NTFSのジャーナリング
最終更新日
2023年10月12日
NTFSのジャーナリングとは
基礎
NTFSのジャーナリングとは、ファイル処理中に障害が発生しても短時間で復旧できるようにログを残す機能です。例えばファイル書き込みを行うとします。これから行うファイル処理に関する情報をログに記録します。実際にファイル書き込み後、ファイル処理が完了したことをログに記録します。
もしファイル書き込み中に停電が発生し障害が発生したとします。パソコン起動後にログを参照し、ファイル、ファイルシステムの管理情報、失った両者の整合性を復旧します。ログがあるため、整合性を失ったところがすぐにわかり復旧できます。
ファイルを失ったとしてもファイルの復旧はしません。NTFSのジャーナリングは、ファイル、ファイルシステムの管理情報、両者の整合性が失われたら復旧するためにあります。
NTFSのジャーナリングでは、パソコンの電源が切れることがない障害でも再起動せずに復旧できます。
出典
・「ファイルシステム」は「システムファイル」の1つ、自己修復機能が強力なNTFS(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2023/06/01公開記事)
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