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サイズ - ノートパソコンの選び方

最終更新日 2014年05月07日

ノートパソコンのサイズの選び方

使用用途をよく考えてサイズを選ぶ

ノートパソコンを買う上で、特にそのサイズに迷うところです。携帯性を重視して小さいサイズを選ぶと機能と性能が落ちますし、機能と性能を重視して大きいサイズを選ぶと携帯性が損なわれます。とにかくノートパソコンは、自分の使用用途に合わせて先にサイズを決めるのが一番です。サイズを決めて絞り込めばおのずと自分に合ったノートパソコンが見つかります。

外出先に持ち運ぶかでサイズを決める

ノートパソコンのサイズには、主に A4 サイズと B5 サイズ、モバイルサイズがあります。頻繁に外出先に持ち運びするのであれば、B5 サイズかモバイルサイズがおすすめです。結構ノートパソコンは重く、持ち運びに苦労します。そんなに外出先に持ち運びしないのであれば、機能や性能面で優れた、A4 サイズを選ぶと良いです。使用は自宅等の室内に限り、外出先に持ち運びしないのであれば、迷わず A4 サイズを選ぶのがおすすめです。

サイズ 特徴等
A4 サイズ サイズが大きくて重いが、デスクトップパソコンに負けないくらいの機能と性能を持つ事が可能。室内でほぼ固定して使用するのに向いている。
B5 サイズ A4 サイズとモバイルサイズの中間的立場にあり、ある程度の機能と性能を維持しながら、持ち運びがしやすい。室内でも外出先でも使用したい方に向いている。
モバイルサイズ 機能と性能を犠牲に、小型化と軽量化を実現している。外出先に頻繁に持ち運ぶ必要がある方に向いている。

本体サイズは外形寸法を見て確認を

ノートパソコンの A4 サイズや B5 サイズは、用紙のサイズではなく、A4 ファイルサイズ、B5 ファイルサイズが略されたものです。そのため、A4 サイズのノートパソコンであっても、本体サイズは用紙の A4 サイズよりも大きいです。また、同じ A4 サイズのノートパソコンであっても、モデルによって本体サイズは異なります。

特に、本体サイズが自分の求める範囲内に収まるノートパソコンを選びたい方は、A4 サイズや B5 サイズといった表現を参考にするのではなく、仕様に記載されている外形寸法を見て選ぶ必要があります。

液晶画面のサイズの事も考慮する

ノートパソコンのサイズを決めるという事は、液晶画面のサイズを決める事とも言えます。やはり液晶画面が大きい方が見やすいため、できる限りサイズが大きいノートパソコンを選ぶのがおすすめです。しかし、その分本体サイズと重量が増加しますので、持ち運ぶ機会が多い方にはおすすめできません。

このように考えると、非常に迷ってしまうところですが、ノートパソコンは、一度購入したらサイズを変更できません。自分に合ったサイズはどのくらいなのか、慎重すぎるくらいよく考えてサイズを決める事を推奨します。

持ち運びしやすさ、使いやすさを両立したサイズの目安

適したノートパソコンのサイズは、使用用途によって異なります。特に、持ち運びしやすさと使いやすさを両立したノートパソコンを選びたい場合、サイズの選択に迷うものですが、選択の目安は本体サイズが A4 サイズと同等のノートパソコンです。

ここでの A4 サイズは、上記でサイズの分類で使用した A4 サイズではなく、用紙サイズの A4 サイズの事です。本体サイズが A4 サイズくらいであれば、A4 サイズの書類等と重ねて持ち運びしやすいですし、本体サイズが A4 サイズに収まり薄型であれば、A4 ケースに入れての持ち運びができます。

また、本体サイズが A4 サイズ程度あれば、画面サイズやキーボード面積は使いにくいほど狭くはなく、人によっては丁度いいと感じるくらいです。

もし、持ち運びしやすく、使いやすいノートパソコンを選ぶなら、本体サイズが A4 サイズ程度がおすすめです。ちなみに、本体サイズが A4 サイズくらいだと、画面サイズは約12〜13インチ型となります。また、A4 サイズは 297mm×210mm です。

A4 サイズ (据え置き型)とは

ノートパソコンの代表的なサイズ

A4 サイズは、ノートパソコンの主流サイズです。デスクトップにせまる性能や機能をもつものから、低価格のエントリーモデルまで幅広い機種があります。パソコンメーカー直販ショップ、ショップブランドや各メーカーのパソコンを販売するパソコンショップでは、主力ノートパソコンとして多くの A4 サイズのラインナップをそろえていますので、A4 サイズなら自分に合ったノートパソコンが見つかりやすいです。

持ち運びには不便

A4 サイズは、ノートパソコンの中で大きい方のサイズです。さらにどうしても重くなりますので持ち運びが大変です。頻繁に外出先に持っていく使い方には向いてません。短時間の移動や、車を利用するのであれば A4 サイズでも大丈夫でしょうが、バッグにノートパソコン A4 サイズを入れて歩くのは結構大変です。薄型軽量化の技術が発展し、そのような技術が取り入れられた A4 サイズは多少持ち運びはしやすいですが、持ち運びのしやすさを重視するなら、B5 サイズやモバイルサイズを選ぶのがおすすめです。

室内で固定して使用するなら最適

自宅等の室内で使うだけならば、迷わずこの A4 サイズを選ぶのがおすすめです。少しでも置き場所を少なくするために B5 サイズやモバイルサイズを選びたいと思うかもしれませんが、ノートパソコンを選択した時点で、デスクトップパソコンよりもかなり置き場所を少なくしたことになります。よって、液晶画面やキーボード面積が広く、ノートパソコンの中で一番コストパフォーマンスが良い事も考えて、 A4 サイズのノートパソコンを選びたいです。

B5 サイズ (軽量2スピンドル)とは

バランスがとれたサイズ

B5 サイズのノートパソコンは携帯面と機能性能面のバランスがとれたものです。A4 サイズに比べたらサイズが小さくなるため、B5 サイズが最高クラスの機能と性能を持つのは厳しいですが、一般的な機能と性能であれば B5 サイズでも十分持っています。

室内でも外出先でも使う方に最適

B5 サイズは、使用に不便を感じるほど小さくはありませんので、自宅等の室内のみで使う場合でも選んで特に問題ないほどです。また、モバイルサイズよりは持ち運びはしにくいですが、A4 サイズと比べれば持ち運びが楽です。そのため、自宅等の室内でも使い、外出先にも頻繁にもって行くのであれば、B5 サイズがおすすめです。

モバイルサイズとは

持ち運びに便利

モバイルサイズは B5 サイズよりもさらに小さくしたノートパソコンです。携帯面重視の設計になっており、徹底的に小型化軽量化されています。小さくて軽いので持ち運びが楽です。

機能や性能は削られている

モバイルサイズのノートパソコンは、小型化されているため、搭載可能な PC パーツに限界があります。また、内部空間が狭くて冷却性が悪いため、発熱量が多い高性能な PC パーツは搭載できません。そのため、光学ドライブがなくて別途で用意する必要があったり、あらゆる使用用途を満たすほど高性能なモバイルサイズはありません。そのため、モバイルサイズを選ぶ際は、自分にとって必要な機能性能を満たすのか十分に確認する必要があります。

メインマシンとして使うには不向きだが、使用方法に工夫の余地有り

モバイルサイズのノートパソコンは、サイズが小さいため機能や性能は大幅に削られています。また、サイズが小さいので画面とキーボード面積が狭いです。そのため、目や手等が疲れやすく、長時間の使用に向いていません。そのため、モバイルサイズのノートパソコンは、メインマシンとして使うのではなく、2台目として使うサブ的な使い方に向いています。

ただし、自宅等の室内では、外部ディスプレイ(液晶モニター等)や USB 接続型キーボード等の別途でパソコン周辺機器を用意してデスクトップパソコンの使用感覚に近づける事は可能です。こうすれば、外出先では小型さと軽量さのメリットを享受でき、自宅等の室内では小型さと軽量さのデメリットをカバーできます。

特殊なモバイルサイズもあり

同じモバイルサイズのノートパソコンでも、随分と特徴が異なるものがあります。例えば、 ミニノートパソコンとも呼ばれるモバイルサイズのノートパソコンがあります。ミニノートパソコンの特徴として、約5万円程度という安さがありますが、安いだけあって機能と性能はかなり抑えられています。インターネットやメール等に使う程度であれば、十分なパフォーマンスを持っていますが、安さに釣られて機能と性能が自分にとって十分かどうか検討しないで購入してしまうと、後悔してしまうかもしれません。

モバイルサイズに限った事ではありませんが、選ぶときはどのような機能を持ち、どの程度の性能を持つのか、メーカー公式サイトで調べたり、店頭等でカタログを入手して十分調べる必要があります。

小型だから安い訳ではない

ノートパソコンは、小型化にかかるコスト増等のため、モバイルサイズのノートパソコンの価格は高い傾向にあります。中には非常に安いモバイルサイズもありますが、かなり機能や性能が削られています。そのため、単に価格の安さを狙うのであれば、モバイルサイズではなく、A4 サイズや B5 サイズを選ぶのがおすすめです。

ノートパソコンのサイズと液晶画面の大きさ

サイズは液晶画面のサイズで判断する

最近はノートパソコンのサイズは液晶のサイズで表示されていることが多いです。だいたいの目安として15型以上は A4 サイズ、14型〜12型は B5 サイズ、11型以下はモバイルサイズです。

ノートパソコンのサイズ 特徴
A4 サイズ
(液晶15型以上)
機能性能に優れるが、大きくて重くて持ち運びにくい。
液晶画面が大きく、キーボードスペースが広いので使いやすい。
B5 サイズ
(液晶12型〜14型)
機能性能と携帯性のバランスに優れている。
モバイルサイズ
(液晶11型以下)
携帯性に優れていて小さくて軽くて持ち運びやすい。
液晶画面が小さく、キーボードスペースがせまいので使用するときの快適さが劣る。
バッテリー駆動時間が長い機種が多い。

ワイド画面が良いとは限らない

最近のパソコンの液晶はワイド画面であることが多くなってきて値段も下がってきました。映画などのワイド画面をよく観る人にとって便利です。また、ウインドウを広く使えますので文書の編集作業等にも便利です。さらに自動的にキーボードの面積も広くなりますので便利です。

ただし、同じサイズ(例えば14型)で比較した場合、通常の 4:3 画面と比べて、ワイド画面の場合は、横に広くなり、縦は狭くなります。使用用途によっては縦に狭くなると困る場合があるので注意が必要です。例えば、ワード資料や PDF 資料は、縦に長い画面の方が読みやすく、たいていのインターネットのサイトは縦に長いほうが見やすくなっています。なので、自分はノートパソコンでどのような使い方をするのかよく考え、ワイド画面が良いのかよく検討するのが無難です。

AC アダプターのサイズ、重量の選び方

外出先へ持ち運ぶなら、小型化と軽量化がされているか重視

電源コンセントから供給される電力は交流電流ですが、ノートパソコンで使えるよう直流電流にする必要があります。その役割を担うのが AC アダプターで、ノートパソコンに必須の装置です。

AC アダプターを小型化し、軽量化するには結構コストがかかるものです。本体サイズが大きい方のモデルだと、AC アダプターのサイズが大きくて重量がある可能性が高いです。ノートパソコンを自宅などで使用し動かさないのであれば、サイズが大きくて重くても問題ありませんが、外出先に持ち運ぶとなると負担となります。

そのため、ノートパソコンの持ち運びのしやすさを重視するなら、本体だけでなく、AC アダプターのサイズと重量も確認しておきたいです。特にモバイル用途に適した薄型で軽量なノートパソコンであれば、AC アダプターも持ち運びしやすいよう小さくて軽い可能性が高いです。

サイズ、重量が不明な場合

特に大型サイズのノートパソコンに見られますが、仕様等に AC アダプターのサイズや重量まで記載されていない事があります。その場合は、AC アダプターが小さくて軽い事には期待できません。

持ち運びのしやすさが特長の小型で軽量なノートパソコンであれば、AC アダプターも持ち運びがしやすいよう考慮されているものですが、大型サイズのノートパソコンだと、室内でほぼ設置場所を固定して使う前提で作られていますので、AC アダプターのサイズも大きく重い傾向があります。

そのため、大型サイズのノートパソコンは本体だけでなく、AC アダプターのサイズと重量によっても持ち運びがしづらいものとなっている事を踏まえておく必要があります。