外部インターフェース - ノートパソコンの選び方

最終更新日 2017年04月13日

外部インターフェースとは

外部インターフェースは、パソコン周辺機器と接続するために使用します。どのノートパソコンにも十分な外部インターフェースが搭載されていますが、必要な外部インターフェースがある場合は、ノートパソコンの外部インターフェースに関する仕様をよく見て選ぶ必要があります。

ノートパソコンの外部インターフェースは少なめ

ノートパソコンは構造上仕方ないですが、外部インターフェースが少なめです。特に小型のノートパソコンほどその傾向は顕著です。なので、もし外部インターフェースが豊富なノートパソコンを選びたい場合は、A4 サイズ以上の大型ノートパソコンを選ぶ必要があります。

もし、小型ノートパソコンを選ばざるを得ないのであれば、外部インターフェースの少なさに妥協して選ぶ必要があります。

外部インターフェースの追加

ノートパソコンは購入後に PC パーツの交換や追加等をして外部インターフェースを増やす事は難しいですので、必要な外部インターフェースがあれば、はじめから搭載されているノートパソコンを選ぶ事が重要です。しかし、今は様々なインターフェース変換ケーブルや変換アダプタがあり、ある外部インターフェースを別種類の外部インターフェースと接続可能となるケースが多いです。

例えば、廃れた外部インターフェース PC カードスロットを搭載するノートパソコンは見られませんが、USB であればどのノートパソコンにもあります。そこで、USB 接続で使用する PC カードスロット変換アダプタを使用すれば、USB が搭載されているノートパソコンで PC カードスロットに挿して使用する PC カードが使えるようになります。

このように、ノートパソコンに必要な外部インターフェースが無くても、インターフェース変換ケーブルや変換アダプタを利用して、ノートパソコンに外部インターフェースを追加する事ができますので、必要な外部インターフェースが無くてもインターフェース変換ケーブルや変換アダプタで対応できるのであれば、必要な外部インターフェースが搭載されていないノートパソコンを選んでも問題ないと言えます。

パソコン周辺機器との接続によく使われる USB

どのノートパソコンにも付いている USB

USB は、パソコン周辺機器との接続によく使われる外部インターフェースです。USB が付いていないノートパソコンを見つけるのが困難なほどですが、USB が無くてもノートパソコンを使えない事はありません。しかし、USB 接続式マウスや USB メモリー、外付け HDD 等、ノートパソコンを使う上で USB を使う機会は必ずと言っていいほどありますので、USB は必須の外部インターフェースと言えます。

USB の規格、端子形状の規格

USB について注目すべき点で、USB の規格があります。USB 規格によってデータの転送速度が決まりますので、できるだけデータを速くやり取りしたい場合は、新しい規格の USB が採用されているノートパソコンを選ぶことが重要となってきます。USB 端子形状の規格については重視して選ぶ必要はありませんが、認識しておく必要はあります。

USBの規格、端子形状の規格にて、各規格の違いについて記載しています。

USB の規格

最近の新しいノートパソコンでは見られなくなりましたが、データ転送速度の遅い USB1.1 はもう時代遅れです。最新規格は、USB3.1 Gen2 であり、データ転送速度が大幅に向上しています。

USB3.1 Gen2 の USB 端子が搭載されているノートパソコンを選びたいところですが、USB3.1 Gen1(USB3.0)でもデータ転送速度は十分速いですので、よほどデータを高速にやり取りする必要がない限り、USB3.1 Gen1(USB3.0)でも問題はありません。

USB 端子の数が多いノートパソコンだと USB2.0 が見られますが、マウスや外付け DVD ドライブ等の周辺機器は USB2.0 のデータ転送速度で十分であり、USB3.1 Gen1(USB3.0)のデータ転送速度を活かせる周辺機器であっても、例えば外付け SSD ドライブは USB2.0 のデータ転送速度でも大容量のデータをやり取りしなければ十分快適に使えます。

また、一部の周辺機器は USB2.0 の USB 端子でないと正常に動作しません。これは珍しいトラブルですので USB2.0 の USB 端子がノートパソコンになくても問題ありませんが、USB2.0 の USB 端子があっても悪いことではありません。

USB 端子形状の規格

新たに登場した Type-C は、小型・薄型化に有利なためノートパソコンで普及が進んでいますが、まだまだ従来の Type-A の USB 端子が多く見られます。

今後しばらくはノートパソコンでも周辺機器でも全てが Type-C に置き換わるわけではなく、Type-C 登場前の周辺機器の存在も考慮すれば、ノートパソコンの USB 端子が Type-C であっても Type-A であっても USB 変換アダプター(変換ケーブル)が必要になります。

そのため、ノートパソコンの USB 端子が Type-C か Type-A にこだわって選ぶ必要はありません。

USB の数

USB は、ノートパソコン1台に複数付いているものですが、できれば3つ以上欲しいところです。USB の数が多いほど、複数のパソコン周辺機器と同時に接続でき便利です。ただし、手軽に持ち運べる小型サイズとなると2つ程度しか無い場合が多いですが、小型サイズを選ぶなら構造上 USB が少なくても仕方ありません。

USB の数が少なくても、USB ハブと呼ばれるパソコン周辺機器を利用する手があります。USB ハブを利用すれば、1つの USB を複数の USB に増やせますので、ノートパソコンに搭載される USB の数について、あまり気にせずに選んでも問題ないと言えます。

電源オフ、スリープ、休止状態時における USB 充電機能

USB は電力の供給ができるため、スマートフォン等の充電に利用できます。通常はノートパソコンが起動している必要があり、電源オフ、またはスリープ、休止状態では電力供給が停止するため、充電できません。

しかし、このような状態でも電力供給して充電が可能な機能があり、電源オフ USB 充電機能やパワーオフ USB 充電機能、USB スリープアンドチャージ等と呼ばれます。このような機能に対応していれば、例えばノートパソコンの電源をオフにして鞄に入れた状態でスマートフォンと USB 接続して充電する事が可能となります。

もし、電源オフ、スリープ、休止状態時でも、USB を利用してスマートフォン等を充電する使い方をしたいのであれば、上記の機能に対応した USB を搭載するノートパソコンを選ぶ必要があります。

音声入出力端子

ノートパソコンを選ぶ上で、音声入出力端子について気にして選ぶ必要性は低いです。ノートパソコンは外部インターフェースを搭載できるスペースがかなり限られますので、ノートパソコンに搭載される音声入出力端子はよく使われるマイク入力端子やヘッドフォン出力端子くらいです。

パソコンに搭載される音声入出力端子にて、パソコンで見られる各音声入出力端子の特徴について記載しており、他にも音声入出力端子がありますが、ノートパソコンではマイク入力端子とヘッドフォン出力端子以外の音声入出力端子はあまり見られません。

ライン入力端子、ライン出力端子が搭載されているノートパソコンは少なく、サラウンド端子、光デジタルオーディオ入力端子、出力端子が搭載されているノートパソコンは無きに等しいです。

これらの音声入出力端子が必要な場合は、音声入出力端子と USB を変換する変換アダプターを使用することにし、音声入出力端子について気にせずにノートパソコンを選ぶ方が良いです。

映像入力端子搭載ノートパソコンは無きに等しい

ノートパソコンには、どのモデルにも映像出力端子が搭載されていますが、映像入力端子が搭載されているモデルは非常に少ないです。

映像入力端子搭載ノートパソコンを使いたいというニーズはあると思われますが、需要が小さいせいか無きに等しいです。

映像入力端子搭載ノートパソコンは見られますが、ノートパソコンを外付け液晶ディスプレイのように使えるのみ、すなわち外付けの映像出力機器と接続して、その機器から出力された映像をノートパソコンの液晶ディスプレイに表示させることができるのみです。ノートパソコンに入力した映像をデータとして保存することはできません。

ノートパソコンで映像データとしての保存も含めて映像入力を行いたいなら、ビデオキャプチャーと呼ばれる周辺機器を使う方法があります。ビデオキャプチャーを使うことにすれば、無理に映像入力端子搭載ノートパソコンを選ぶ必要はありません。

HDMI 出力端子搭載ノートパソコンが選択の目安

映像出力端子には、インターフェース規格が異なる複数の種類があります。それぞれの違いについては、 パソコンに搭載される映像出力端子 にて記載しています。

基本的にノートパソコンの映像出力端子には、HDMI 出力端子が1つあれば十分です。D-sub 15pin 出力端子が広く普及していましたが、今では HDMI 出力端子が広く普及しています。(2017年4月13日時点)

DisplayPort 出力端子ノートパソコンは、徐々に増えてきている

DisplayPort は、HDMI よりも遅れて登場したインターフェース規格です。DisplayPort 出力端子の普及は進んでいませんが、徐々に DisplayPort 出力端子が搭載されたノートパソコンが増えてきています。

HDMI 出力端子と比べて、どちらが良いのか気になるところですが、優劣付けるのは難しいほどですので、どちらかにこだわって選ぶ必要性は低いです。

後に詳しく記載しますが、DisplayPort から HDMI へ変換するアダプターを使えば DisplayPort 出力端子から HDMI 入力端子へ接続し映像出力できます。

そのため、HDMI 出力端子が必要であっても、HDMI 出力端子がなく DisplayPort 出力端子があるノートパソコンを選んでも問題ありませんが、HDMI 出力端子をよく使うなら HDMI 出力端子搭載ノートパソコンを選ぶ方が便利です。

D-sub 15pin 出力端子搭載ノートパソコンは少なくなってきている

D-sub 15pin 出力端子は、アナログ RGB 出力端子、または VGA 出力端子とも呼ばれる映像出力端子です。外付け液晶ディスプレイやプロジェクター等との接続に使われます。

昔は、どのノートパソコンにも D-sub 15pin 出力端子が見られましたが、HDMI や DisplayPort 出力端子の登場で、D-sub 15pin 出力端子は廃れつつあります。

特にモバイルノートパソコンでは、薄型化が進むことで薄型化に有利な HDMI 出力端子や DisplayPort 出力端子を搭載し、D-sub 15pin 出力端子を搭載しないノートパソコンが増えてきています。

映像入力端子を搭載する外付け液晶ディスプレイやプロジェクター等でも D-sub 15pin 入力端子は廃れつつありますので、D-sub 15pin 出力端子を使う機会がない人が多いでしょうから、D-sub 15pin 出力端子がなくても問題ありません。

もし D-sub 15pin 出力端子が必要になっても、変換アダプターを使用すれば HDMI 出力端子や DisplayPort 出力端子から D-sub 15pin 出力端子に変換できます。

つまり、変換アダプターを使えば、HDMI 出力端子や DisplayPort 出力端子搭載ノートパソコンと D-sub 15pin 入力端子を搭載する外付け液晶ディスプレイやプロジェクター等と接続して映像を出力できます。

ただし、ノートパソコンと変換アダプターとの組み合わせによっては正常に動作しない場合がありますので、ノートパソコンを販売するショップで純正の変換アダプターや動作確認済みの変換アダプターがあれば、同時に購入しておくと安心です。

DVI-I 出力端子、DVI-D 出力端子搭載ノートパソコンは見られない

D-sub 15pin 出力端子はアナログ接続ですが、DVI-I 出力端子と DVI-D 出力端子は画質の劣化が無いデジタル接続が可能な映像出力端子です。DVI-I 出力端子の方はアナログ接続も可能で、変換ケーブルを用いれば D-sub 15pin 入力端子と接続できます。

昔は、DVI-I 出力端子や DVI-D 出力端子を搭載するノートパソコンがありましたが、非常に少なかったです。デジタル接続が可能な HDMI 出力端子や DisplayPort 出力端子が普及した今では、DVI-I 出力端子や DVI-D 出力端子を搭載するメリットは特にありませんので、DVI-I 出力端子や DVI-D 出力端子搭載ノートパソコンは見られません。

インターフェース規格の変換

ノートパソコンを液晶ディスプレイ等と接続する際は、ノートパソコンの映像出力端子と液晶ディスプレイ等の映像入力端子でインターフェース規格が同じであるのが望ましいですが、様々なインターフェース規格が存在しているため一致するとは限りません。

ノートパソコンの映像出力端子で比較的見られるインターフェース規格は D-sub 15pin、HDMI、DisplayPort ですが、D-sub 15pin は基本的に他のインターフェース規格への変換が難しいです。

HDMI や DisplayPort では、これらのインターフェース規格が登場する前に使われてきた液晶ディスプレイ等と接続できるよう他のインターフェース規格への変換によく対応しています。

インターフェース規格の変換については、映像出力端子インターフェース規格の変換可能な組み合わせにて詳細に記載しています。

ただし、変換可能であっても、ノートパソコン、変換アダプター、液晶ディスプレイ等の組み合わせによっては、正常に出力できない場合があります。特にノートパソコンと変換アダプターとの間で問題が起こりやすいため、もし純正の変換アダプターも販売されていれば、同時に購入しておくのがおすすめです。

有線 LAN 端子の選び方

薄型ノートパソコンには、有線 LAN 端子が無い場合あり

有線 LAN 端子は、LAN ケーブルを接続して有線でインターネット等を利用するために使用する外部インターフェースです。

有線 LAN 端子は、ノートパソコンに限らず、どのパソコンにも搭載されてきましたが、有線 LAN 端子は薄型化するために不利になってくるため、薄型ノートパソコンでは有線 LAN 端子が搭載されていないモデルが見られます。

有線 LAN 端子が無くても、無線 LAN でインターネット等を利用できますし、有線 LAN 端子が必要になっても、USB 接続で使用する有線 LAN 端子と USB 端子を変換するアダプターがありますので、有線 LAN 端子が無いノートパソコンを選んでも問題ありません。

頻繁に有線 LAN 端子を使用するなら

頻繁に LAN ケーブルを接続してインターネット等を利用する機会が多いなら、有線 LAN 端子が搭載されたノートパソコンを選ぶ方が良いです。

特にノートパソコンを外出先に持ち運び、LAN ケーブルに接続する事が多いなら、変換アダプターも持ち運ぶ手がありますが、変換アダプターの紛失や忘れた場合を考慮して、有線 LAN 端子搭載ノートパソコンを選ぶ方が良いです。

TV アンテナ端子

TV アンテナ端子は、アンテナケーブルに接続して、テレビ映像の視聴や録画を行うために使用します。TV アンテナ端子は、テレビ機能を搭載するノートパソコンに付いています。必要であれば、テレビ機能搭載ノートパソコンを選ぶ必要があります。

USB 接続で使用する外付けの TV チューナーを利用すれば、TV アンテナ端子が付いていないノートパソコンでもテレビ映像の視聴や録画を行えますので、テレビ機能非搭載ノートパソコンでも、後にパソコン周辺機器を利用する形で、TV アンテナ端子を追加できます。


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