電源ユニットのコンバイン出力

最終更新日 2024年12月29日

電源ユニットのコンバイン出力とは

基礎

電源ユニット のコンバイン出力とは、複数の 系統 が同時に 出力 できる最大電力です。コンバインシュツリョクと読みます。

コンバイン出力の例

系統 最大出力電流 コンバイン出力
+3.3V 0-24A 120W
+5V 0-24A
+12V1 0-25A 744W
+12V2 0-25A
+12V3 0-25A
+12V4 0-25A
-12V 0-0.5A 6W
+5VSB 0-3A 15W

+12V系統が4個あります。各+12V系統の最大出力が12V×25A=300Wです。コンバイン出力が744Wのため、4個の+12V系統が同時に300W出力はできません。

電源ユニットのコンバイン出力と系統

一部の+12V系統で出力不足

+12V系統がコンバイン出力の場合、一部の+12V系統の出力が大きくなり、他の+12V系統で出力不足になる場合があるため注意が必要です。この問題を防ぐために、+12V系統がコンバイン出力ではない電源ユニットを使用すると良いです。

+3.3V系統と+5V系統がコンバイン出力でも気にする必要なし

+3.3V系統と+5V系統がコンバイン出力の場合が多いですが、この場合でも出力不足になることがまずありません。このため、+3.3V系統と+5V系統がコンバイン出力でも気にする必要がありません。

出典

ASCII.jp:アキバで恥をかかないための最新パーツ事情【電源/ケース編】 (2/5)(2008/04/11更新記事)
・日経WinPC 2011年 12月号


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