CPUのSMT
最終更新日
2023年09月07日
CPUのSMTとは
基礎
CPUのSMTとはSimultaneous Multi Threadingの略で、1個のコアで同時並行に複数スレッドの計算を実行する技術です。エスエムティーと読みます。略さない方をサイマルテイニアス・マルチ・スレッディングと読みます。日本語では同期マルチ・スレッディング技術です。コアとは計算を行う演算回路です。スレッドとはコアで行う計算の単位です。1つのコアが同時並行に計算できるスレッド数が1ですが、SMT対応だと2です。
SMTはAMDのCPUのみ対応は誤り
SMTはAMDのCPUのみ対応と見聞きしますが誤りです。インテルのCPUも対応しています。インテルとAMD以外のメーカーのCPUも対応しています。インテルではSMTをHTT(Hyper Threading Technology)(ハイパー・スレッディング・テクノロジー)と呼びます。AMDではSMTのままなので、インテルのCPUはHTT対応SMT非対応、AMDのCPUはSMT対応HTT非対応のように見えますが、インテルのCPUもSMTに対応です。AMDのCPUもHTT対応とは言えません。CPUのSMTとコア
物理コア、論理コア
CPUの物理コアとは、CPUの内部にある、独立して稼働する個々のコアです。CPUの論理コアとは、CPUの内部で、1個の物理コアを仮想的に分割し、複数の処理を同時に実行できるようにしたものです。SMTによって実現します。SMTに対応の場合、1個の物理コアに2個の論理コアが存在します。コア数、スレッド数
CPUのコア数は物理コア数、スレッド数は論理コア数を示します。コア数とスレッド数からSMT対応かわかります。8コア16スレッド等、スレッド数の方が多いならSMT対応です。スレッド数が多いほど高性能
スレッド数が多い方が性能が高い傾向があります。ただし、CPUの性能がスレッド数だけで決まるものではないため、比較対象によってはスレッド数が少ない方が高性能の場合があります。出典
・インテルに対抗できなかったAMD、Ryzenでは何を変えたのか(5ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2017/03/21公開記事)
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