HDDのデータ保持期間

最終更新日 2023年09月07日

HDDのデータ保持期間とは

基礎

HDDのデータ保持期間とは、HDDにデータを書き込みしてから正常にデータを読み込める期間です。データ・ホジキカンと読みます。

HDDのデータ保持期間の目安が不明

HDDでは内部にあるプラッターに対し磁気でデータを読み書きします。プラッターとは、磁性体を塗布した平たい円形のものです。磁性体とは、磁力が働いている空間で磁気を帯びる物質です。磁性体が磁気を失うと正常にデータを読み込むことができません。HDDでは磁性体が磁気を失いデータを読み込めなくなるまでの期間が非常に長く、HDDのデータ保持期間の目安が不明です。

HDDのデータ保持期間が少なくとも約25年間ある

約20年前に発売のHDD搭載パソコンを数台所持していますが、今でも正常に動作します(2023/05/09時点)。昔に勤めていた企業では古いパソコンを保管しており1年に1回程度は動作確認しています。まだ勤めている従業員に聞いたところ、約30年前に発売のHDD搭載パソコンが正常に動作するそうです(2023/05/09時点)。

私が所持しているパソコンを使用していた期間は、購入後から2〜3年程度です。企業のパソコンは長く使用する傾向がありますが、当時はパソコンの性能向上が目覚ましかったことを考慮すると、使用期間が長くても約5年です。使用しなくなってからHDDの書き込みデータのほとんどがそのままだったことを考慮すると、HDDのデータ保持期間が私が所持しているパソコンでは少なくとも約17年間、企業のパソコンでは少なくとも約25年間はあります。どこまで延びるかはわかりません。

高温によりデータ保持期間が短くなる

HDDの温度が高いとデータ保持期間が短くなります。磁性体が高温で磁気を失いやすくなるためです。高温と言っても、例えば火災が起きた屋内にあったため100度を大きく超えた等、異常に高い温度です。


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