DDR SDRAM
最終更新日
2023年09月07日
DDR SDRAMとは
基礎
DDR SDRAMとはDouble Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memoryの略で、データ送受信のタイミングが2倍になったSDRAMです。ディーディーアール・エスディーラムと読みます。SDRAMとの違い
SDRAMではバスクロックの立ち上がりのタイミングでデータ送受信を行います。DDR SDRAMではバスクロックの立ち上がりと立ち下がり、それぞれのタイミングでデータ送受信を行います。データ送受信のタイミングが2倍になるので、単位時間あたりのデータ送受信量も2倍になります。DDR SDRAMの規格
DDR SDRAMの規格がメモリーチップの規格によって決まる
DDR SDRAMに複数の規格があります。同じDDR SDRAMのメモリーモジュールでも、モデルによってDDR SDRAMの規格が異なります。DDR SDRAMの規格が、メモリーモジュールが搭載するメモリーチップの規格によって決まります。例えばメモリーモジュールが搭載するメモリーチップの規格がDDR-400の場合、データ転送クロックが400MHzです。メモリーモジュールでは8バイト単位でデータ転送するので、データ転送速度が400MHz×8バイト=3,200MB/sです。DDR SDRAMの規格がPC-3200となります。
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