インターフェースのDFP(Digital Flat Panel)
最終更新日
2024年07月12日
インターフェースのDFP(Digital Flat Panel)とは
基礎
インターフェースのDFPとはDigital Flat Panelの略で、コンピューターとディスプレイを接続するために使用する映像インターフェースの規格です。デジタル信号のまま伝送するため画質劣化なし
CRTディスプレイと違って液晶ディスプレイではコンピューターと同じくデジタル信号を扱うため、コンピューターから液晶ディスプレイにデジタル信号で映像データを伝送すれば良いです。しかし、デジタル信号で伝送するインターフェースの規格の策定が遅れ、CRTディスプレイと同じくアナログ信号で映像データを伝送するインターフェースの規格を採用してきました。これでも良さそうですが、デジタル信号からアナログ信号への変換、アナログ信号からデジタル信号への変換を行うため、画質が劣化します。そこで登場したのがDFPです。DFPがデジタル信号で映像データを伝送するインターフェースの規格のため、デジタル信号のまま映像データを伝送します。そのため、画質の劣化がありません。
P&Dとの違い
デジタル信号で映像データを伝送するインターフェースの規格にP&Dもあります。P&DはPlug and Displayの略です。P&DではCRTディスプレイ用にアナログ信号で映像データを伝送することにも対応し、他にもUSBデータの伝送、IEEE 1394データの伝送等にも対応しています。DFPではデジタル信号で映像データを伝送することのみに対応しています。TMDS採用
DFPではTMDSを採用しています。TMDSとはTransition Minimized Differential Signalingの略で、コンピューターとディスプレイとの間で伝送する画像のデジタル信号の規格です。DDC採用
DFPではDDCを採用しています。DDCとはDisplay Data Channelの略で、ディスプレイのプラグアンドプレイを実現するための規格です。出典
・DFP(Digital Flat Panel Port) 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(1998/11/26公開記事)
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