所持中のパソコンを性能アップさせ、ゲームパソコンを買わずに済ませる
最終更新日
2023年09月07日
PC パーツを交換(増設)して性能アップ
現在持っているパソコンの性能が不足し、PC ゲームを快適にプレイできないため、新しいパソコンを購入しようと検討しているなら、所持しているパソコンに搭載されている PC パーツを交換したり、または PC パーツを増設して、PC ゲームを快適にプレイできるようにできないか検討してみるのがおすすめです。
所持しているパソコンが、PC ゲームを快適にプレイできる性能を満たしていないパソコンでも、PC パーツを購入して交換(増設)する事で、PC ゲームを快適にプレイできるようになるかもしれません。
そうなれば、出費を抑えられます。例えば、PC ゲームを快適にプレイできるためには、価格10万円のパソコンを選ぶ必要があった場合、もし所持しているパソコンに価格3万円のビデオカードを交換(増設)すれば済むのであれば、7万円も浮きます。
所持しているパソコンが、PC ゲームを快適にプレイできる性能を満たしていないパソコンでも、PC パーツを購入して交換(増設)する事で、PC ゲームを快適にプレイできるようになるかもしれません。
そうなれば、出費を抑えられます。例えば、PC ゲームを快適にプレイできるためには、価格10万円のパソコンを選ぶ必要があった場合、もし所持しているパソコンに価格3万円のビデオカードを交換(増設)すれば済むのであれば、7万円も浮きます。
PC ゲームで重要な PC パーツ
PC ゲームを快適にプレイできるためには、CPU の性能、メインメモリーの容量、グラフィックスの性能が重要になってきます。どれか1つでも不足すると、PC ゲームを快適にプレイできません。
また、どれも交換や増設で不足を改善できますが、どのパソコンでもできるわけではありません。
PC ゲームでは、グラフィックス性能が最も重要になります。まずはグラフィックス性能が不足していないか調べてみると良いです。調べ方ですが、快適にプレイしたい PC ゲームの推奨モデルのスペックや、快適にプレイしている人が使用しているパソコンのスペック、ベンチマーク結果を、インターネットで探して調べ、所持しているパソコンと比較してみると良いです。
PC ゲームの公式サイト等では、PC ゲームの動作に必要なスペックが記載されていますが、それは PC ゲームの動作に最低限必要なレベルのスペックですので、そのスペックを満たしていても快適にプレイはできません。
推奨スペックが記載されている場合、そのスペックを満たしているなら快適にプレイできるでしょうが、控えめに記載している傾向があり、高解像度や高画質設定だと快適にプレイできない可能性が高いです。
CPU とメインメモリーに関しても、調べ方はグラフィックス性能と同様です。
また、どれも交換や増設で不足を改善できますが、どのパソコンでもできるわけではありません。
CPU の性能 | ・CPU 交換で性能アップできる |
---|---|
メインメモリーの容量 | ・メインメモリー増設で容量アップできる |
グラフィックスの性能 | ・ビデオカードの交換、非搭載の場合は増設で性能アップできる |
PC ゲームでは、グラフィックス性能が最も重要になります。まずはグラフィックス性能が不足していないか調べてみると良いです。調べ方ですが、快適にプレイしたい PC ゲームの推奨モデルのスペックや、快適にプレイしている人が使用しているパソコンのスペック、ベンチマーク結果を、インターネットで探して調べ、所持しているパソコンと比較してみると良いです。
PC ゲームの公式サイト等では、PC ゲームの動作に必要なスペックが記載されていますが、それは PC ゲームの動作に最低限必要なレベルのスペックですので、そのスペックを満たしていても快適にプレイはできません。
推奨スペックが記載されている場合、そのスペックを満たしているなら快適にプレイできるでしょうが、控えめに記載している傾向があり、高解像度や高画質設定だと快適にプレイできない可能性が高いです。
CPU とメインメモリーに関しても、調べ方はグラフィックス性能と同様です。
PC パーツを交換(増設)できるパソコンのタイプ
パソコンのタイプによって、PC パーツを交換(増設)できるかどうか変わってきます。所持しているパソコンを、PC パーツを交換(増設)して性能アップさせようとするなら、PC パーツを交換(増設)可能かどうか調べる必要があります。
デスクトップパソコンのタワー型、省スペース型、キューブ型であれば、CPU 交換、メインメモリー増設、ビデオカード交換(増設)全てほぼ可能です。
ただし、省スペース型は、電源容量が小さい電源ユニットしか搭載できず、PC ケース内部が狭いため、消費電力、発熱量がかなり大きい高性能 CPU は搭載できませんし、サイズが小さく消費電力と発熱量が小さいロープロファイル対応ビデオカードのみ搭載可能です。
キューブ型であれば、モデルによって本体サイズが異なりますが、本体サイズが小さいと省スペース型と同様な制限が発生します。
デスクトップパソコンの一体型、コンパクト型、ノートパソコンであれば、基本的にマザーボードにモバイル用 CPU が実装されており取り外しできませんので、CPU 交換できません。取り外せたとしても、モバイル用 CPU は単体での入手は難しいです。また、ビデオカードの搭載はできません。メインメモリー増設くらいならできますが、モデルによっては難しいです。
デスクトップパソコンのスティック型とタブレット PC であれば、メインメモリー増設すらできません。
○ほぼ可能、△モデルによっては難しい、×ほぼ不可能
(※1)電源容量が小さい、PC ケース内部が狭いため、消費電力、発熱量がかなり大きい高性能 CPU は搭載できない
(※2)電源容量が小さく、PC ケース内部が狭いと、消費電力、発熱量がかなり大きい高性能 CPU は搭載できない
(※3)電源容量が小さい、PC ケース内部が狭いため、ロープロファイル対応ビデオカードのみ搭載可能
(※4)電源容量が小さく、PC ケース内部が狭いと、ロープロファイル対応ビデオカードのみ搭載可能
デスクトップパソコンのタワー型、省スペース型、キューブ型であれば、CPU 交換、メインメモリー増設、ビデオカード交換(増設)全てほぼ可能です。
ただし、省スペース型は、電源容量が小さい電源ユニットしか搭載できず、PC ケース内部が狭いため、消費電力、発熱量がかなり大きい高性能 CPU は搭載できませんし、サイズが小さく消費電力と発熱量が小さいロープロファイル対応ビデオカードのみ搭載可能です。
キューブ型であれば、モデルによって本体サイズが異なりますが、本体サイズが小さいと省スペース型と同様な制限が発生します。
デスクトップパソコンの一体型、コンパクト型、ノートパソコンであれば、基本的にマザーボードにモバイル用 CPU が実装されており取り外しできませんので、CPU 交換できません。取り外せたとしても、モバイル用 CPU は単体での入手は難しいです。また、ビデオカードの搭載はできません。メインメモリー増設くらいならできますが、モデルによっては難しいです。
デスクトップパソコンのスティック型とタブレット PC であれば、メインメモリー増設すらできません。
CPU 交換 |
メインメモリー 増設 |
ビデオカード 交換(増設) |
|
---|---|---|---|
タワー型 | ○ | ○ | ○ |
省スペース型 | ○(※1) | ○ | ○(※3) |
キューブ型 | ○(※2) | ○ | ○(※4) |
一体型 | × | △ | × |
コンパクト型 | × | △ | × |
スティック型 | × | × | × |
ノートパソコン | × | △ | × |
タブレット PC | × | × | × |
(※1)電源容量が小さい、PC ケース内部が狭いため、消費電力、発熱量がかなり大きい高性能 CPU は搭載できない
(※2)電源容量が小さく、PC ケース内部が狭いと、消費電力、発熱量がかなり大きい高性能 CPU は搭載できない
(※3)電源容量が小さい、PC ケース内部が狭いため、ロープロファイル対応ビデオカードのみ搭載可能
(※4)電源容量が小さく、PC ケース内部が狭いと、ロープロファイル対応ビデオカードのみ搭載可能
PC パーツを交換(増設)して性能アップするリスク
所持しているパソコンにて、交換(増設)したい PC パーツを交換(増設)し性能アップできるとしても、PC パーツの交換(増設)には様々なリスクが伴います。
もしリスクが発生したら、PC ゲームを快適にプレイできる性能を満たすパソコンを買う方が簡単で安く済む場合があります。実際にやってみないとリスクが発生するか分かりませんが、PC パーツを交換(増設)して性能アップするなら、リスクを承知しておく必要があります。
以下は、PC パーツ交換(増設)で発生する可能性があるリスクです。
また、PC ケース内部が狭くて入らないため、PC パーツを搭載できない事もあります。CPU とビデオカードは、性能が高くなるほどサイズが大きくなる傾向があるため、他の PC パーツと物理的に干渉しやすいです。
元からある製品と交換のために用意した製品の組み合わせによっては、後者の製品の方が電力効率が高く、性能アップしても消費電力と発熱量が変わらない、または小さくなる場合もあります。
消費電力がアップすれば、十分な電源容量がないとパソコンは正常に動作しません。発熱量がアップすれば、十分な冷却性能がないと PC ケース内部の温度が上昇し、各 PC パーツが正常に動作する温度範囲を超えてしまいパソコンが正常に動作しない、さらに熱による劣化で故障を招く恐れが出てきます。
例えば、あるマザーボードとビデオカードは、仕様上では組み合わせて搭載し使用しても問題ないのに、原因不明で正常に動作しない場合は相性問題となります。
もしリスクが発生したら、PC ゲームを快適にプレイできる性能を満たすパソコンを買う方が簡単で安く済む場合があります。実際にやってみないとリスクが発生するか分かりませんが、PC パーツを交換(増設)して性能アップするなら、リスクを承知しておく必要があります。
以下は、PC パーツ交換(増設)で発生する可能性があるリスクです。
搭載できるはずと思ったら搭載できない
パソコンに搭載可能な CPU、メインメモリー、ビデオカードは、マザーボードによって決まってきます。マザーボードの仕様を確認し、慎重に CPU、メインメモリー、ビデオカードを選べば、しっかりと搭載可能なものを選べますが、間違って選んでしまったら搭載できません。また、PC ケース内部が狭くて入らないため、PC パーツを搭載できない事もあります。CPU とビデオカードは、性能が高くなるほどサイズが大きくなる傾向があるため、他の PC パーツと物理的に干渉しやすいです。
交換(増設)作業の失敗
PC パーツの交換(増設)作業は、それほど難しくはありません。しかし、PC パーツは精密機器ですので、誤って静電気や衝撃による破損を引き起こしてしまう場合があります。消費電力、温度問題
CPU 交換やビデオカード交換(増設)して性能アップさせるなら、基本的に消費電力と発熱量もアップします。その理由は、性能が高い製品ほど必要な電力が大きく、熱に変わる電力も大きくなるからです。元からある製品と交換のために用意した製品の組み合わせによっては、後者の製品の方が電力効率が高く、性能アップしても消費電力と発熱量が変わらない、または小さくなる場合もあります。
消費電力がアップすれば、十分な電源容量がないとパソコンは正常に動作しません。発熱量がアップすれば、十分な冷却性能がないと PC ケース内部の温度が上昇し、各 PC パーツが正常に動作する温度範囲を超えてしまいパソコンが正常に動作しない、さらに熱による劣化で故障を招く恐れが出てきます。
相性問題
仕様上は問題なく搭載できて正常に動作するはずなのに、特定が難しい原因で正常に動作しない事を相性問題と言います。例えば、あるマザーボードとビデオカードは、仕様上では組み合わせて搭載し使用しても問題ないのに、原因不明で正常に動作しない場合は相性問題となります。
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