罪なのに犯罪だと思っておらず犯罪自慢してしまう人もいると思います。炎上をきっかけに犯罪であると自覚し更生できれば良いのですが・・・。

10.バカだから

バカというのは簡単ですが、過去に炎上した件を見るとバカと見られてもやむを得ないことはあります。インターネットで犯罪自慢をしてしまい炎上してしまったら、何がいけなかったのか、今後どうしていけばインターネットで犯罪自慢をすることはなくなるのか学ぶしかないと思います。

内輪ルールの優位性によりインターネットで犯罪自慢をしてしまう

Twitter犯罪自慢の構造 「内輪のルール」が優先される空間  WEDGE Infinity(ウェッジ) には興味深い考察が書かれており、昔から犯罪自慢をする人はいたが、昔はその場での会話や写真をメールに添付する方法で犯罪自慢をし、今では SNS やブログを使うようになったので可視化されるようになったと述べられています。

小中学生の頃、間接的にですが在校生が飲酒や喫煙、万引き等をしたという話を聞くことがありましたので、昔から犯罪自慢する人は自分の見えないところにいたのだろうと思います。

また、犯罪自慢が増えたと感じるのであれば、犯罪自慢をする人が増えたわけではなく、SNS やブログにより犯罪自慢が広まりやすくなったせいかもしれません。

インターネットで犯罪自慢からの炎上が続出しているのを見ると、最近の若者は罪の意識がない等、最近の若者に対する意見に納得してしまいやすいですが、昔も今も変わらず犯罪自慢をする人は一定の割合でいると考えられます。

同記事では、なぜ犯罪自慢をするのか根本的な問題が、内輪ルールの優位性にあると述べられています。つまり、本心では悪いとわかっていても、みんながやっていることだから自分もすべきだという感覚に陥り、悪ふざけの度合いが増すと暴走し悪いという感覚が薄れていくということです。

犯罪自慢をする人全員に当てはまるわけではないでしょうが、例えば内輪の人達が未成年なのに飲酒や喫煙をしており、自分も未成年だがみんながやっているので悪いという感覚が薄れ、SNS やブログで飲酒や喫煙をしていることを書いてしまい炎上してしまう、このように内輪ルールが人を変えてしまうことがあると思います。

インターネットに書かれている情報を見ると、日本は治安が良い割りには傘や自転車の窃盗が多いと思いますが、これも内輪ルールの優位性が関係していると考えられます。

例えば、傘や自転車を盗んでも罪悪感がなく借りている感覚だと言う人がいるなら、そのような人の周りには同じように平気で傘や自転車を盗む人達がいる可能性が高いと考えられます。

犯罪自慢とは言えませんが自分の発言が炎上してしまう事例も後を絶ちませんが、これも内輪ルールが関係している場合があると思います。

例えば、自分の会社では災害時でも出勤するのが当たり前であり、災害時に遅れてくる社員がいることについて苦言を世に発信してしまうと炎上する可能性があります。

行政や医療等、災害時でも出勤を求められる場合もあるでしょうが、災害時に出勤を求めるのは自分の会社では受け入れられても世には受け入れてもらえないからです。

自分は犯罪自慢をしないだろうと思っていても、身内や知人、学校や職場等で内輪ルールに染まり悪いという感覚が薄れてしまっていることがないか見直す方が良いかもしれません。

犯罪とまではいかなくても、極論であったり時代遅れと見なされるにもかかわらず内輪ルールに染まり気づかずに SNS やブログで発信してしまうと炎上してしまう恐れがあります。


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