ベンチマークを利用したレビューを参考にする時の注意点
最終更新日
2023年09月07日
ベンチマークを利用したレビューは参考になるが注意点がある
ここではベンチマークを利用したレビューについて言及しますが、法人が運営しているウェブサイト等に掲載されているレビューのことについて言及します。また、日本国内に限らず海外のウェブサイト等も含みます。
なぜかというと、個人が運営しているウェブサイト等に求めるのは酷な話となるからです。どのような話なのかは、以下に記載していきます。
ウェブサイト等には、パソコン本体、CPU や GPU 等の性能をベンチマークで評価したレビューがあり、とても参考になりますが、幾つか注意点があります。
なぜかというと、個人が運営しているウェブサイト等に求めるのは酷な話となるからです。どのような話なのかは、以下に記載していきます。
ウェブサイト等には、パソコン本体、CPU や GPU 等の性能をベンチマークで評価したレビューがあり、とても参考になりますが、幾つか注意点があります。
ベンチマークを利用したレビューは気を使って書かざるをえない
まずメーカーに気を使って書いてあるだろうという点です。全てに当てはまるわけではありませんが、レビューする本人がレビュー対象となる商品を買っているわけではなく、メーカーからの貸し出しか提供ですので、どうしてもメーカーに気を使ってレビューを書くと思います。
メーカーや掲載媒体によるレビューチェックがあるでしょうから、このこともレビューに書く内容に影響してくると思います。
あくまでも私の推測ですので、みんなメーカーや掲載媒体のことなんか気にせずに書きたいようにレビューを書いているのかもしれません。
ちなみに、あるウェブサイトでパソコン等のレビューを書いている人から、メーカーからの貸し出しか提供で商品を受け取りレビューを書くとなると、自分で商品を買って自分が運営するウェブサイトに掲載するレビューを書く場合とでは、レビューで書く内容は違ってくるという話を聞いたことがあります。どのような違いが出てくるのかまでは聞くことはできませんでした。
メーカーや掲載媒体によるレビューチェックがあるでしょうから、このこともレビューに書く内容に影響してくると思います。
あくまでも私の推測ですので、みんなメーカーや掲載媒体のことなんか気にせずに書きたいようにレビューを書いているのかもしれません。
ちなみに、あるウェブサイトでパソコン等のレビューを書いている人から、メーカーからの貸し出しか提供で商品を受け取りレビューを書くとなると、自分で商品を買って自分が運営するウェブサイトに掲載するレビューを書く場合とでは、レビューで書く内容は違ってくるという話を聞いたことがあります。どのような違いが出てくるのかまでは聞くことはできませんでした。
ベンチマークを利用したレビューに見られる刺激的な表現
ベンチマークを利用したレビューのタイトルや内容を見ると、刺激的な表現が使われていることがあります。メーカーや掲載媒体から指示されているのか書いている本人の狙いなのかはわかりませんが、恐らく大きな注目を集めて読者人数を増やすためと思われます。
例えば、インテル社の Core i と AMD 社の Ryzen の性能をベンチマークで比較したレビューを見ると、AMD 社の Ryzen はライバルとなるインテル社の Core i と比較すると確かに劣る点がありますが、どうも Ryzen を貶める意図があると思われても仕方がない行き過ぎた表現が見られます。
例えば、インテル社の Core i と AMD 社の Ryzen の性能をベンチマークで比較したレビューを見ると、AMD 社の Ryzen はライバルとなるインテル社の Core i と比較すると確かに劣る点がありますが、どうも Ryzen を貶める意図があると思われても仕方がない行き過ぎた表現が見られます。
完全に公平なベンチマークを実施してレビューを書くのは難しい
ベンチマークを利用したレビューを見ると、特に異なるメーカー同士の商品を比較するレビューにて、完全に公平性を確保してベンチマークで性能を評価することは難しいという印象を受けます。
例えば、インテル社の CPU と AMD 社の CPU をベンチマークで性能を比較する場合、それぞれで使うマザーボードが違います。インテル社の CPU に対応しているマザーボードと AMD 社の CPU に対応しているマザーボードを用意する必要があるからです。
他の PC パーツについても、やむを得ない事情で同じ条件にできないことがあります。同じ条件にできるとしても、必要な PC パーツが手元にないので同じ条件にできないこともあります。
ハードウェアに限らず BIOS、OS、ドライバ等のソフトウェアについても同じ条件にすることが望ましいですが、やむを得ない事情で同じ条件にできないことがあります。
このへんのことがレビューに書いてあることがありますが、書いていないこともあります。何にせよ商品を比較するレビューでは、完全に公平性を確保することが難しいことを頭の中に入れてレビューを参考にすると良いです。
完全に公平性を確保していないからといって必ずしもベンチマークによる性能比較結果が当てにならなくなるわけではありませんが、完全に公平性を確保できなかった点がベンチマークに対し思わぬ影響を及ぼし性能比較結果が当てにならないこともあります。
パソコン関連やベンチマーク関連に詳しい人は読者に幾らでもおり、読者により上記に限らずおかしい点が指摘されウェブサイトでは修正が容易ですのでレビューが修正されることがあります。
一度見たレビューを見直すのは面倒ですが、レビュー内容に違和感を感じたら、しばらくしてからレビューを見直してみると良いです。
例えば、インテル社の CPU と AMD 社の CPU をベンチマークで性能を比較する場合、それぞれで使うマザーボードが違います。インテル社の CPU に対応しているマザーボードと AMD 社の CPU に対応しているマザーボードを用意する必要があるからです。
他の PC パーツについても、やむを得ない事情で同じ条件にできないことがあります。同じ条件にできるとしても、必要な PC パーツが手元にないので同じ条件にできないこともあります。
ハードウェアに限らず BIOS、OS、ドライバ等のソフトウェアについても同じ条件にすることが望ましいですが、やむを得ない事情で同じ条件にできないことがあります。
このへんのことがレビューに書いてあることがありますが、書いていないこともあります。何にせよ商品を比較するレビューでは、完全に公平性を確保することが難しいことを頭の中に入れてレビューを参考にすると良いです。
完全に公平性を確保していないからといって必ずしもベンチマークによる性能比較結果が当てにならなくなるわけではありませんが、完全に公平性を確保できなかった点がベンチマークに対し思わぬ影響を及ぼし性能比較結果が当てにならないこともあります。
パソコン関連やベンチマーク関連に詳しい人は読者に幾らでもおり、読者により上記に限らずおかしい点が指摘されウェブサイトでは修正が容易ですのでレビューが修正されることがあります。
一度見たレビューを見直すのは面倒ですが、レビュー内容に違和感を感じたら、しばらくしてからレビューを見直してみると良いです。
あらゆるベンチマークを利用したレビューを書くのは難しい
パソコン本体、CPU や GPU 等の性能をベンチマークで評価するなら、あらゆるベンチマークを利用するのが望ましいです。なぜなら、ベンチマークによって性能を評価する方法が異なり、1つのベンチマークだけではあらゆる側面から性能を評価できないからです。
しかし、あらゆるベンチマークを利用してはキリがありませんので利用するベンチマークの種類は絞らざるをえません。そのため、意図があるのかどうかはわかりませんが、結果として一方の商品に有利なベンチマークばかりを利用しているレビューである可能性があります。
多数のベンチマークを利用して性能を評価しているレビューがあり、そのようなレビューは読むのは大変ですが、なるべくあらゆる側面から性能を評価しているレビューを参考にすると良いです。
しかし、あらゆるベンチマークを利用してはキリがありませんので利用するベンチマークの種類は絞らざるをえません。そのため、意図があるのかどうかはわかりませんが、結果として一方の商品に有利なベンチマークばかりを利用しているレビューである可能性があります。
多数のベンチマークを利用して性能を評価しているレビューがあり、そのようなレビューは読むのは大変ですが、なるべくあらゆる側面から性能を評価しているレビューを参考にすると良いです。
キャンペーン情報(PR) |
---|
マウスコンピューター
・オータムセール 最大50,000円OFF (10月9日迄) DELL ・今週のおすすめ製品 対象製品が特別価格でお買い得 (キャンペーン実施中) パソコン工房 ・決算セール セール対象BTOパソコン最大55,000円OFF (10月1日迄) |