デジタルカメラの選び方 - その他 周辺機器の選び方

最終更新日 2023年09月07日

デジタルカメラの普及

デジタルカメラが広く浸透してきましたので、各家庭に1台はあるでしょう。パソコンがあれば、デジタルカメラで撮った画像を、パソコンへ取り込んで編集したり閲覧したりでき、さらにプリンターがあれば写真の現像屋さんに負けないくらいの美しい写真が印刷できます。

パソコンがなくて、プリンターとデジカメのみしか持っていなくても印刷できる場合が多いです。最近はデジタルカメラの小型化、軽量化、高性能化が進み、値段も求めやすくなってきました。

スペックの見方

項目 見方
画素数 画素数が大きければ基本的に画質は高いですが、これだけで画質が決まるものでありません。画質を決めるのは画素数だけではありません。画素数は画質の一つの目安です。

1000万画素を超える製品が珍しくなくなってきましたが、1000万画素と500万画素の製品で撮影した画像を比べて、画質の差が大いに出るとは限りません。高画質で撮影するためには画素数以外の要素のレベルの高さが必要になってきます。よって画素数にこだわりすぎることなくデジタルカメラを選ぶと良いでしょう。最近の新製品なら安いものでも十分な画素数を持っています。
光学ズーム
デジタルズーム
ズームのスペック表には、光学ズームとデジタルズームがあります。大事なのは光学ズームです。

デジタルズームとは画像の一部を拡大するようなものであり、トリックのようなもので画質が悪くなります。よって、画素が大きいものでないと画質が悪くなりますので使いづらいと思います。

光学ズームは、普通のカメラ同様レンズを動かして焦点距離をずらして拡大します。よって、画質は劣化しません。ただし、光学ズームの性能が大きいほど、デジタルカメラ本体の大きさが大きくなり、携帯性が失われます。

よって、多少本体が大きくてもいいのであれば、光学ズーム3倍程度、持ち運びしやすいのを選びたければ、それ以下の光学ズームを選ぶと良いと思います。あまり光学ズームが大きいのを選ぶとどうしても価格が高くなります。でも予算があれば選びたいです。光学ズームが大きいと遠くにあるものがアップで撮れるので大変便利です。

光学ズーム倍率が高いデジタルカメラが欲しいのであれば、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの購入を検討したいです。しかし、本体価格もレンズも高価だと思います。そこでメーカーによっては、カメラ本体サイズが大きくなりますが、光学ズーム倍率が10倍程度のデジタルカメラを販売しています。こちらも価格が高いですが、デジタル一眼レフカメラよりは安いと思います。
液晶操作画面 デジタルカメラは、液晶画面がついている機種が人気あります。これがついていない機種と比べたら、断然使いやすさが違います。操作が簡単で覚えやすく、編集作業もらくらくです。多少値段が上がりますが、液晶画面があるものを選びたいです。

最近の製品は液晶操作画面が付いているのが標準になっています。使いやすさを考慮するなら液晶画面サイズが大きく液晶の画素数が多いのを選びたいです。それなら撮った写真をデジカメ本体できれいに見ることができます。

液晶操作画面を使うと電池消費量が多くなりますが、多くのデジタルカメラで設定を行えば液晶操作画面OFFで撮影可能です。
ISO感度 ISO感度が高い数値とは、デジタルカメラの明るさの感度が高いということです。よって夜など暗い場所での撮影に便利です。ただしISO感度を高く設定すると画質が落ちやすいという欠点があります。画質を高くするためにISO感度を下げる方法がありますが、ISO感度が低いほどシャッタースピードが遅くなります。よって手ブレしないように気をつけて撮影する必要があります。

デジタルカメラでは撮影時にISO感度を設定できます。例えばISO感度が400の製品では、80,100,200,400といった具合です。オート設定ということもできる場合が多く、この場合デジタルカメラが撮影状況によって自動的にISO感度を設定してくれます。

スタンダードモデルなデジタルカメラでは、ISO感度が400程度の製品が多いです。これで十分だと思います。最近はスタンダードモデルでもISO感度800以上をもつ製品が増えてきました。ハイスペックモデルになるとISO感度3200など高い感度をもっています。
保存メディア
(メモリーカード)
デジタルカメラで撮った画像はメモリーカードで保存します。メーカーによって種類が決まり、いろいろあります。パソコンを持っている人は、自分のパソコンでメモリーカードが使えるかチェックしておきたいです。使える人は、そのメモリーカードを使えるデジタルカメラを選ぶといいと思います。そうでない人はどの種類でもいいと思います。メモリーカードの種類によって性能が違ったりせず、価格もそんなに変わりません。

普通デジタルカメラにはUSB接続の機能がついてます。よってパソコンでメモリーカードが直接使えなくても大丈夫です。また様々なメーカー製のメモリーカードの情報を読み取りパソコンとつなげる外付けのものが売っています。

デジタルカメラを買ったときにメモリーカードは付属していますが、普通32MB程度のものしかついてなく、これでは不十分です。最高画質で撮ると15枚程度しか保存できません。これでは明らかに足りないです。デジタルカメラは最高画質で撮りたいものです。同時に128MBか256MBぐらいのメモリーカードも買っておきたいです。

また高画質な画像を保存すると、写真1枚の画像ファイル容量が多くなります。よって高画質な写真を数多く撮影したい場合は、大容量クラスのメモリーカードがあると便利だと思います。特に旅行先で高画質の写真を多く撮影する方は2GBなど大容量メモリーカードが必要だと思います。ただし、デジタルカメラによって使用できるメモリーカードの容量が決まっている場合がありますので、購入するときは注意が必要です。
電源 デジタルカメラの電源は、今は充電池のみが主流です。充電池とアルカリ乾電池が使えるものが便利でおすすめですが、デジタルカメラ本体のコンパクト化と充電池の性能の向上からあまりみられなくなりました。低価格化とコンパクト化をはかるために乾電池のみのもありますが、乾電池のみのもは早く電池がなくりやすいです。

電源は充電池がついているものを選びたいです。もし長期充電できない状況で撮影する機会が多ければアルカリ電池にも対応したデジタルカメラを選ぶと良いと思います。
デザイン 機種を機能や性能で比較しても、どれも似たようなものか、またメーカーによって長所と短所があるため、選択に迷うと思います。

ですので後はデザインで選ぶのも一つの手です。最近本当に多種多様なデジタルカメラがつくられています。迷ってしまうのも仕方ありません。気に入ったものを見つけて選ぶのも良いと思います。

特に日々デジタルカメラを持ち歩きスナップショットが目的の方は、できるだけスリムボディなデジタルカメラを選びたいです。機能性能が犠牲になりますが、携帯性抜群でそれほど邪魔にならないと思います。


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