Windowsは家庭向けエディションを選ぶのがおすすめ
最終更新日
2023年09月07日
企業向けエディションの機能は不要
Windows には、複数のエディションがあります。Windows 搭載パソコンには、1つのエディションがインストールされています。
Windows のエディションは、大きく分けると家庭向けエディションと企業向けエディションに分ける事ができますが、家庭でパソコンを使用するなら家庭向けエディションを選ぶのがおすすめです。
企業向けエディションには家庭向けエディションにはない機能があります。パソコンを家庭で使う場合でも企業向けエディションの機能が必要であれば企業向けエディションを選ぶ必要がありますが、企業向けエディションの機能が必要になることはそうそうありません。
もし後で企業向けエディションの機能が必要になっても、パソコン購入後に家庭向けエディションから企業向けエディションへアップグレードできます。
企業でパソコンを使用するなら企業向けエディションを選ぶのがおすすめですが、家庭向けエディションにはなく企業向けエディションにある機能が不要であれば家庭向けエディションを選んでも問題ありません。
家庭向けエディションと企業向けエディションにも複数のエディションがありますが、まずは個人を対象に販売されているエディションに絞ると選びやすいです。
2017年11月1日時点では、Windows 10 以外の Windows 製品は古くなって見られなくなり、新しいパソコンを選ぶならほぼ Windows 10 一択です。まだ Windows 10 よりも古い Windows 製品を搭載したパソコンを販売するところが見られますが、どうしても古い Windows 製品を利用したい理由がなければ Windows 10 を選べば良いです。
以下では、Windows 10 だけでなく Windows 7、Windows 8.1 についても各エディションの違い等を記載しています。
Windows のエディションは、大きく分けると家庭向けエディションと企業向けエディションに分ける事ができますが、家庭でパソコンを使用するなら家庭向けエディションを選ぶのがおすすめです。
企業向けエディションには家庭向けエディションにはない機能があります。パソコンを家庭で使う場合でも企業向けエディションの機能が必要であれば企業向けエディションを選ぶ必要がありますが、企業向けエディションの機能が必要になることはそうそうありません。
もし後で企業向けエディションの機能が必要になっても、パソコン購入後に家庭向けエディションから企業向けエディションへアップグレードできます。
企業でパソコンを使用するなら企業向けエディションを選ぶのがおすすめですが、家庭向けエディションにはなく企業向けエディションにある機能が不要であれば家庭向けエディションを選んでも問題ありません。
家庭向け エディション |
・個人を対象に販売されているパソコンでは主流のエディション ・家庭で使用するなら十分な機能がそろっている |
---|---|
企業向け エディション |
・法人を対象に販売されているパソコンでは主流のエディション ・企業で使用するなら必要性が高い機能が追加されている |
家庭向けエディションと企業向けエディションにも複数のエディションがありますが、まずは個人を対象に販売されているエディションに絞ると選びやすいです。
2017年11月1日時点では、Windows 10 以外の Windows 製品は古くなって見られなくなり、新しいパソコンを選ぶならほぼ Windows 10 一択です。まだ Windows 10 よりも古い Windows 製品を搭載したパソコンを販売するところが見られますが、どうしても古い Windows 製品を利用したい理由がなければ Windows 10 を選べば良いです。
以下では、Windows 10 だけでなく Windows 7、Windows 8.1 についても各エディションの違い等を記載しています。
Windows 7 のおすすめエディション
以下は、Windows 7 のエディション一覧です。
Windows 7 Starter は、ネットブックやネットトップと呼ばれる低価格パソコンにインストールされて販売されますが、ネットブックやネットトップは終焉を迎えましたので選択肢に入りません。Windows 7 Home Basic は、日本国内では販売されませんので選択肢に入りません。Windows 7 Enterprise は、ボリュームライセンスで販売されるエディションですので選択肢に入りません。
そのため、Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate の中から選ぶ事になりますが、家庭でパソコンを使用するなら Windows 7 Home Premium がおすすめです。
もし Windows 7 Home Premium にはなく Windows 7 Professional にある機能が必要であれば、Windows 7 Professional を選ぶ必要があります。Windows 7 Ultimate に関しても同様です。
以下は、Windows 7 Home Premium にはなく Windows 7 Professional と Windows 7 Ultimate にある主な機能です。
家庭向けエディション | Windows 7 Starter Windows 7 Home Basic Windows 7 Home Premium |
---|---|
企業向けエディション | Windows 7 Professional Windows 7 Ultimate |
企業向けエディション (ボリュームライセンス) |
Windows 7 Enterprise |
Windows 7 Starter は、ネットブックやネットトップと呼ばれる低価格パソコンにインストールされて販売されますが、ネットブックやネットトップは終焉を迎えましたので選択肢に入りません。Windows 7 Home Basic は、日本国内では販売されませんので選択肢に入りません。Windows 7 Enterprise は、ボリュームライセンスで販売されるエディションですので選択肢に入りません。
そのため、Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate の中から選ぶ事になりますが、家庭でパソコンを使用するなら Windows 7 Home Premium がおすすめです。
もし Windows 7 Home Premium にはなく Windows 7 Professional にある機能が必要であれば、Windows 7 Professional を選ぶ必要があります。Windows 7 Ultimate に関しても同様です。
以下は、Windows 7 Home Premium にはなく Windows 7 Professional と Windows 7 Ultimate にある主な機能です。
- ドメイン参加
- ドメイン管理されたネットワークに参加できる
- グループポリシー管理
- ドメイン参加しているパソコンに対し、ドメイン管理者がポリシー(環境設定)を適用できる
- Windows XP モード
- Windows 7 上で、Windows XP を使用できる
- リモートデスクトップ(ホスト)
- 同じネットワーク、またはインターネットに接続されている別のパソコンから、パソコンに接続できる
- BitLocer、BitLocker To Go
- ストレージ全体を暗号化できる(BitLocer は内蔵ストレージ用機能、BitLocker To Go は外付けストレージ用機能)
- 多言語対応
- 表示言語を35か国の言語の中から選び切り替える事ができる
Windows 8.1 のおすすめエディション
以下は、Windows 8.1 のエディション一覧です。
Windows 8.1 with Bing は、Microsoft 社のウェブブラウザ Internet Explorer の標準検索エンジンが Bing に設定されている事が特徴であり、他は Windows 8.1 と同じです。この設定は変更できますので、実質 Windows 8.1 と Windows 8.1 with Bing は同じエディションと見なして問題ありません。
Windows RT 8.1 は、Windows RT 用ソフトウェアしか動作しません。これが大きな不評を招き需要は無きに等しく、それに伴い Windows RT 8.1 がインストールされているパソコンは無きに等しいので、Windows RT 8.1 は選択肢に入りません。
Windows 8.1 Enterprise は、ボリュームライセンスで販売されるエディションですので選択肢に入りません。
そのため、Windows 8.1(Windows 8.1 with Bing)、Windows 8.1 Pro の中から選ぶ事になりますが、家庭でパソコンを使用するなら Windows 8.1 がおすすめです。
もし Windows 8.1 にはなく Windows 8.1 Pro にある機能が必要であれば、Windows 8,1 Pro を選ぶ必要があります。以下は、Windows 8.1 にはなく Windows 8.1 Pro にある主な機能です。
家庭向けエディション | Windows 8.1 Windows 8.1 with Bing Windows RT 8.1 |
---|---|
企業向けエディション | Windows 8.1 Pro |
企業向けエディション (ボリュームライセンス) |
Windows 8.1 Enterprise |
Windows 8.1 with Bing は、Microsoft 社のウェブブラウザ Internet Explorer の標準検索エンジンが Bing に設定されている事が特徴であり、他は Windows 8.1 と同じです。この設定は変更できますので、実質 Windows 8.1 と Windows 8.1 with Bing は同じエディションと見なして問題ありません。
Windows RT 8.1 は、Windows RT 用ソフトウェアしか動作しません。これが大きな不評を招き需要は無きに等しく、それに伴い Windows RT 8.1 がインストールされているパソコンは無きに等しいので、Windows RT 8.1 は選択肢に入りません。
Windows 8.1 Enterprise は、ボリュームライセンスで販売されるエディションですので選択肢に入りません。
そのため、Windows 8.1(Windows 8.1 with Bing)、Windows 8.1 Pro の中から選ぶ事になりますが、家庭でパソコンを使用するなら Windows 8.1 がおすすめです。
もし Windows 8.1 にはなく Windows 8.1 Pro にある機能が必要であれば、Windows 8,1 Pro を選ぶ必要があります。以下は、Windows 8.1 にはなく Windows 8.1 Pro にある主な機能です。
- VHD 起動
- VHD ファイルに OS の Windows をインストールし起動できる
- アサインドアクセス
- パソコンを、1つの Windows ストアアプリのみを使うように設定できる
- クライアント Hyper-V
- 仮想マシンを使用して、同じパソコンで複数の OS を同時に実行できる
- ドメイン参加
- ドメイン管理されたネットワークに参加できる
- グループポリシー
- ドメイン参加しているパソコンに対し、ドメイン管理者がポリシー(環境設定)を適用できる
- BitLocer、BitLocker To Go
- ストレージ全体を暗号化できる(BitLocer は内蔵ストレージ用機能、BitLocker To Go は外付けストレージ用機能)
- リモートデスクトップ(ホスト)
- 同じネットワーク、またはインターネットに接続されている別のパソコンから、パソコンに接続できる
Windows 10 のおすすめエディション
以下は、Windows 10 のエディション一覧です。
(※)教育機関向け
Windows 10 Mobile は、スマートフォン向けエディションですので、パソコンを選ぶなら選択肢に入りません。Windows 10 Enterprise、Windows 10 Education(※)、Windows 10 Mobile Enterprise は、ボリュームライセンスで販売されるエディションですので選択肢に入りません。
Windows 10 IoT Core は、昔と違いインターネットに接続されて使われるようになってきた機器(IoT(Internet of Things)と呼ばれる)向けのエディションですので、パソコンを選ぶなら選択肢に入りません。
そのため、Windows 10 Home、Windows 10 Pro の中から選ぶ事になりますが、家庭でパソコンを使用するなら Windows 10 Home がおすすめです。
もし Windows 10 Home にはなく Windows 10 Pro にある機能が必要であれば、Windows 10 Pro を選ぶ必要があります。以下は、Windows 10 Home にはなく Windows 10 Pro にある主な機能です。
家庭向けエディション | Windows 10 Home Windows 10 Mobile |
---|---|
企業向けエディション | Windows 10 Pro |
企業向けエディション (ボリュームライセンス) |
Windows 10 Enterprise Windows 10 Education(※) Windows 10 Mobile Enterprise |
その他 | Windows 10 IoT Core |
Windows 10 Mobile は、スマートフォン向けエディションですので、パソコンを選ぶなら選択肢に入りません。Windows 10 Enterprise、Windows 10 Education(※)、Windows 10 Mobile Enterprise は、ボリュームライセンスで販売されるエディションですので選択肢に入りません。
Windows 10 IoT Core は、昔と違いインターネットに接続されて使われるようになってきた機器(IoT(Internet of Things)と呼ばれる)向けのエディションですので、パソコンを選ぶなら選択肢に入りません。
そのため、Windows 10 Home、Windows 10 Pro の中から選ぶ事になりますが、家庭でパソコンを使用するなら Windows 10 Home がおすすめです。
もし Windows 10 Home にはなく Windows 10 Pro にある機能が必要であれば、Windows 10 Pro を選ぶ必要があります。以下は、Windows 10 Home にはなく Windows 10 Pro にある主な機能です。
- ドメイン参加
- ドメイン管理されたネットワークに参加できる
- グループポリシー管理
- ドメイン参加しているパソコンに対し、ドメイン管理者がポリシー(環境設定)を適用できる
- BitLocer、BitLocker To Go
- ストレージ全体を暗号化できる(BitLocer は内蔵ストレージ用機能、BitLocker To Go は外付けストレージ用機能)
- エンタープライズモード Internet Explorer (EMIE)
- 旧 Internet Explorer 向けに設計されたウェブサイトやイントラネットの互換性問題を回避できる
- Assigned Access 8.1
- パソコンを、1つの Windows ストアアプリのみを使うように設定できる
- リモートデスクトップ(ホスト)
- 同じネットワーク、またはインターネットに接続されている別のパソコンから、パソコンに接続できる
- Client Hyper-V
- 仮想マシンを使用して、同じパソコンで複数の OS を同時に実行できる
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