パソコンの選び方と買い方

ハードディスク

最終更新日 2007年12月16日

ハードディスク容量

ノートパソコンは構造上ハードディスクの容量がデスクトップパソコンに比べ少なめです。標準で容量80GBが目安です。ハードディスクの容量は余裕があったほうが便利ですが、モバイルサイズは構造上搭載可能なHDD容量が少なめの場合があります。

ノートパソコン使用目的など 容量の目安
・動画ファイルなど容量の大きいデータを扱いたい。
・テレビパソコンとして使用する。
・ゲームソフトなど多くのアプリケーションをインストールしたい。
120 GB以上
・それほど容量の大きいデータは扱わなく標準的なHDD容量があれば十分。 80 GB
・ワードファイルやエクセルデータなど少量の容量のファイルを中心に扱う程度。 40 GB

大型ノートパソコンでは200GBや160GBの容量が搭載可能な機種もあります。できるだけハードディスクの容量が多いノートパソコンが欲しい方は注目しておきたいです。

ハードディスク接続方式

ハードディスクのスペックで、容量の他に接続方式が記載されている場合が多いです。接続方式によりハードディスクの動作速度のスピードが違いますので、パソコンを快適に操作するには大事な項目です。接続方式は ATA規格の名称からわかります。ATA規格には次のようなものがあります。

ANSI規格名 通称 転送速度
ATA IDE 8.33MB/s
ATA-2 Enhanced IDE 16.6MB/s
ATA-3 Enhanced IDE 16.6MB/s
ATA-4 Ultra ATA/33 33MB/s
ATA-5 Ultra ATA/66 66MB/s
ATA-6 Ultra ATA/100 100MB/s
ATA-7 Ultra ATA/133 133MB/s
Serial ATA 1.5 Gbps Ultra SATA/1500 150MB/s
Serial ATA 3.0 Gbps Ultra SATA/3000 300MB/s

最近のパソコンはSerial ATAのどちらかとなっている場合が多いです。BTOカスタマイズのときは接続方式まで選べる事があまりありませんが、接続方式が選べるなら転送速度が速い方を選ぶと良いでしょう。

ハードディスク回転数

ハードディスクの回転数ですが多くは4200rpや5400rpm、または7200rpmとなっています。若干数値が前後しますが、だいたい回転数が低めか高めとなっています。このハードディスク回転数の数値は、1分間に回転する速度を表します。回転速度が速いほうがハードディスクの処理は速いですが、同時に熱の発生の増加と動作音の増加につながります。熱に弱いノートパソコンとハードディスクの転送速度の向上を考えると、回転数を低いのものを選んでも間違いではないです。カタログ等にも表示されていないこともあるので、あまり気にする必要はありません。最近のノートパソコンでは回転数が低めのハードディスクを搭載していることが多いです。

RAID構成

RAID構成を採用する機種も少なからずあります。パソコン使用目的に応じてRAID構成を選ぶと効率が上がるでしょう。処理速度を求めるならRAID0、サーバー管理のため大切なデータの安全性などを求めるならRAID1かRAID5を選びたいです。

RAID構成は後で変更することも可能です。ただし全てのRAID構成を選べるとは限らず、またRAID構成を行うとHDD上の全てのデータは失われます。

種類 特徴
RAID0 複数のHDDに分けてデータを記録します。データの読み出し速度の向上が可能ですが、データの安全性の向上にはなりません。
RAID1 複数のHDDに同じデータを記録します。どれかのHDDが故障してもデータが保護できます。普通2台のHDDに同じデータを記録します。よって使用できるHDD容量が半分になりますが、データの安全性の向上が可能です。
RAID5 複数のHDDに分けてデータとエラーを訂正するための情報パリティを記録します。パリティに使用する容量はHDD1台分となります。どれかのHDDが壊れてもパリティよりデータが復旧できます。RAID5設定を利用するには3台以上のHDDが必要です。
RAID6 RAID5と似ていますが、データとエラーを訂正するための情報パリティの記録容量がHDD2台分となります。どれか2台のHDDが壊れても他のHDDに記録されたパリティよりデータが復旧できます。RAID6設定を利用するには4台以上のHDDが必要です。
RAID10 RAID0とRAID1を組み合わせた記録方式です。例えば4台のHDDがあるとして、2台ずづ分けAとBのグループに分けるとします。AとBそれぞにRAID0としてデータが記録されます。AとBそれぞれに同じデータが保存されているためどちらかが故障してもデータは保護されます。RAID10設定を利用するには4台以上のHDDが必要です。

ノートパソコンは構造上搭載可能なHDDが少ないので、HDDが2台あれば設定可能なRAID0かRAID1を選べる場合が多いです。処理速度を上げるためにRAID0に設定されていることも多いですが、ノートパソコンはHDDに衝撃が加わる危険性がデスクトップパソコンよりも多いので、RAID1設定も多く見られます。