モバイル用ノートパソコンの選び方

最終更新日 2016年08月31日

モバイル用ノートパソコンとは

小型で軽量さが特徴

ノートパソコンは、外出先に持ち運んで使用できますが、特に小型で軽量なノートパソコンを、モバイル用ノートパソコンと呼びます。サイズの基準は特に決まっていませんが、大きくても B5 サイズ(液晶画面12〜14型)までのノートパソコンが、モバイル用ノートパソコンと呼ばれます。

モバイル用ノートパソコンの重さについてですが、サイズに比例するように重さも増減しますので、サイズが小さくなるほど軽くなります。しかし、同じサイズのモバイル用ノートパソコンでも、メーカーによって異なります。特に国内パソコンメーカーは、軽量化の技術に優れており、軽いモバイル用ノートパソコンを選ぶなら国内メーカーのモデルを選ぶのがおすすめです。

A4 サイズは据え置き用

どんなノートパソコンでも、外出先でも使用可能なので、サイズや重量を無視すれば、全てのノートパソコンがモバイル用ノートパソコンと呼べますが、サイズが大きくて重いノートパソコンは、外出先にて使うのに不向きです。特に A4 サイズ(液晶画面15型以上)のノートパソコンは、大きくて重いので、自宅などの部屋に設置して使用するのに向いています。A4 サイズのノートパソコンは、据え置き用ノートパソコンとも呼ばれ、モバイル用ノートパソコンとは区別しておくのが良いでしょう。

以下では、モバイル用ノートパソコンを選ぶ際に、特に注意したい点について記載していますが、一般的なノートパソコンの選び方については、記載していませんので注意して下さい。

サイズの選び方

小さすぎると使いづらい

モバイル用ノートパソコンを選ぶ時は、サイズを選ぶのに非常に迷うと思いますが、実用性を考えると 12型から14型程度の液晶画面を持つモデルがおすすめです。もちろん使用用途にもよりますので、適したサイズは人それぞれです。画面とキーボード面積が狭くなり、実用性が犠牲になりますが、とにかく小型で軽さを重視するなら、10型程度の液晶画面を持つモデルがおすすめです。

使い方を工夫できれば、小さすぎても問題無い

外出先への持ち運びがしやすい小型のモバイル用ノートパソコンを選ぶと、自宅等ではその小ささに不便を感じる場合が出てきます。小型のモバイル用ノートパソコンは、自宅等で固定的に設置して使うと、画面とキーボード面積が狭いため、使いづらくなります。これを考慮し、大きめのサイズを選ぼうと考えてしまうかもしれませんが、自宅等で固定的に使う場合は、外付けの液晶モニターやキーボードを使う手があります。

たいていのノートパソコンには、液晶モニターやプロジェクター等の外部モニターへ出力するための D-Sub 15pin(アナログRGB)、キーボード等のパソコン周辺機器を接続して使用するための USB があります。

そのため、小型のモバイル用ノートパソコンを自宅等で固定的に設定して使う場合に、別途で液晶モニターとキーボードを用意すれば、画面とキーボード面積の狭さを気にせずに済みます。

CPU の選び方

性能が高ければ良い訳ではない

モバイル用ノートパソコンは、CPU の性能が高ければ良いという訳ではありません。性能の高い CPU を搭載すると、消費電力が高くなり、バッテリー駆動時間の減少につながります。また、高性能 CPU は、発熱量が多いので、放熱性の向上が難しいモバイル用ノートパソコンには不向きです。

進化した CPU

最近の CPU は、性能が随分と進化したため、低性能の CPU でも、十分処理速度は速いです。もちろん高性能 CPU に比べたら処理速度は遅いですが、昔のように低性能 CPU を選んだら遅くて使い物にならないと感じる事はあまりありません。

特にモバイル用ノートパソコンでは、高性能な CPU を必要としない使用方法(インターネットやメール閲覧、ワードなどのビジネス系ソフトの利用など)がメインでしょうから、高性能 CPU にこだわる必要はないでしょう。どうしても高性能 CPU が必要であれば、持ち運びのしやすさと性能のバランスのとれた、B5 サイズを選ぶと良いです。 B5 サイズには、比較的高性能な CPU を搭載したモデルが多いです。

CPU の選択の余地はあまり無い

どのメーカー直販ショップ、パソコンショップでも、モバイル用ノートパソコンには、それに相応しい CPU が搭載されています。BTO 対応モデルで CPU が選べても、モバイル用ノートパソコンに適した CPU しか選れべないようになっている事が多く、選べる CPU 数は少ないものです。

そのため、モバイル用ノートパソコンを選んだ時点で、それに相応しい CPU が搭載されていると判断しても大丈夫です。

本体価格と性能の高さ

モバイル用ノートパソコンに限った事ではありませんが、本体価格が高いほど、性能の高い CPU が搭載されている傾向があります。これは、性能の高い CPU 程コストが高く、本体価格に大きく影響を及ぼしているとも言えます。

そのため、最安値クラスのモバイル用ノートパソコンだと、最安値クラスの CPU が搭載されている事が多く、性能は低い結果となります。最近の CPU は随分と性能が底上げされましたので、最安値クラスの CPU でも十分使えるレベルと言えますが、作業効率等を考慮して性能の高い CPU を望む方にとっては物足りなく感じるかもしれません。

インテル社の CPU が圧倒的

パソコン用の CPU は、インテル社の CPU と AMD 社の CPU が有名です。モバイル用ノートパソコンに限りませんが、ノートパソコンに搭載される CPU は、インテル社が圧倒的に多いです。

最近は、インテル社の Coire i シリーズモバイル版が多く、Core i シリーズには大きく分けて3つあり、性能が高い順に並べると Core i7、Core i5、Core i3 となります。Core i3 でも十分な性能を持っていますが、性能を重視するなら Core i7 がおすすめです。

インテル社の Atom を搭載したモバイル用ノートパソコンもありますが、こちらの CPU は、Core i シリーズ に比べたら性能が低くて不満に感じる可能性があります。しかし、昔の低性能 CPU に比べたら、遥かにマシなものです。Atom でも、インターネットやメール閲覧、ビジネス系ソフトの使用などど、あまり高い CPU の性能を必要としない使用用途であれば、十分な性能を持っていると言えます。

メインメモリー容量の選び方

モバイル用ノートパソコンは、構造上性能があまり良くありませんから、メインメモリー容量を少しでも多くしておくのがおすすめです。今はメインメモリーの価格が随分と下がったので、2 GB 〜 4 GB にしておくのがおすすめです。ただし、サイズが小さいノートパソコンでは、最大 2 GB までしか搭載できないなどの制限がある場合があります。その場合は、搭載可能な上限の容量にしておくのがおすすめです。

HDD 容量、SSD 容量の選び方

モバイル用ノートパソコンは、サイズを小さく、重量を軽くするため、ハードディスク容量は少なめです。しかし、少なくても 50 GB 以上はあるものなので、動画などの大容量ファイル扱わない限り、問題ありません。もし、ハードディスク容量が足りなくなっても、外付け型のハードディスクを合わせて使用すれば、それほど困らないはずです。

モバイル用ノートパソコンの中には、ハードディスクではなく、SSD (Solid State Drive) を搭載している(両者を搭載している場合もあり)モデルがあります。SSD は、ハードディスクに比べて、読み書き速度や耐衝撃性に優れ、動作音が静かで消費電力が低いため、モバイル用ノートパソコンと相性が良いです。ただし、まだ大容量化したり、低価格化にするのが難しいため、SSD 搭載だと、容量が極端に少なかったり、価格が高くなる場合があります。低容量や高価格でも問題なければ、SSD を選ぶのもありです。

光学ドライブの選び方

光学ドライブは、DVD スーパーマルチドライブがおすすめです。モバイル用ノートパソコンに限らず、どのパソコンにも DVD スーパーマルチドライブが搭載されていますので、これを選んでおけば間違いはありません。

モバイル用ノートパソコンの中には、光学ドライブが無いモデルもあります。光学ドライブが無いと、ソフトのインストールをする際などに困りますが、小型で軽量な光学ドライブが周辺機器として販売されていますので、この機器を用意すれば問題はないでしょう。

無線 LAN の選び方

モバイルノートパソコンは、室内でも外出先でも、場所を選ばずに使えるのが大きな魅力ですが、もしその機動性を活かしてインターネットを利用したいのであれば、本体に無線 LAN が内蔵されていると便利です。

外付けタイプの無線 LAN 別途で用意すれば、同様に無線でインターネットを利用できますが、多少出っ張りが生じますし(出っ張りが小さい製品もありますので、そこまで気にする必要性はありません。)、無くしたり忘れてしまうと無線でインターネットが利用できなくなってしまいます。

なので、モバイル用にノートパソコンを選ぶなら、無線 LAN 内蔵モデルがおすすめですが、一般的にモバイル用に製造されたノートパソコンは、無線 LAN を内蔵しているのが標準的です。特にモバイル性を強く意識した小型のノートパソコンには、無線 LAN が内蔵されている事が多いです。

しかし、内蔵されている無線 LAN が新しい規格に対応していなかったり、BTO で注文する場合に、無線 LAN 搭載を選択する必要がある場合も多いので、無線 LAN が必要な場合は、それに関する仕様等をよく確認しておく必要があります。

ちなみに、最近の新しい無線 LAN の規格は、IEEE802.11n となっており、今後はこの IEEE802.11n の規格に対応した無線 LAN が増えていくと思われます。この新規格に対応していないと、IEEE802.11g/b の2つの規格に対応している事が多いですが、まだまだ十分現役で使える規格ですので、無理に新規格 IEEE802.11n に対応した無線 LAN を内蔵したモデルを選ぶ必要はありません。

バッテリー駆動時間の選び方


モバイル用ノートパソコンにとって、バッテリー駆動時間は重要です。特に電源コンセントが無い所で長時間使用したい場合は、バッテリー駆動時間に注意して選ぶ必要があります。バッテリー駆動時間が長いモデルは、消費電力を抑える技術の導入や、高品質のバッテリーにコストがかかっていますので、価格が高い傾向にありますが、バッテリー駆動時間が長い事に支払う価値があると思えば、それほど価格は気にならないと思います。

バッテリー駆動時間は、パソコンの仕様表などに書いてありますが、自動車の燃費情報と同じように、実際に使用すると、記載されているバッテリー駆動時間よりも短くなります。よって、自分にとって必要なバッテリー駆動時間と同程度のバッテリー駆動時間のモデルを選ぶと、足りなくなる可能性大です。

バッテリー駆動時間が5〜6時間と表記されていれば、十分でしょうが、それでも足りない場合は、予備のバッテリーパックも購入しておくのが良いでしょう。

一緒に使うと便利な周辺機器

液晶画面が10型程度のモバイル用ノートパソコンになってくると、サイズの都合上、どうしても液晶画面とキーボード面性が狭すぎると感じるようになります。これは我慢するしかありません。ただし、自宅では単独の液晶モニターとキーボードに接続すれば、操作環境を改善できます。

ノートパソコンには、液晶モニターと接続できる D-Sub 15pin (アナログ RGB)と、キーボードと接続できる USB という接続インターフェースが備わっていますので、D-Sub 15pin 接続対応の液晶モニターと、USB 接続対応のキーボードを用意すれば、簡単にデスクトップライクな操作環境を実現できます。

メーカーの選び方

モバイル用ノートパソコンを選ぶ時、どのメーカーにするのか迷うところでしょう。モバイル用ノートパソコンを販売しているメーカーは多く、それぞれ一長一短がありますが、無難な選択をするなら、主要な国内メーカーがおすすめです。

日本は、精密機械の製造に優れていると言われていますが、それはパソコンにおいても当てはまり、国内メーカー製のモバイル用ノートパソコンは、性能だけでなく、軽さや丈夫さなどに優れています。特にパナソニックは、モバイル用ノートパソコンに定評があり、価格が高くても多くのユーザーから支持されています。

また、ノートパソコンに絞って販売している東芝や、NEC 、ソニー、富士通といった有名な国内メーカーからも、優れたモバイル用ノートパソコンが販売されており、品質の高さや信頼性、充実したサポート体制も重視するなら、これら国内メーカーから選べば間違いはないでしょう。

おすすめモバイルノートパソコン販売ショップ

今では海外メーカーにも優れたモバイルノートパソコンがありますが、モバイルノートパソコンを選ぶなら小型化と軽量化に強みを持つ国内メーカーを見ておきたいです。

以下は、モバイルノートパソコンを販売しているおすすめのショップです。
NEC
NEC は、日本に初めてパソコンが登場した頃からパソコンの製造を行い続け、国内トップクラスの高いシェアを獲得しているパソコンメーカーです。

13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとしては世界最軽量(2015年4月1日現在、NECパーソナルコンピュータ調べ。)のモバイルノートパソコンを販売しており、薄さも驚異的ですが持ち上げるたびに驚くほど軽いです。
TOSHIBA
東芝は、海外でのシェアの拡大に苦戦している日本国内パソコンメーカーが多い中、世界的に高いシェアの獲得に成功しているパソコンメーカーです。

東芝はノートパソコンを主力としており、ノートパソコンだけで見れば国内トップクラスのシェアを獲得しているだけあって据え置きノートパソコンからモバイルノートパソコンまで様々なモデルがそろっています。
富士通
富士通は、品質を追求したモデルを開発して販売し、信頼性の高さが評価され個人向けでも法人向けでも高い国内シェアを獲得しているパソコンメーカーです。

DVDドライブ、増設用HDD、増設用バッテリーを入れ替え可能なモバイル・マルチベイ構造を採用したLIFEBOOK SHシリーズ、女性向けにデザインしたLIFEBOOK CHシリーズ等、差別化が難しいパソコンで他メーカーでは見られないような特徴を持つモデルを販売しています。
(2015年10月16日時点)

おすすめ格安モバイルノートパソコン販売ショップ

モバイルノートパソコンは、コストがかかるため価格が高い傾向があります。価格が安いモバイルノートパソコンもありますが、薄さや軽さ、性能、バッテリー駆動時間が劣ります。特に気をつけたいのはバッテリー駆動時間の長さです。これらが特に問題にならなければ、予算を抑えるために格安モバイルノートパソコンを選ぶのがおすすめです。

以下は、格安モバイルノートパソコンを販売しているおすすめのショップです。
マウスコンピューター
マウスコンピューターは、性能の割りに価格が安いモデルがそろうパソコンメーカーです。モバイルノートパソコンに限らず全体的に性能の割りに価格が安く、コストパフォーマンスで勝負できる他の国内メーカーはありません。
ヒューレット・パッカード icon
HP(Hewlett-Packard)は、日本国内生産を行いながらも非常に高い価格競争力を維持しているパソコンメーカーです。モバイルノートパソコンに限らず低価格モデルがそろっており、他の海外メーカーと比べると HP は格安パソコンに強いです。
エプソンダイレクト
エプソンは、ユーザーが求めるサポートにも追求し、迅速で確実なサポート体制を確立しているパソコンメーカーです。全体的にはコストパフォーマンスは低いですが、モバイルノートパソコンにも見られる低価格モデルなら、そこまでコストパフォーマンスは低くありません。サポートを重視して格安モバイルノートパソコンを購入したい方におすすめです。


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