フラッシュメモリーのページ
最終更新日
2023年09月20日
フラッシュメモリーのページとは
基礎
フラッシュメモリーのページとは、ブロックを構成する単位です。複数のページでブロックを構成しています。フラッシュメモリーではページ単位でデータ読み書きし、ブロック単位でデータ消去します。フラッシュメモリーのページのサイズ
ページサイズが大きくなり劣化が早まっても容量増加で緩和
フラッシュメモリーのページのサイズが大きくなっています。例えば2009年では2KB〜4KB程度でしたが、その数年前は512B〜1KB程度でした。ページのサイズを増やす理由は、容量を増やすためです。ページのサイズが大きくなると、ページ当たりの制御回路の総数が減り、減った分の面積を容量に回せます。フラッシュメモリーではページ単位でデータ読み書きし、ブロック単位でデータ消去するので、ページのサイズが大きいほど1度のデータ書き込み処理でデータが書き込まれるメモリーセルの数が多くなります。例えば、データを一部でも書き換える場合、ブロックのデータを消去してからデータを書き込むので、データ書き換え回数が増えるメモリーセルの数が多くなります。そのため、ページのサイズが大きくなると劣化が早まります。ページのサイズが大きくなったことを活かして容量を増やせば、劣化の早まりを緩和できます。大雑把な計算ですが、寿命を迎えるまでに書き込み可能なデータ量を、データ書き換え可能回数×容量と計算できるためです。
出典
・なぜ消えるのか、劣化するのか(10ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2009/11/19公開記事)
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