ノートかタブレットの選択
最終更新日
2019年10月11日
ノートパソコンとタブレット PC どちらを選ぶかの決め方
最大の違いは操作方法
ノートパソコンとタブレット PC は、どちらも持ち運びが可能なパソコンです。どちらを選んでもパソコンとして使っていけますが、使い勝手が大きく異なりますので、自分の使用用途に合う方を選ぶ必要があります。両者の違いを見て、どちらを選ぶか決めたいですが、最大の違いは操作方法です。ノートパソコンはキーボードとタッチパッド、もしくはマウスでの操作を前提に作られていますが、タブレット PC はタッチ操作を前提に作られています。
ノートパソコンでも、タッチパネル搭載であればタッチ操作できますが、タッチ操作は手元に画面を置いた状態だとやりやすく、ノートパソコンだと腕を上げながらタッチ操作をする事になり、腕が疲れやすくなります。
また、タブレット PC でもキーボードとマウスを接続して操作できますが、画面を適切な角度に維持するものが必要ですし、本体とキーボードが一体になっていないと持ち運びがしづらいです。画面にタッチして入力するスクリーンキーボード(タッチキーボード)を使う手がありますが、周辺機器のキーボードと比べると使いにくいです。
そのため、パソコンをキーボードやマウスでの操作で使っていきたい方は、ノートパソコンを選ぶのがおすすめです。タッチ操作で使っていきたい方は、タブレット PC を選ぶのがおすすめです。
パソコンはどちらの操作方法が良いのか
パソコンをキーボードとマウス操作、タッチ操作どちらで使っていくか決まらない場合は、パソコンの使用用途を考える必要があります。まず、ネットサーフィンやメール等、スマートフォンの延長のような使い方に限るなら、タッチ操作で十分です。このような使用用途では、タブレット PC を選んでも問題ありません。
一方で、タッチ操作が可能なスマートフォンやタブレット PC が登場する前から続いてきたパソコンの使い方をするなら、キーボードとマウス操作が望ましいです。
従来からあるパソコンの使い方をするなら、キーボードとマウス操作を前提に作られたソフトウェアを使うため、タッチ操作では操作しづらくなります。そのため、このような使用用途では、ノートパソコンを選ぶ方が良いです。
1台2役のパソコンがある
ノートパソコンとしてもタブレット PC としても使えるパソコンがあります。このようなパソコンは、ハイブリッド PC や 2 in 1(ツーインワン)パソコン等と呼ばれています。ハイブリッド PC は、ノートパソコンのようにキーボードが付いているのが特長で、モデルによりますがキーボードを分離、またはキーボードを画面の下にいかせる事で、タブレット PC のように変身します。
もし、どちらを選ぼうか迷っているなら、このような1台2役のパソコンに注目してみるのがおすすめです。ただし、操作方法以外の違いに注目すると、同じハイブリッド PC でもノートパソコンに近いモデル、タブレット PC に近いモデルがありますので、ハイブリッド PC を選ぶ場合でも、ノートパソコンとタブレット PC どちらが自分に合うのか意識して選ぶ必要があります。
ノートパソコンとタブレット PC の違いに注目しての選び方
ノートパソコンとタブレット PC のメリット、デメリット
上記では、操作方法の違いについて記載しましたが、ノートパソコンとタブレット PC を比べると、他にも様々な違いがあり、使用用途によっては、操作方法以外の違いにも注目して、どちらを選ぶが決めた方が良いです。操作方法の違いも含め、両者の違いを考慮すると、ノートパソコンとタブレット PC には以下のようなメリットとデメリットがあると言えます。両者には様々なモデルが存在するため、全てのモデルにメリット、デメリットが当てはまるとは言えませんが、ここではノートパソコンは B5 サイズ(画面サイズ12〜14インチ型)、タブレット PC は10インチ型のモデルを想定しています。
ノートパソコン | タブレット PC | |
---|---|---|
メリット |
・性能が高いモデルがある ・画面サイズが大きいため作業しやすい ・キーボードとマウスがあるため、操作、入力がしやすい ・外部インターフェースが多い |
・薄くて軽いため、持ち運びしやすい ・タッチ操作がしやすい |
デメリット |
・モデルによっては厚くて重いため、持ち運びしにくい ・タッチ操作しにくい |
・性能が低いモデルに限られる ・画面サイズが小さいため作業しにくい ・キーボードやマウスがないため、操作、入力がしにくい ・外部インターフェースが少ない |
上記のようにメリット、デメリットがある要因は、以下の違いによります。
サイズと重量
タブレット PC の方がサイズが小さくて軽いため、持ち運びがしやすいです。ただし、ノートパソコンの技術進歩によって薄型化と軽量化が進んだため、モデルによっては、そこらのタブレット PC よりも薄くて軽いくらいです。そこまでいなかくても、十分持ち運びしやすいノートパソコンが増えたため、持ち運びのしやすさを考慮して、どちらを選ぶか検討する必要性は低いです。
性能を高くできる限度
基本的に、パソコンは本体サイズが大きくなるほど性能を高くできます。なぜなら、PC パーツは性能が高いほどサイズが大きくなる傾向があり、他に性能が高い PC パーツは発熱量が大きく、本体内部のスペースを広くして、冷却性能を高める必要があるからです。その点では、本体サイズが大きいノートパソコンが有利で、本体サイズが小さいタブレット PC は、性能を上げられる限度が低いです。そのため、ノートパソコンの方には性能が高いモデルがありますので、性能を重視するならノートパソコンを選ぶ方が良いです。
画面サイズ
使用用途によりますが、画面サイズが大きいほど、一度に表示可能な情報量が増えるため、作業がしやすくなります。画面サイズが大きいノートパソコンの方が作業しやすいため、仕事や勉強等、効率的な作業が求められる使用用途では、ノートパソコンを選ぶ方が良いです。
操作方法
タッチ操作がしやすいよう作られたソフトウェアが登場してきましたが、パソコンではキーボードやマウス操作を前提に作られたソフトウェアが主流ですので、キーボードやマウスがあるノートパソコンの方が操作しやすいです。タブレット PC に周辺機器のキーボードやマウスを接続して使用できますが、ノートパソコンより使い勝手が落ちます。タッチ操作だけで済むような使い方であれば、タッチ操作がしやすいタブレット PC を選ぶ方が良いですが、そうではなければノートパソコンを選ぶ方が良いです。タッチパネル搭載ノートパソコンならタッチ操作ができますが、手元でのタッチ操作ではなく、腕を上げてのタッチ操作となりますので、腕が疲れやすくタッチ操作しにくいです。
外部インターフェース
設計次第ですが、パソコンは本体サイズが大きいほど、多くの外部インターフェースを搭載できます。ノートパソコンの方が本体サイズが大きいため、外部インターフェースが多いです。外部インターフェースは、主に周辺機器との接続に使用しますが、無線 LAN や BlueTooth 等の無線接続で使える周辺機器が増えてきたため、外部インターフェースの多さを考慮して、どちらを選ぶか検討する必要性は低いです。
有線接続を重視してパソコンを使っていくなら、外部インターフェースが豊富なノートパソコンを選ぶ方が良いです。
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