PCケースのエアフローは正圧と負圧どちらが良い?

最終更新日 2019年10月11日

PC ケースのエアフローは正圧と負圧どちらが良いのか

はじめに結論を書きます。

PC ケース内部にホコリが侵入しにくいようにしたいなら、負圧よりも正圧が良いです。

正圧と負圧、どちらの方が冷却性能が高くなるのかどうかは、使用する PC ケースや PC パーツ等によって違ってきますので、実際にやってみないと判断できません。

以下では検証例を紹介していますが、その検証例によると PC ケースが開放型かつ側面ファンありなら正圧、密閉型かつ側面ファンなしなら負圧の方が冷却性能が高くなります。

ホコリが侵入しにくいようにするなら負圧よりも正圧が良いのか

パワーデポ探検隊-八戸店 : 【PCケース】空気の流れ【正圧・負圧】 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2012年4月20日)
 前述の「正圧・負圧」を元に考えると、ケース内に埃の積もりやすいパソコンは「負圧気味な状態である」、つまり排気が強い(多い)パソコンである可能性が高いということになります。排気されて気圧が下がるため、様々な隙間から空気を吸い込みます。埃と一緒に。
パソコンをホコリが多いところで使うのでホコリが侵入しにくいようにしたいなら、PC ケースのエアフローは負圧よりも正圧が良いようです。

同記事では正圧気味に調整することを提案しており、例えば PC ケースのファン全てを排気ではなく吸気にする、正圧にするためにそこまではしなくて良いようです。

ホコリが侵入しにくいようにし、冷却効果を高めるなら、負圧よりも正圧が良いのか

PCなんでも工房 : 【必見!!】PCケース 正圧のススメ には、負圧よりも正圧が良い2つの理由について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2015年1月23日)
1.正圧であれば、排気より吸気が多いので、ファンがついていないすき間からホコリが進入しにくい。

(略)

2.グラフィックカードや排気ファン等からの排気熱が再びPC内に戻ることがなく、熱がこもりにくい。
2の理由についてです。一般的にパソコンは壁に向かって設置されることが多く、パソコンから排気された空気が壁に当たって跳ね返ってきますが、PC ケースのエアフローが負圧だと壁に跳ね返ってきた空気が空いている拡張スロットの通気口等から侵入してくるので、冷却効果が落ちてしまうそうです。

PC ケースが開放型かつ側面ファンありなら正圧、密閉型かつ側面ファンなしなら負圧が良いのか

PCケースの冷却性能をアップするテクニック - AKIBA PC Hotline! では、PC ケースのエアフローを正圧または負圧にして、それぞれの間に冷却性能に違いは出るのか検証した結果を掲載しています。(この記事の公開年月日は2016年3月15日)

その結果について、以下のとおり書かれています。
 CPU温度については、正圧時とバランス状態で、ファンの向きを変更する効果が認められる。もっとも冷えるのは開放状態に側面ファンを追加した負圧状態で、バランス状態よりも6℃低くなった。

 逆にGPU温度は、正圧状態だと4℃も上がった。背面と前面から吸気した場合、ビデオカード付近に熱気がたまりやすくなったのだろう。側面ファンを吸気方向で追加し、ビデオカード付近に熱気がたまりにくいようにすると、GPU温度は大きく低下した。負圧状態では、バランス状態と比べ大きな違いはない。動作音はどんなエアフローでも大きな違いはなかった。
バランス状態とは、吸気と排気のバランスが取れた状態です。PC ケース前面を吸気ファン、PC ケース背面を排気ファンにした状態です。

正圧状態では PC ケースの前面と背面に吸気ファン、負圧状態では PC ケースの前面と背面に排気ファンがあります。

この検証で使われた PC ケースは密閉型であり、各ファンマウンターを外し開放型 PC ケースとした場合も比較して検証しており、後者を開放状態と呼んでいます。

側面ファンを追加する場合は、PC ケースのサイドパネルにファンを追加しています。正圧状態では吸気ファンとして追加、負圧状態では排気ファンとして追加しています。

検証結果によると、CPU 温度を最も低くするのは負圧状態、開放状態、側面ファンありの場合のようです。正圧状態、開放状態、側面ファンありの場合でも、CPU 温度はバランス状態よりも5度低くなっています。

GPU 温度を最も低くするのは正圧状態、開放状態、側面ファンありの場合のようです。正圧状態、密閉状態、側面ファンなしだと GPU 温度は最も高くなっていますが、開放状態にし側面ファンを追加することで最も低い温度になっています。負圧状態、開放状態、側面ファンありの場合では、バランス状態と比べて1度低くなっています。

総合的に見れば、開放状態かつ側面ファンありなら正圧状態がベストのようです。

開放状態かつ側面ファンなしなら、負圧状態がベストのようです。密閉状態かつ側面ファンなしなら、負圧状態がベストのようです。どちらの場合でも正圧状態だと、ビデオカード付近に熱気がたまりやすくなるせいか GPU 温度が上昇しています。

以上の結果は、検証に使う PC ケースや他の PC パーツによって変わってくる可能性がありますので、正圧状態と負圧状態どちらが良いのかは実際に検証してみないとわからないと思います。


キャンペーン情報
マウスコンピューター
冬のボーナスセール icon
期間限定で大幅値引き!最大60,000円OFF!!(一部モデルのみ)
(11月20日迄)
DELL
・PRE-BLACK FRIDAYセール
Office付き秋の感謝モデルほか、デスクトップ製品がクーポンで最大18%Off
(キャンペーン実施中)
ドスパラ
・最大20%還元 冬のボーナスセール
特価パソコンをはじめ、お買得なパソコンパーツ、周辺機器を多数ご用意
(11月28日迄)
パソコン工房
・Windows 10乗り換え応援セール×総額3億円分早い者勝ち!
BTOパソコンやPCパーツ・周辺機器などがお得な価格
(11月26日迄)