ターボ・ブースト時クロック周波数が上がるコアは一部?全部?

最終更新日 2019年10月11日

ターボ・ブースト時クロック周波数が上がるコアは一部なのか全部なのか

性能アップのための重要ポイント 1/2 | BIOS設定★最新レシピ | DOS/V POWER REPORT には、Intel Turbo Boost Technology に対応している Core i7-965 Extreme Edition について、以下のとおり書かれています。(この記事は2009年6月号の記事)
たとえば、Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz:定格倍率24倍)をデフォルト設定で使用した場合、1コアだけアクティブな状態なら、定格倍率+2倍でそのコアのみ26倍(約3.5GHz)で動作し、2〜4コアがアクティブな状態なら、定格倍率+1倍でそれぞれが25倍(約3.3GHz)で動く。
アクティブな状態とは、コアに負荷がかかっており動作している状態のことです。

全てのコアがアクティブな状態でもターボ・ブーストによりクロック周波数は向上するようですが、アクティブなコア数が少ないほどクロック周波数の向上幅が大きいようです。

他の CPU でも同じかどうかは不明です。

モバイル向け新Core iシリーズのCPU性能をじっくり調べてみた (1/4) - ITmedia PC USER には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2010年1月20日)
 TBは各モデルごと、アクティブなコア(命令処理に使われているコア)の数によって上限が決められている。既存のクアッドコアCore i7(Clarksfield)では4コア全部がアクティブな状態になるとクロックアップが小幅に抑えられるが、デュアルコアの新Core iシリーズ(Arrandale)では2コア両方がアクティブな状態でも大幅にクロックアップするのが特徴で、特に上位グレードのCore i7はクロックアップの幅が大きく設定されている。TBの仕様は下表を参照してほしい。

シリーズ プロセッサー・ナンバー 基本動作クロック TB最大クロック(3〜4コア使用) TB最大クロック(2コア使用) TB最大クロック(1コア使用)
Core i7(Clarksfield) 920XM Extreme Edition 2GHz 2.26GHz 3.06GHz 3.2GHz
820QM 1.73GHz 2GHz 2.8GHz 3.066GHz
720QM 1.6GHz 1.73GHz 2.4GHz 2.8GHz
Core i7(Arrandale) 620M 2.66GHz - 3.06GHz 3.33GHz
640LM 2.13GHz - 2.66GHz 2.93GHz
620LM 2.0GHz - 2.53GHz 2.8GHz
640UM 1.2GHz - 1.86GHz 2.26GHz
620UM 1.06GHz - 1.73GHz 2.13GHz
Core i5(Arrandale) 540M 2.53GHz - 2.8GHz 3.06GHz
520M 2.4GHz - 2.66GHz 2.93GHz
520UM 1.06GHz - 1.6GHz 1.86GHz
430M 2.26GHz - 2.53GHz 2.53GHz

ターボ・ブースト・テクノロジーに対応している CPU は、どの CPU も基本的にアクティブなコア数が少ないほどターボ・ブーストによるクロック周波数の向上幅が大きいようですが、アクティブなコア数に応じて向上するクロック周波数の幅は CPU によって違うようです。

「2010 インテル® Core プロセッサー」がもたらす、モバイルノートPCの劇的な進化 (1/4) - ITmedia PC USER には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2010年7月26日)
 インテル ターボ・ブースト・テクノロジーは、動作クロックをCPUの状態に応じて定格クロック以上に上昇──つまり「クロックアップ」させる技術だ。動作クロックの上昇幅は、あらかじめCPUごと、そしてアクティブなコア数(スレッドを実行しているコア数)ごとに上限が決められており、アクティブなコア数が少ないほど大きくクロックアップできるようになっている。
同記事によると、マルチコアに最適化されていないアプリケーションでは1つのコアだけに負荷がかかり他のコアはほとんど使われないことがありますが、このような状態の時に1つのコアのクロック周波数を向上させて高速処理する役割が、ターボ・ブースト・テクノロジーにあるようです。

また、モバイルパソコン向け CPU では、定格クロック周波数を低めに設定して消費電力を抑え、ターボ・ブースト・テクノロジー機能時にクロック周波数を大幅に向上させることで高速に処理し、低消費電力と高速動作を両立する意味合いもあるようです。


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