Memtest86とMemtest86+の違いとは?

最終更新日 2019年10月11日

Memtest86とMemtest86+の違いとは何か

オープンソースツールを使ったハードウェア診断 - ITmedia エンタープライズ には、以下のとおり書かれています。
Memtest86+は、RAMをテストするための優れたユーティリティだ。このツールはmemtest86をベースにしたものだが、AMD64をはじめとする最近のハードウェアのほとんどに対応している。一方、memtest86の方は、x86ベースのアーキテクチャにしか対応していない。Memtest86+はブートイメージなので、オペレーティングシステムに依存せずに動作する。
この記事の公開年月日は2006年07月11日です。この記事を読むと、memtest86 は新しいハードウェアに対応しておらず、新しいハードウェアでも使えるよう memtest86 をベースに memtest86+ が開発されたと考えられます。

Memtest86 - Wikipedia には、以下のとおり書かれています。
最初、元となるMemtest86がChris Bradyによって開発されたがバージョン3.0で2年間開発が停止された。そのため新しいCPUとチップセットに対応するためSamuel Demeulemeesterが派生品としてMemtest86+を開発した。その後Memtest86側のChris Bradyも開発を再開し、2010年現在どちらも開発・プロジェクトが進んでいる。

2013年2月に、Chris BradyはMemtest86をオーストラリアの企業PassMarkへ売却した。これを受け、Memtest86がフリーではなくなるのではとの憶測が流れたものの、PassMarkはそれを否定した[1]。しかし実際に売却が完了すると、PassMarkはMemtest86の開発を打ち切り、PassMarkが独自に開発したまったく別のメモリテストツールをMemtest86の最新版(バージョン5.0)として配布・販売し始めた。このPassMark版Memtest86は、元々のMemtest86とは異なり、プロプライエタリなライセンスとなっている[2]。また、PassMark版Memtest86のリリースに先立ち、PassMarkはMemtest86という名称について商標を取得している[3]。
ITmedia エンタープライズの記事公開時点以降に、Chris Brady 氏は Memtest86 の開発を再開したと思われます。

その後、Chris Brady 氏は PassMark という企業へ Memtest86 を売却しましたが、PassMark は Memtest86 の開発を止めて、独自開発したメモリテストツールを同じ名前 Memtest86 を利用し販売し始めたようです。

MemTest86 - Official Site of the x86 Memory Testing Tool を見ると、PassMark は今も Memtest86 の販売をしているようです。最新バージョンは V7.5、2018年2月21日リリースとなっています。(2018年11月12日時点)

Memtest86+ - Advanced Memory Diagnostic Tool を見ると、Memtest86+ は今も公開されているようですが、最新バージョンは V5.01、2013年9月27日リリースとなっています。(2018年11月12日時点)

・memtest86 の開発が止まり、memtest86+ は新しいハードウェアに対応するために memtest86 をベースに開発された
・memtest86 の開発は再開したが、PassMark へ売却され PassMark が独自開発したものになっている


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